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字幕翻訳家・戸田奈津子氏(写真:笹原清明) 字幕翻訳家・戸田奈津子氏(写真:笹原清明)

戸田奈津子インタビュー 英語を学ぶ人にアドバイス「語学はツール 大切なのはそれで何を作るか」

 さまざまな職業がある中で、天職を見つけられている人はどれほどいるだろうか。映画の字幕翻訳の他に通訳者としても活躍している戸田奈津子氏は「この仕事を選んで本当に良かった」と語る。英語のスペシャリストであり、自身の努力で天職に就いた彼女に、英語を学ぶ上でのポイントと自分の好きなものを見つける秘訣を教えてもらった。
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――仕事を長年続けていらっしゃいますが、辞めたいと思ったことは?
戸田:ないです。「映画と結婚した」と言うくらいに好きな仕事ですから。もちろん、「どうやって字幕にしようか?」と悩むこともありますが、それすら私には楽しい作業。セリフを訳しながら、まるで自分が俳優になったように、銃を撃ったり、空中を飛んだり、ステキな男性と恋をしている。悲しい映画の時は泣きながら、コメディの時はゲラゲラ笑って。幸せな時間に浸っていると、本当にこの仕事を選んで良かったと思わずにはいられません。
――留学やオンラインの英会話などで学ぶのは?
戸田:やる気があれば、もちろん効果があるでしょう。自分の気持ち次第です。やる気と根気、そしてなぜ英語を学びたいのかというモチベーションが不可欠でしょうね。何しろ、さぼろうと思えば、いくらでもさぼれるのですから。
――英語を学ぶ人にアドバイスは?
戸田:「語学はあくまでもツール」ということです。いくら「ツール=道具」をうまく使えても、それで何を作るのかが問題です。大工道具がうまく使いこなせても、大事なのはその技で何を作るかです。その“道具”を使って、多くの人とコミュニケーションをとったり、好きな職業につなげていくことが大切だと思います。最近はコンピューターがうまい英文を作る時代。脳を持つ人間は、脳や想像力を活かして、道具を駆使して、コンピューターにできないクリエイティブなことに挑戦して欲しいです。
【文/金子裕子 校閲/磯崎恵一(株式会社ぷれす)】






2017/10/04 16:45【ORICON NEWS】


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