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マーティが選んだ2009年の第1位 Superfly『やさしい気持ちで』

Superfly『やさしい気持ちで』
2009年で一番好きな曲ですね。イチ押し。この曲を聴いて、日本に来て良かったなと思いました。メロディーが思いっきりハッピーで優しい。そしてクリスピー・クリーム・ドーナツのように甘いです。
僕は1950年代のポップスが大好き。でもその時代は終わったので、50年代のようなメロディーを現在の解釈で作った曲がすごく気になります。洋楽にはあんまりないけど、邦楽には時々あるんですよ。
特にこの曲ですね。メロディーがすごくフィル・スペクター(ビートルズのアルバム『レット・イット・ビー』にかかわったことでも知られる音楽プロデューサー)っぽいし、50年代の定番フレーズがいっぱい入っています。一番感激だったのは、このメロディーを現代風に仕上げたこと。大好きですよ!
聴けば聴くほど、声と曲がすごく合っていると思いました。志帆ちゃんは叫びの部分を抑えていて、声がすごくかわいい。だからマーティのストライクゾーンのド真ん中。
この曲の“建築”は気持ちいいし、メリハリが利いていて本当に楽しくなる曲。ずっと繰り返し聴いていたいし、1回では足りないですね。
もちろん誰も50年代ポップスみたいって意識して聴いていないと思うんです。いまのポップスだと思っている。それでいいですね。
何が言いたいかと言うと…。僕は時々、未来に向けて音楽がどんどんコンピューターの変な音ばっかりになるんじゃないかと心配になります。「ピピッ、ピッピ、ピピ…♪」だと、怖いでしょ!?
でもSuperflyはすごくロマンチックな気持ちや優しい気持ちを表現している。人間はいくら未来に向かっても、その感情の部分は変わらないと気付かせてくれます。それが最高にうれしいですね。(マーティ・フリードマン)
マーティ・フリードマン 米国・首都ワシントン生まれ。世界で1千万枚以上のアルバムを売り上げたヘビーメタルバンド「メガデス」の元メンバー。現在は自身のバンドや音楽ユニット「ラヴフィクサー」など、ギタリストとして東京を拠点に幅広く活躍する。J-POP好きを公言し、テレビ番組にも出演。
公式ページ http://www.martyfan.com/
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