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スポーツリレーコラム

2012年02月08日

偉業へ異なるアプローチ レスリングの吉田沙保里と伊調馨  

世界選手権の金メダルを手に喜びの吉田沙保里(右)と伊調馨(2011年9月16日、イスタンブール、共同) ロンドン五輪で日本女子として史上初の3連覇に挑むのがレスリングの吉田沙保里と伊調馨(ともにALSOK)だ。競技採用された2004年アテネ、08年北京、両五輪を制して現在も絶対的な強さを誇る2人だが、ロンドンに向けては「五輪3連覇」を明確な目標として北京直後に公言した吉田に対して、伊調は探求するレスリングを「多くの人に見てもらう場」ととらえている。異なるアプローチの仕方が興味深い。

 女子で3連覇に初めて挑んだのは、現在参議院議員を務める柔道48キロ級の谷亮子さん。5大会連続で五輪に出場し、00年シドニー、アテネで日本女子として初めて連覇した。しかし北京では金に届かず銅メダルだった。その谷さんをテレビで見て五輪を目指すようになった吉田は、20歳で初めて勝った世界選手権から9大会連続で優勝するなど、休むことなく闘ってきた。勝ち続けることでライバル不在となっても「誰もやったことがないことやりたい。挑戦できるのは私だけ」と記録と正面から向き合い、モチベーションの維持にもつなげてきた。

 08年1月に中国で行われたワールドカップで119  

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城山 教太(しろやま・きょうた)1976年生まれ。札幌市出身。00年共同通信入社。京都、鳥取、広島支局で警察、行政などを担当して10年春に運動部へ。現在はレスリング、スキーなどをカバーする。