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デクラン・マッケンナ『ホワット・ドゥ・ユー・シンク・アバウト・ザ・カー?』 理解できない現実を直視した世代の声

2017年09月20日

デクラン・マッケンナ『ホワット・ドゥ・ユー・シンク・アバウト・ザ・カー?』
デクラン・マッケンナ『ホワット・ドゥ・ユー・シンク・アバウト・ザ・カー?』

ジェネレーションZ、つまり1990年半ば以降に生まれた世代がデビューしてきました。デジタル・ネイティヴとも言われる彼らの特徴は、今ある情報が発想の原点であり、これまでの概念やシステムにとらわれないところにあります。

ご紹介するデクランは1998年イギリス生まれの18歳。8歳から曲作りを始め15歳にして100曲を自宅レコーディングしたと言う才能。2014年に書いたシングル「ブラジル」はFIFAの汚職とワールドカップが行なわれたブラジルの隠された社会問題を歌ったもの、ネットで拡散しデビューに繋がりました。

ただ彼には過去の価値観を否定するZ世代と違った点がありました。それはデヴィッド・ボウイが憧れのアーティストであり、コンピューターではなくギターで音楽作りをしていたということです。政治的な理由で社会批判するのではなく、彼の目から見て理解できない現実を率直に歌った彼の歌に“今”だけではない普遍性を感じる理由はそこにあるのです。

(ソニー・ミュージック・2200円+税)=北澤孝


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