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スポーツリレーコラム

2017年04月26日

「リレーコラム」最強チームはいつ実現? ラグビー日本、今は我慢の時  

ブルズ戦で今季初勝利を挙げ、矢富(21)と抱き合って喜ぶ田中らサンウルブズフィフティーン=秩父宮 いつになれば最強チームが見られるのか。2017年春現在、日本ラグビーに注目する人の多くが抱えるヤキモキを表現すれば、この一言に尽きるだろう。
 前回15年ワールドカップ(W杯)イングランド大会の主将だったFWリーチ・マイケルは、W杯後はけがと心身の疲労から一度も代表でプレーしていない。

 代表強化を主目的に結成されたスーパーラグビー(SR)の「サンウルブズ」も似た状況だ。ベストメンバーがそろわないまま、参入2年目の今季も開幕から8試合で1勝7敗と苦戦が続く。
 「知っている選手が少ない」「あの選手、どこで何してるの?」。そんな声が聞こえてきそうだ。2カ月前のSR開幕時に本コラムを担当したばかりだが、ここで再びラグビーの話題を取り上げたい。

 4月10日、6月の日本代表のテストマッチに関して、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が発した言葉に、ラグビー記者はどよめいた。
 「リーチから日本代表に選ばれたらプレーできると言われた」と明らかにしたのだ。SRではサンウルブズに入らず、チーフス(ニュージーランド)で主力としてプレーするリーチの代表復帰は誰もが望んでいた関心事。世界ランキング4位のアイルランドとのテストマッチに向けた朗報だった。

 「ベストメンバー待望論」はサンウルブズにもあてはまる。各国代表がひしめく南半球のクラブと激突して代表のテストマッチに準ずる経験を積むことが、SRに加入した最大の理由だ。
 「毎週のように『ほぼ日本代表』の試合が見られる」はずだった…。だが、昨年はSH田中史朗やFB松島幸太朗が他のSRチームでプレー。1年目に比べて代表クラスが集まった今季も、故障や休養を理由に主力が勢ぞろいした試合はない。

 

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 小海 雅史(こかい・まさし)1982年生まれ。東京都出身。2005年共同通信社入社。06年から福岡支社でプロ野球ソフトバンク、11年から東京でヤクルト、巨人を担当。15年からは卓球やラグビーなどを取材し、15年ラグビーW杯、16年リオ五輪をカバー