衆院岩手1区補選では、民主党新人の弁護士階(しな)猛氏(40)=国民新推薦=が、自民党新人の元団体職員玉沢正徳氏(36)=公明推薦、共産党新人の党県書記長瀬川貞清氏(57)を破り、当選確実となった。
階氏は「弱者救済のための法整備」などを訴え、連合岩手など推薦団体の支持を手堅くまとめた。知名度不足が懸念されたが、岩手1区を4期連続で維持してきた達増拓也岩手県知事が街頭で支援を呼び掛けるなどバックアップ。自主投票の社民党支持層や無党派層の票も集め、民主党の議席を守った。
玉沢氏は「子供や高齢者、障害者も安心して暮らせる街づくり」を提唱。「民主王国・岩手」の一角を崩そうと自民党幹部が次々と盛岡入りしたが、与党への逆風を受け、自民党支持層の一部が階氏に流れた。
瀬川氏は「貧困の解消、福祉の充実」を訴えたが及ばなかった。