2009年09月24日

鳩山幸著「ようこそ鳩山家へ」(ベストセラーズ)
70%を超える支持率で、好調なスタートを切った鳩山内閣。
国民の政治への関心もさることながら、注目を集めている女性がいる。
ご存知、鳩山首相の妻・幸夫人。
異色のファーストレディーとの呼び声高い彼女。それもそのはず、UFOに乗って金星に行き、輪廻転生を信じ、生まれ変わりを続ける自身の魂に「マリー」と名付け、前世からの古い友人がおり、宇宙の創造主である神の意思を感じながら日々生活しているのだから。
そんな幸夫人だが、料理上手でも有名。料理に関する著書も多数出版されており、夫の首相就任によって注目を集め、重版された書籍もある。そこで一躍時の人となった彼女を祝して「幸ちゃんまつり」を勝手に開催。
幸+お祝い=ご馳走、ということで、彼女のレシピからとっておきのメニューを紹介。まずは前菜「幸マヨネーズの揚げだし豆腐 ゴボウとインゲンの素揚げ添え」。ポイントは卵を使わず豆腐で作った、その名も「幸豆腐マヨネーズ」。自分の名前をマヨネーズにまで付けてしまうバイタリティーに感服。
肉料理は「ロールキャベツのホワイトソース煮」でどうだろう。これは、幸夫人が初めて食べた義母の手料理という、思い出の味。パン粉をたっぷり入れたタネを包んだキャベツとホワイトソースの組み合わせがレトロなこの料理は、煮込めば煮込むほどにおいしくなる。
魚料理は、ビールによく合う「幸ちゃん揚げ」。イラッとする名前のこの料理は、さつま揚げのこと。もしや「さつま揚げだけにカマトト」という幸流のユーモア…ではないだろう。ちなみにこの料理にはマヨネーズが入るのだが、なぜ幸マヨネーズでないのかは謎。
その独創性が存分に発揮されている彼女のレシピ。作っている最中は突拍子もない展開に、まるで真っ暗な夜道を進みながら「この道で本当に合っているのかなぁ…」というような疑念が頻繁に浮かぶ。しかし完成して一口食べれば「あっ、ここで国道にでるのか!」という衝撃&安堵が生まれることは間違いない。
食事とは、宇宙のパワーを取り入れ、宇宙と一体になることだと彼女は言う。ひょっとしたら彼女の思想だって、一見「絶対ヤバい裏道」のようで、不況や環境破壊など、山積みの課題を背負って迷走する私たちが現状を打破する一番の近道…かも。手始めに彼女の魂ネーム「マリー」にあやかって、私も魂に「アリー」と…名付けませんねおそらく。(アリー・マントワネット・筆)









