「洋楽=3」ポップであっても芯がある傑作 ジェイミー・カラム 『キャッチング・テイルズ』
2010年02月17日

ジェイミー・カラム 『キャッチング・テイルズ』
ジェイミーは1979年、イギリスのエセックス州に生まれました。彼が生まれてから聴いてきた音楽はポップス、ロック、AOR、R&B、ヒップホップがほとんどだったと思います。
そんな彼がジャズに興味を持ったのはオスカー・ピーターソンに衝撃を受けてからと言います。スタンダードにとどまらず「酒とバラの日々」などのポピュラーソングもジャズのスピリットを忘れることなく、それでいてわかりやすい演奏(歌も歌う)で聴く人を楽しませるピーターソンの音楽は時代を超えてジェイミーの音楽のプロトタイプになっています。
2005年にリリースされたこのセカンドアルバムでは“ポップであっても芯がある”といった、まさにピーターソンと同じスピリットをオリジナル曲の「ゲット・ユア・ウェイ」や、「アワ・デイ・ウィル・カム」などのカバー曲で聴くことができます。後にクリント・イーストウッドがジェイミーに映画の音楽を依頼してきた理由もここにあるのでしょう。
(ユニバーサル・1980円)=北澤孝
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