
安倍内閣発足後初の大型国政選挙で、今年の政治決戦の「天王山」となる第21回参院選が12日公示された。午前8時半から全国一斉に届け出が始まり、各党党首は各地の街頭で第一声。29日の投開票日に向け、17日間の選挙戦がスタートした。
立候補届け出は、中央選挙管理会(総務省)と都道府県選挙管理委員会で行われた。選挙区、比例代表合わせて約380人が立候補する予定。2004年の前回参院選の320人に次ぎ、1983年に比例代表制が導入されて以来2番目に少なくなる見込み。
与野党どちらが参院過半数を制するかが最大の焦点。年金記録不備や憲法改正、政治とカネ、消費税率引き上げを含む税制改革などを争点に、保守色を強める安倍晋三首相(自民党総裁)の約10カ月間の政権運営の是非が問われる。
今回の参院選では、「1票の格差」是正を図る昨年の公選法改正を受け、栃木、群馬両選挙区の改選数は各1減、千葉、東京は各1増となった。