47NEWS >  スポーツ >  スポーツリレーコラム >  福田 茂

ライター名

スポーツリレーコラム

2008年11月19日

カーワン・ジャパンと明大 ラグビー界の明暗  

 ラグビーの日本代表が9年ぶりに米国代表から勝ち星を挙げた。2011年のワールドカップ(W杯)まで指揮を執るカーワン・ヘッドコーチ(HC)は代表キャップのない選手を積極的に起用。若い力が期待に応えて、好結果を残した。
endou.jpg

 ベテランの西浦(コカ・コーラウエスト)と相馬(三洋電機)に代わる両プロップの発掘が急務だった。初キャップを獲得した左の平島(神戸製鋼)と右の畠山(サントリー)が安定したスクラムでアピール。まだまだ粗削りだが、経験を積めば十分に世界に対抗できそう。左プロップには190㌢、120㌔と世界基準の体格を誇る仲村(日大)もいる。逸材がどう成長するか楽しみだ。

 初キャップとなったフランカーのリーチ(東海大)も日本代表の中軸を担う存在だ。7人制日本代表にも選ばれた機動力は、今後大きな武器になっていきそうだ。

 

続きはこちら



福田 茂(ふくだ・しげる) 1968年生まれ。岩手県出身。週刊誌記者から転職。スポーツ特信部でモータースポーツ、大阪支社で高校野球、現在は本社でアマ野球、ラグビーなどを担当


2008年07月16日

「もっとレベルアップできる」 浸透しだしたカーワン流   

kahwan.jpg ラグビー日本代表の春シーズンが終了した。新設されたアジア5カ国対抗は4戦全勝で初代王者に。南半球の格上チームと対戦したパシフィック・ネーションズカップでは、昨年と同じ1勝4敗の成績に終わったが、内容はまるで違っていた。トンガを抜いて5位に食い込み、着実な進歩を証明した。

 躍進の陰に元ニュージーランド代表のジョン・カーワン・ヘッドコーチ(HC)の存在がある。1次リーグ敗退に終わった昨秋のワールドカップ(W杯)は、あまりにも時間が足りなかった。昨年1月にHCに就任。わずか半年では、防御面を向上させるだけで精いっぱいだった。司令塔のSOが次々に故障したことも手伝って、攻撃面を放棄してしまったような雰囲気だったのは否めない。

 このパシフィック杯ではフィジーやサモアと競り合い、優勝したニュージーランド・マオリ戦では前半にリードを奪った。SOアレジ(日本協会)のキックを起点にした攻撃や、出足の鋭い、低いタックルの防御ともに、目指すべき戦術面がきっちり浸透しつつあり、確かな成長の跡が見受けられた。細かいプレーの精度を上げれば、勝利は十分に手が届くところにあったのではないか。

 

続きはこちら



福田 茂(ふくだ・しげる) 1968年生まれ。岩手県出身。週刊誌記者から転職。スポーツ特信部でモータースポーツ、大阪支社で高校野球、現在は本社でアマ野球、ラグビーなどを担当


2008年03月05日

来季が楽しみな近鉄と横河 トップリーグ入りの両チーム  

%E3%83%90%E3%83%84.jpg 
 ラグビーの近鉄が、4季ぶりにトップリーグの舞台に戻る。下部の3地域リーグの1位が昇格を懸けて争う、トップチャレンジ1で全勝。広がる歓喜の輪に、胸が熱くなった。

 愚直なまでにFWで攻め込むスタイル。「泥くさいラグビー」が魅力だった。いつも勝ちきれない、愛すべきチームとも言える。

 2004―05年シーズン、ホーム花園の最終戦で、トップウエストへの降格が決定。「1年で絶対に上に戻る」。選手が泣きながら誓い合っていたのを、鮮明に記憶している。折しも、プロ野球の近鉄が消滅。その本拠地最終戦も見守っただけに、余計に感傷的になった。

 

続きはこちら



福田 茂(ふくだ・しげる) 1968年生まれ。岩手県出身。週刊誌記者から転職。スポーツ特信部でモータースポーツ、大阪支社で高校野球、現在は本社でアマ野球、ラグビーなどを担当。