男子20キロ競歩の森岡は暑さの中、一時は7位に立つ健闘を見せたが、終わってみれば入賞を逃した。「目標として入賞を強く思っていたので非常に悔しい」と話した。
18キロすぎには右太もも裏のけいれんで止まりかけたが、持ち直した。「課題としていた筋力不足が大きな舞台で出てしまった」と唇をかんだ。前回大会の29位からは大きく順位を上げたものの「まだまだタイムを上げる必要がある」と反省していた。
【写真】 男子20キロ競歩 1時間24分46秒の10位でゴールする森岡紘一朗=長居陸上競技場
男子20キロ競歩は、ペレス(エクアドル)が3連覇。酷暑のサバイバルを制した王者は「すべての選手に敬意を表したい」と、ライバルたちへエールを送った。
序盤から終始レースをリードし、17キロすぎで一気にスパート、後続を引き離した。リスクの大きい作戦だったが「速く歩く、強く歩くではなく、勇気を持つことが大事だった」と振り返った。
当時22歳だった1996年アトランタ五輪では競歩史上最年少の金メダリストとなり、母国に五輪初のメダルをもたらした。ペレスは「次の目標は五輪とワールドカップ」と言い、北京での12年ぶり覇権奪回を目標に掲げた。
【写真】 男子20キロ競歩 1時間22分20秒でゴール、3連覇を飾ったジェフェルソン・ペレス=長居陸上競技場(代表撮影)
【男子】
▽20キロ競歩
| (1)ジェフェルソン・ペレス(エクアドル) | 1時間22分20秒 |
| (2)フェルナンデス(スペイン) | 1時間22分40秒 |
| (3)グーラ(チュニジア) | 1時間23分36秒 |
| (4)グーラ(チュニジア) | 1時間23分39秒 |
| (5)ルビノ(イタリア) | 1時間23分42秒 |
| (6)ヘファーナン(アイルランド) | 1時間23分52秒 |
| (7)アダムズ(豪州) | 1時間24分10秒 |
| (8)テュッセ(ノルウェー) | 1時間24分35秒 |
| (11)森岡紘一朗(順大) | 1時間24分46秒 |
| (19)杉本明洋(綜合警備保障) | 1時間26分45秒 |
| (21)谷井孝行(佐川急便) | 1時間26分53秒 |
「見せ場はつくれた」。男子3000メートル障害で予選落ちした岩水は、さばさばとした表情だった。中盤でペースを上げ、一時は後続を20メートルほど引き離して独走した。だが失速し、8分36秒73の2組7着に終わった。
2003年パリ大会では決勝に進んだものの、その後は04年アテネ五輪、05年ヘルシンキ大会と予選落ちが続く。北京五輪まではこの種目に専念するつもりだが「アフリカ勢の移籍で全体のレベルも上がっている。もっと強くならないと戦えない」と話した。
陸上の世界選手権第2日は26日、大阪・長居陸上競技場で行われ、女子400メートル予選で日本記録保持者の丹野麻美(福島大)が52秒13の5組6着で準決勝に進んだ。女子短距離種目での準決勝進出は日本選手で初めて。
男子20キロ競歩はジェフェルソン・ペレス(エクアドル)が1時間22分20秒で同種目初の3連覇を果たした。日本勢は森岡紘一朗(順大)が1時間24分46秒で11位になったのが最高。杉本明洋(綜合警備保障)は19位、谷井孝行(佐川急便)は21位だった。
男子3000メートル障害予選の岩水嘉孝(トヨタ自動車)、女子100メートル1次予選の高橋萌木子(平成国際大)は落選した。
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