エルダー・マーケット・ムーブメントの元となったアルバム バーブラ・ストライサンド 『追憶のブロードウェイ』
2009年12月16日

バーブラ・ストライサンド 『追憶のブロードウェイ』
1960年代の後半、映画で活躍していたものの歌手として低調だったバーブラをコロンビアの新社長となったクライヴ・デイヴィスがアルバム『ストーニー・エンド』(71年)でポピュラー・シンガーとしてヒットチャートにカムバックさせました。そして80年、アルバム『ギルティ』はグラミーを受賞します。
しかし85年、再び自分の原点のミュージカル路線に復帰したいと発表したのがこのアルバム。3週間連続No.1を記録、トリプル・プラチナを獲得しました。『王様と私』『ショウボート』といった不朽のミュージカル作品のほか彼女がお気に入りの作詞家スティーヴン・ソンドハイム(ウエスト・サイド物語)の作品を数多く収録。
最近ジョニー・デップ主演で映画化された『スウィニー・トッド』(ソンドハイム作品)からも2曲選曲されています。またこのアルバムの成功がトニー・ベネットら米国のエルダー・マーケット・ムーブメントにつながりました。
(輸入盤『Broadway Album』)=北澤孝・筆
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