第21回参院選は29日投票、即日開票される。昨年9月に就任した安倍晋三首相にとって初の大型国政選挙で、教育再生、公務員制度改革など10カ月の政権運営への「審判」となる。年金記録不備や「政治とカネ」の問題が争点となり、世論調査では民主党が好調を維持、自民党は劣勢に立たされている。与党が過半数を大きく割り込めば、首相の進退問題に波及する可能性もある。
安倍首相は27日、激戦の鹿児島、熊本を遊説。民主党の小沢一郎代表も民主党新人が自民党現職と競り合う岡山に入り、両党首ともに、勝敗の鍵を握る改選数1の1人区のテコ入れに全力を挙げた。ほかの各党党首も支持を訴えた。
今回改選されるのは選挙区73、比例代表48の計121議席。与野党のどちらが非改選も含め参院の過半数(122議席)を制するかが最大の焦点。与党は64議席、野党は59議席がそれぞれ必要だ。
自民、民主両党が重視する1人区では、29選挙区のうち21選挙区で両党の公認候補が対決している。