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メロディーが好き、日本人ぽいのかな… SEAMO(シーモ)『Continue』

SEAMO『Continue』
この曲はクラシックの『威風堂々』をオケ(曲のベース)として使って、その上にラップ系のボーカルが入っています。
実はクラシックを使うのはすごく危険! ダサイと紙一重になっちゃうんだけど、この曲はカッコ良くて「天才すぎ」と思った。言葉とかメッセージも曲にぴったりだしね。
アメリカ人にとって威風堂々は卒業式の歌。人生の転機、旅立ちのメロディーだから、すごくエモーショナル(感情的)に感じます。
それでさびになったら、シカゴ(米ロックバンド)みたいなロマンチックで美しいメロディーが入ってきて、ラップとのコントラストやメリハリがすごくおいしい! シカゴは指を10本全部使うピアノコードが多くて、ちょっとひねっている感じ。そういうシカゴっぽいメロディーがあるから「ワオッ!」って思った。
歌詞は前向きで「失敗しても終わらないけど、やめたら終わる」というメッセージ。
これはすごく大事ですね。失敗するのは習えるチャンスだから、別に悪くないけど、やめるのは一番悪い。だってやめたら終わりじゃん。
ミュージシャンにもすごく響くメッセージ。音楽で生活するのは難しいから、よく人がやめる。不景気とか、家族への責任とか、音楽の競争とか、いろいろあるじゃん…。音楽の流行はしょっちゅう変わるから、素晴らしいミュージシャンでもあきらめる人が多い。だから続けるには「肌が硬く」ないといけないですね。
僕はギターをやめようと思ったことは一度もないです。ほかのことはできないから…。
アメリカのヒップホップは怖くて、マイナス思考だから、良さがさっぱり分からない。そんなに怒っても、僕のせいじゃないじゃんって思っちゃう。でも日本のヒップホップは癒やし系で好きだし、メロディーもいいからすごく聴きやすい。僕はメロディーがないと飽きるからね。ちょっと日本人ぽいのかな…(笑い)。(マーティ・フリードマン・筆)
マーティ・フリードマン 米国・首都ワシントン生まれ。世界で1千万枚以上のアルバムを売り上げたヘビーメタルバンド「メガデス」の元メンバー。現在は自身のバンドや音楽ユニット「ラヴフィクサー」など、ギタリストとして東京を拠点に幅広く活躍する。J-POP好きを公言し、テレビ番組にも出演。
公式ページ http://www.martyfan.com/
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