2007年05月28日
「ヨイショ!」で元気を 人気の相撲健康体操
おすすめ度:★★★★★
「ヨイショ!」で元気を 相撲健康体操
背筋を伸ばしてしゃがむのが「気鎮(きしず)めの型」。両手をもむように擦り合わせる「塵浄水(ちりちょうず)の型」の後、ゆっくりと片足を上げて「ヨイショ!」としこを踏む。土俵上の伝統的な動きを取り入れた相撲健康体操が話題だ。
考案したのは日本相撲協会。相撲の基本動作の中から十二の型を抽出。企画担当の伊勢ノ海裕己茂(いせのうみ・ゆきしげ)親方は「柔軟性が高まり、足腰が鍛えられる。転倒事故による寝たきりを防止するためにも、お年寄りにはぜひ取り組んでいただきたい」と効用を説く。
一般向けの講習会が一昨年から各地で開催されているが、相撲ファンに人気なのが両国国技館(東京都墨田区)でのワークショップ。まわし姿の力士の掛け声で、参加者たちは仕切り、攻め、四ツ身などを行っていく。締めくくりは、ゆっくり腹式呼吸をしながら土俵入りの型。
「やっていて楽しい」「相撲への興味がわく」などと体験者たちに好評。カルチャースクールでの講習会も始まるなど、愛好者は徐々に広がりを見せている。
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2007年05月25日
銀座から美と文化発信 ハウス オブ シセイドウ
おすすめ度:★★★★★
銀座から美と文化発信 アーカイブテーブル
有名ブティックや老舗店が立ち並ぶ銀座・並木通りに面し、1872年の創業以来、女性の美しさをはぐくんできた資生堂の本社。その1、2階にあるのが、同社の文化発信施設「ハウス オブ シセイドウ」だ。
2階の常設スペースでは、最先端技術を駆使した縦約1メートル、横約9メートルの「アーカイブテーブル」が出迎えてくれる。テーブルの引き出しには、資生堂初の化粧水「オイデルミン」や、成分表から再現した大正時代の香水、美容部員の装いや美容雑誌の変遷などテーマごとに展示。ボタンに触れたり雑誌を取り出すと解説映像がテーブル天板に映し出される仕組みだ。
商品や企業資料、同社収蔵の美術品など計約8万件がデータベースで検索可能で、書棚には化粧文化や銀座に関する資料も豊富。女性はもちろん、美容関係の学生や男性の利用も多い。同社の担当者は「銀座で生まれ、育てていただいた。企業文化の蓄積を発信することで恩返しできれば」と思いを語る。
ミニシアターでは、歴代のテレビCMなど同社の映像作品を自由に選んで試聴できる。一階では絵画や写真など企画展を年6回前後開くなど、来館者の美意識を刺激する活動を続けている。
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2007年05月23日
レース見るか、映像見るか 大井競馬に巨大スクリーン
おすすめ度:★★★★★
レース見るか、映像見るか イルミネーション
東京・大井競馬場(品川区)に、世界最大級の網状スクリーンによるイルミネーションが登場し、人気を呼んでいる。
スクリーンは縦約8メートル、横約450メートル。赤青緑の発光ダイオード計約70万個をネットに取り付け、コンピューターで映像を操作する仕組み。春から秋にかけて開催されるトゥインクルレースの期間中、第2コーナーから第3コーナーまでの向こう正面の直線コース沿いに設置される。
イルミネーションは午後6時ごろから最終レース終了する9時ごろまで。映像は季節に応じて切り替え、4月末までは満開の桜並木、5月からは深緑をテーマに情景を演出する。同競馬場の担当者は「家族連れで見に来てください」。
11月2日まで。入場料は一般100円。03(3763)2151。
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2007年05月21日
クジラ標本は世界最大級 東京海洋大の水産資料館
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クジラ標本は世界最大級 クジラの標本
周囲を高層ビルに囲まれた東京海洋大学の品川キャンパス。正門からしばらく歩くと、セミクジラの巨大な骨格が目に飛び込んでくる。
体長約17メートル。1961年に日本政府が科学研究目的で捕獲したオスのもので、寄贈を受けた東京水産大(2003年、東京商船大と統合し東京海洋大)が71年から水産資料館の本館横で展示してきた。改修を経て、現在はガラス張りの「鯨(くじら)ギャラリー」内。クジラの骨格標本としては、世界最大級という。
