「洋楽=1」まさに21世紀のジャズ ジェイミー・カラム 『ザ・パースート』
2010年02月17日

ジェイミー・カラム 『ザ・パースート』
前回ご紹介したマイケル・ブーブレのライバル?といわれるジェイミー・カラムの最新アルバムです。2人とも2000年代の初頭からアメリカで起こったニュー・スタンダード・ムーブメントの中で出てきた新人として注目されました。ジェイミーはそもそもジャズとは何か?と言う難題をこの作品で我々に教えてくれています。
ジャズとは1つの音楽の表現方法で、古今のジャズ・ミューシャンはオリジナルにこだわらずその時々のヒット曲をジャズのスタイルで演奏していました。現在スタンダードとなっている多くの曲がブロードウェー・ミュージカルや映画から出たヒット曲なのはそのためです。
ジェイミーはオリジナルに加え、リアーナやトニー・ベネット、ミュージカル「スウィニー・トッド」の曲などを彼のスタイルでカバーしています。加えてカウント・ベイシー・オーケストラとの共演や間奏で聴ける彼のピアノはポップスを超えています。まさに“21世紀のジャズ”といえるでしょう。
(ユニバーサル・2200円)=北澤孝
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