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「ブレーク盤」ワタユタケ『TWIN GUITAR 2』全曲に満ちる寛容さ

2016年12月14日

ワタユタケ『TWIN GUITAR 2』
ワタユタケ『TWIN GUITAR 2』

安全地帯のツイン・ギター、矢萩渉と武沢侑昂による第2弾。全12曲、クラシックの名曲や安全地帯らのカバーと新曲が入り組んでいるが、どの曲にも発見のある丁寧な制作が光る。

例えば、クラシックの『Bolero』では、穏やかさと激しさを使い分けた演奏が、そのまま大人のたしなみのようで憧れるし、安全地帯の『Juliet』では、メロディアスなギターにより、原曲で目立っていた絶望感よりも愛への感謝に気づく。

こんな風に、ミドル世代の二人だからこそ、物事の明暗や悲喜を受け入れる寛容さが全曲に満ちている。特に、冬空の寒さと人の温かさが対照的な武沢作曲の『Christmas Day』と、迷い続ける人生を素朴な歌声で表現するからこそ、等身大の応援歌となる矢萩作曲の『時はどこへ』に、その特長が強く感じられた。

ブックレット内の長文の解説も読み応え十分。本作を聴けば、性質が違うからこそ性格が合う長年の相棒の有難さを想起するはず。

(ユニバーサル・2778円+税)=臼井孝


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