近くの幼稚園の散歩コースに組み込まれ、周辺の住民にも親しまれる存在だ。頭骨の長さは五メートル以上で、ほぼ三頭身のクジラ。「口を広げて、たくさん食べるから頭が大きい」という説明に納得がいく。映画「ナイトミュージアム」のように、夜中に動きだしたら…と空想が膨らんだ。
本館では、大学の実習船が50年代から60年代にかけ南極海域から持ち帰ったアザラシ、ペンギンのはく製や、世界最大の二枚貝オオジャコガイなどを陳列。ノリ養殖や、かつお節の製造過程など海産物にまつわる話題も紹介する。
定置網の模型や、漁具からはさまざまな工夫が見て取れ、海とともに生きてきた人間の営みを思い描くことができる。
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2007年05月18日
現代アートの最前線 ワタリウム美術館
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現代アートの最前線 ワタリウム美術館
屋上に円筒がある5階建ての現代的な外観が目を引く。フロアが二等辺三角形の独特な構造。ワタリウム美術館は、サンフランシスコ近代美術館を手掛けたスイス人建築家、マリオ・ボッタが設計した。
1990年の開館以来、一線で活躍する国内外の芸術家を紹介している。企画展自体を、アーティストと一緒に作り上げることもある。最先端の情報に触れようと、写真家やイラストレーターらも訪れる。
アンディ・ウォーホルから、ビデオアートの先駆者、ナムジュン・パイクの作品まで約2000点以上を収蔵。広報担当者は「建物を含めて、現代アートを体験できる空間です」と話す。
展示替えは年4回。5月27日までは「ブルーノ・タウト展 アルプス建築から桂離宮へ」を開催。桂離宮を“再発見”したことで知られるドイツの建築家に焦点を合わせたユニークな企画だ。
書店とミュージアムショップが充実しているのも魅力。アーティストが考案したオリジナルのTシャツや、一つずつ模様が違う手染めのレターセットなど、手に取ってみるだけで心が躍る。
難解と思われがちな現代アートだが、ここを見て歩くと自分なりの楽しみを発見できそうだ。
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しゃれた細工、優雅な時間 釣り文化資料館
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しゃれた細工、優雅な時間 釣り具が並ぶ館内と観客
釣りをしたことがなくても、たっぷり一時間は楽しむことができる。名工が手掛けた漆塗りの竿(さお)や、竹で編まれたビク。工芸品としての美しさに魅了される。
入り口近くには、高さ約2・25メートルの木製の脚立があった。東京湾から姿を消したと言われるアオギス釣りに使った。江戸時代から昭和30年代まで、干潟や浅瀬で釣り人が座って糸を垂れていたという。優雅な時間の流れを感じる。
明治時代末期からの和竿を約150本収蔵。サオの他に、リール、サメ釣りに使う手のひらより大きな針、浮きなどを展示している。平日の昼間、かばんを抱えながら熱心に見入るサラリーマンの姿もある。
広報担当者は「高名な竿師による作品だけでなく、一般に使われていた道具も、その時代を象徴する釣り文化として展示しています」と話す。
名匠、四代目竿忠(さおちゅう)の茶色の光沢が鮮やかな竹製のハゼ竿や、朱と黒の色が豪華な「笛巻竿」。ヘラブナ釣りの浮きはクジャクの羽を使い、手の込んだ細工が施されている。
しゃれたデザインは、釣りが文化でもあることを示す。釣り具に見入っていると、不思議と海辺や渓流の光景が浮かんできた。
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東大は古代ハスの香り? 親の気を引く新商品誕生
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東大は古代ハスの香り? 蓮香オードパルファム
2千年以上前の香りが楽しめます―。東京大学が今春発売したオオガハスの香水「蓮香(れんか)オードパルファム」が人気を集めている。入学シーズンと重なったこともあり、とりわけ親の世代が記念品として注目。取り扱う東大コミュニケーションセンターでは、発売初日から数日で300本以上が売れたという。
オオガハスは1951年、東大検見川厚生農場で弥生時代の地層から発掘された古代ハスの実。大賀一郎博士が発芽、開花に成功したことから、その名を取った。国内外に根分けされている。
