ガイ・リッチー監督の描く名探偵はマッチョ系 『シャーロック・ホームズ』
2010年03月09日

(c)2009 VILLAGE ROADSHOW FILM(BVI)LIMITED
デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で注目されたものの、マドンナと結婚後は英気を完全に吸い取られていたガイ・リッチー監督。夫婦共作『スウェプト・アウェイ』なる珍作もあったね。
08年に離婚し、心機一転挑んだのがコレ。ご存じ、名探偵ホームズが、相棒のワトソンと難事件に挑むミステリーだが、謎解きの部分は大味。かわりに力が入っているのは、リッチー監督お得意のアクションだ。
今まであまり描かれてこなかった、ボクシングはプロ級でフェンシングの達人という、意外に肉食系なホームズの特技をフィーチャーした結果、『ダイ・ハード』並みに不死身。マッチョ系ホームズの誕生だ。
物語は、ホームズVS黒魔術を操るブラックウッド卿。ホームズ・ファンには何かと不満だろうけど、これはリッチー監督のためのリハビリ映画なので、大きな心で見てあげよう。★★★★☆(中山治美)
【データ】
監督:ガイ・リッチー
出演:ロバート・ダウニーJr.、ジュード・ロウ
3月12日(金)より全国公開









