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『スイス・アーミー・マン』 気づけばお腹抱えて笑っています

2017年09月19日

(C)2016 Ironworks Productions, LLC.
(C)2016 Ironworks Productions, LLC.

なんじゃこりゃあああ! 映画が始まって冒頭10分でここまであっけにとられる映画はなかなかない。びっくりしつつ、気づけばお腹抱えて笑って、なぜか泣きました。無人島に流れ着いた男が、謎の<死体>と繰り広げる奇想天外なぶっ飛びアドベンチャーです。

無人島に遭難してしまった青年のハンクが、もはやこれまでと絶望して首を吊ろうとした瞬間に、目の前に流れて来たのは謎の死体。ジーッと見ていると、「プウゥ」と間抜けなガス音が聞こえてきます。「これに乗ったら、オナラのパワーで海を渡れるんじゃないか!?」というとんでもない発想をしたハンクが浦島太郎のごとく死体の背中に乗るとガスはさらなる威力を発してミサイルのように発車! あまりの衝撃な展開に「ネタバレじゃない?」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。これ、まだまだほんの序の口なんです!

口からガスを吹いて島の獣を倒したり、派手髭剃りをしたりと「どこまでスゴイのよ!」と、思わず突っ込みたくなるほどなんでもできちゃう万能死体を演じるのは映画『ハリー・ポッター』シリーズでハリー・ポッターを演じているダニエル・ラドクリフ。死体をこねくり回してちゃっかり使いこなした挙句、死体くんに友情まで感じ出す、なんともおとぼけな青年のハンクを、映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』や『プリズナーズ』で個性的な演技を見せていたポール・ダノが怪演。本作が長編デビューとなったMVディレクターが、やりすぎってくらい壮大な音楽に載せて作りあげる驚愕の映画です。★★★★☆(森田真帆)

監督:ダニエルズ

出演:ダニエル・ラドクリフ、ポール・ダノ

9月22日から全国順次公開






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