生命の神秘を感じさせる香りの成分は、東大と資生堂が共同で分析した。本来の香りはすっきりと甘く、涼しげ。それをベースに「蓮香―」は、ローズやアニスの香りなども配合されている。資生堂は全国各地の観光協会と香水開発に取り組んでいるが、大学ブランドを手掛けたのは初めてだ。
「優しさとスパイシーさが盛り込まれています」と同センター。東大をイメージできる香りとなるように、男女兼用にしてあるそうだ。30ミリリットル入りで2100円。同センターのみで販売。
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おやじバンドもネット販売 試聴が購入の決め手に
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おやじバンドもネット販売 フォーク・ドリーマーズ
おやじバンドも、インターネットで売る時代―。平均年齢が50歳を優に超える東京のアマチュアバンド「フォーク・ドリーマーズ」が、自主制作アルバムをネットで流通させるという、若者顔負けの“新商法”に取り組んでいる。
お金を出し合ってCDを作ったものの、売りさばくのは苦労する。そこでメンバーの若杉哲夫さん(59)がレコード会社に勤務していることから、バンドのホームページに会社のネットショップをリンクさせた。
3月中旬に完成したアルバム「JUMP UP」には、フォークソングなど18曲を収録。このうちネットショップから6曲の一部分が試聴可能で、気に入ればクリックして購入手続きに進む。500枚制作し、価格は2500円。送料は無料。
「お店に置いてもらえない僕らにとって、広く聴いてもらう道がこれだった」と若杉さん。会社との縁があるからできた企画だが、時流に乗ったアイデアに、おやじたちのバンド魂はさらに刺激されそうだ。ホームページはhttp://www.folkdreamers.com/
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2007年05月14日
ICチケットに鑑賞記録 世界初の体験スペース
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ICチケットに鑑賞記録 タナグラのCG画像
ICタグ内蔵チケットに美術作品の鑑賞記録を残し、パソコン上でも楽しむことができる体験スペース「ルーヴル―DNPミュージアムラボ」(東京・五反田)が注目を集めている。世界初の試みという。
プロジェクトは、ルーブル美術館と大日本印刷が共同で2006年から始めた。見学者が実物を見た後、展示ディスプレー前にある読み取り機にICチケットを置くと、作品解説や画像が記録される。鑑賞後、「マイミュージアムラボ」のホームページに持ち帰ったチケットの番号を入力することで、再体験が可能。
現在は「古代ギリシアの小像、タナグラの優美」を開催中。ルーブル美術館所蔵のテラコッタ像3点が日本初公開だ。9月8日まで。入場無料だが予約が必要。電話03(5435)0880。ホームページはhttp://museumlab.jp
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2007年05月11日
アサリのレシピで町おこし 江東区が下町の呼び物に
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アサリのレシピで町おこし
江東区が下町の呼び物に
江東区深川は江戸時代、「あさりの深川」として知られた名産地。深川めし、あさり鍋などが有名だが、同区はさらにアサリの魅力を引き出そうと新たなレシピ普及に取り組んでいる。
中にはシフォンケーキといったスイーツもあり、下町情緒を求めて訪れる観光客の興味の的だ。
同区は2005年、アサリ料理レシピのコンテストを実施。公募121作品から、試食審査で「アサリとネギのクリーム春巻き」など個性的な5品を選んだ。現在、区内12の飲食店で食べられる。
このうち和菓子屋「森下伊勢屋」は「アサリのシフォンケーキヨーグルト風味」をつくる。「白ワインや白みつに数日間漬け込み、臭みを抜く。手間はかかるが、貝のむき身が入ったお菓子は全国でもそうはないだろう」と経営者の本間修(ほんま・おさむ)さん。3個入り200円。土日限定30個の販売だが、毎回売り切れるという。
レシピを収録した冊子「アサリ〓(人ベンに貝の目が組のツクリ ) 楽部」の内容を、江東区ホームページ(観光事業の項)からダウンロードできる。http://www.city.koto.lg.jp
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