年表の面白さを再発見 『明日がわかるキーワード年表』 細田正和、片岡義博著
2010年02月08日

『明日がわかるキーワード年表』 ほかに「民族問題」「大事故・天災」「教育問題」「現代思想」などのキーワードが年表に。
オバマ大統領の登場や政権交代などで時代の変化を感じる。それでも、複雑怪奇な社会が向かう方向は見えにくい。価値観は多様化し、利権をめぐる争いは絶えない。
何を基準に考えればよいのだろう。そんな時、歴史に学ぶのは正攻法だ。本書は1945年をおおよその起点とし、キーワードごとの年表が整理されている。時代の移り変わりを知るとき、さまざまなひらめきが脳裏をよぎる。
年表としてまとめられるのは、例えば、世界を知るための「戦争・紛争」。日本の近過去から学ぶ「自民党」「事件・犯罪」。問題山積の「医療・福祉」「環境問題」。そして文化面である「食」「日本文学」など計23のキーワード。
新刊レビューでおなじみの片岡さんも執筆者のひとり。猛筆をふるい半分近くのテーマで解説を記しています。コラムも充実し、思わず人に話したくなる雑学も。年表ってこんなに面白いんだ、ということを再発見した。世界の見方が変わり、広がった気さえしてくる。
(彩流社 1600円+税)=一色こうき
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