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スポーツリレーコラム

2015年06月24日

頭の良さ、落ち着きぶりに感心 3年目藤浪、着実に進化  

甲子園で行われた交流戦の楽天戦で先発し、ダイナミックな投球を続ける阪神・藤浪(2015年5月27日、共同) プロ3年目のシーズンを迎えた阪神の藤浪晋太郎投手が着実に進化を遂げている。開幕から先発ローテーションを守り、昨季までの2年間で2回しかなかった完投数が今季は交流戦終了時点ですでに4。球速は158キロをマークして自己最速を更新した。5月20日には本拠地甲子園で宿敵巨人を相手にプロ初完封を達成し、試合後に「いつかはできると思っていた。それがたまたまきょうだっただけ」とさらりと言ってのけた。

 ことしから阪神担当となって彼を取材する中で最も感じるのは、頭の良さだ。毎日のように大勢の記者に囲まれ、次々と投げかけられる質問に対して一つ一つ頭の中でしっかり整理して答えているのが見て取れる。甲子園で春夏連覇を達成した大阪桐蔭高時代から世間の注目を浴び続けていることもあろうが、とても21歳とは思えない落ち着きだ。

 ドラフト会議で4球団が1位指名で競合し、鳴り物入りで入団した期待に応え、セ・リーグでは1967、68年の江夏豊投手以来となる高卒1年目から2年連続2桁勝利を達成したが、まだ荒削りな印象はぬぐえなかった。制球力、対左打者への投球、試合終盤での失点の多さ、フィールディング…。結果は残しながらも課題は多く残されていた。

 

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 秋友翔大(あきとも・しょうだい)1988年生まれ。大阪府出身。2012年共同通信入社。札幌支社編集部で警察などを取材。13年12月に大阪運動部へ。プロ野球を担当し、15年からは阪神を担当。