47NEWS >  エンタメ >  音楽玉手箱 >  「洋楽=1」アリシア・キーズ『ヒアー』 鏡で素顔の自分をみるように時代を見つめなおす
「洋楽=1」アリシア・キーズ『ヒアー』 鏡で素顔の自分をみるように時代を見つめなおす

2016年12月07日

アリシア・キーズ『ヒアー』
アリシア・キーズ『ヒアー』

女性解放などを意図してノーメイクとなった彼女、これは“新しい私”を宣言した前作『ガール・オン・ファイア』に続く6作目。鏡で素顔の自分を見るように世界の良い部分だけでなく醜い部分にも誠実に向き合い、今私たちが何をすべきか、いかに互いを理解し受け入れなければならないかをメッセージした素晴らしい作品です。

取り上げられたテーマは貧困と格差、人種や性の差別、物質主義そして環境問題といった今日のアメリカが抱える負の部分だけでなく、血の繋がらない家族への応援、本当の意味での女性解放、同性愛の容認、傲慢さに対する懺悔、『風に吹かれて』のような反戦と言ったポジティヴなメッセージまで多彩です。

ブルース、ゴスペル、ソウル、R&B、ヒップ・ホップなど様々な黒人音楽をベースにしながらオーバー・プロデュースを避けたライブ感あるナチュラルなサウンド、そして前曲をBGMに会話で曲を繋ぐ手法にも“ノーメイク”を感じさせられます。

(ソニー・ミュージック・2200円+税)=北澤孝


この商品を購入する




アラーキーの幸福写真
乃木坂/ギャルママ(下)

    スタジオでの撮影が続く。17歳で長男を出産した大工原里美さんは、3人の子どもとカメラ…