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故高円宮が集めたカナダ先住民の彫刻展

展示作品を説明する高円宮妃殿下(右端)と、イアン・バーニー駐日カナダ大使(右から2人目)=12日午後、東京都港区の駐日カナダ大使館(筆者撮影)

 駐日カナダ大使館(東京都港区)はこのほど、同大使館内の「高円宮記念ギャラリー」で、高円宮家から寄贈されたカナダの先住民イヌイットの彫刻を展示した「イヌイットの彫刻 高円宮コレクション」を始めた。カナダ建国150周年記念事業の一環で、今年11月21日までの平日(10月9日、11月13日を除く)に観覧できる。入場無料。

 展示した作品は、カナダに留学経験を持つ故高円宮が、イヌイットの文化や芸術に強い関心を抱いて集めた。カナダ北部の氷雪地帯などに住むイヌイットの彫刻の多くは石を手彫りしており、クマが踊るというユーモラスな姿や、セイウチをモチーフにした作品などが並ぶ。

 高円宮妃殿下は同大使館で12日夜に開かれた開幕イベントで「(来場者が)寄贈した作品をご覧になって、宮様と私が感じたカナダに対する感謝と、(イヌイットの)精神性を同じように感じていただければ幸いに存じます」と語り、イアン・バーニー駐日カナダ大使とともにテープカットをした。イベントでは、カナダのピアニスト、アンジェラ・ヒューイットさんがベートーベンの「幻想曲風ソナタ」(月光)などの曲を演奏して花を添えた。

 開館時間は午前10時から午後5時半まで。大使館のセキュリティー確保のため、入館には写真付き身分証明書の提示と、手荷物検査を受けるのが必要。問い合わせはカナダ大使館広報部、電話03(5412)6391。

 (共同通信経済部・大塚 圭一郎)

2017/09/20  
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