『トイレット』 荻上直子監督に喝!
2010年08月24日

(c)2010“トイレット”フィルムパートナーズ
フィンランドで撮影した『かもめ食堂』、同じく沖縄・与論島の『めがね』に続く、荻上直子監督&もたいまさこコンビによる異文化交流映画第3弾。
で、今度の舞台はカナダのトロント。3人兄弟の母親が亡くなる直前に呼び寄せた“ばーちゃん”が、日本からトロントにやって来た。かくして、孫3人とばーちゃんの共同生活がスタート。
無口なばーちゃんに四苦八苦する孫たちだったが、タイトルにもなっている温水洗浄便器がまさかの友好を生むことに。加えてばーちゃんの不思議な魅力と昔懐かしいお袋の味が、それぞれ悩みを抱えた孫たちの心を癒やしていく。
前2作同様のゆる~い笑いと、フードスタイリストの飯島奈美さんが作る見るからに美味しそうな料理と、堀越絹衣さんのキュートな衣装の数々がお好きな方は楽しめるんじゃないでしょーか。
荻上監督が『バーバー吉野』で長編デビューした時に、その才能を高く買った筆者にとっては「なんで似たようなテーマの映画を作り続けるかなぁ」などなど、相当イライラしながら見ましたが。それでもまだ将来を信じたい気持ちがちょこっと。ゆえに今回は今後の発憤材料にしていただきたく、あえて厳しい評価を下す。★☆☆☆☆(中山治美)
【データ】
監督・脚本:荻上直子
衣装:堀越絹衣
出演:もたいまさこ、アレックス・ハウス
8月28日(土)より全国順次公開









