大阪大会
中田選手の夏終わる
2007年07月30日

怪物の夏、甲子園目前で幕―。30日、大阪市の舞洲スタジアムで行われた全国高校野球選手権大阪大会決勝で、プロ注目のスラッガー、中田翔選手(18)を擁する大阪桐蔭高は金光大阪高に3―4で惜敗した。
試合が終わると中田選手はチームメートとともに泣き崩れた。閉会式後は「チームメートがいたからここまで来られた。悔いはないです」と話したが、ベンチに入れない控え部員たちから、ねぎらいの言葉をかけられると再び涙。実家のある広島から駆けつけた母・香織さんは「一生懸命やった姿を見せてくれて良かった」と目を潤ませた。
大会前の練習試合で、高校通算本塁打の最多記録とされる大島裕行(埼玉栄―現西武)の86本を塗り替えた。しかし、大阪大会8試合で本塁打はゼロ。それでも日本ハムの木村孝スカウトは「誰にでも打てない時はある」と話し、プロ側の高評価に変わりはない。
中田選手は進路について聞かれると「プロでやることしか考えていない」とはっきりした口調で答えた。8月8日から始まる夏の甲子園大会でその姿は見られないが、怪物は今後も注目を集め続ける。
