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日本の動物園と水族館、頑張ってます

 日本の動物園や水族館は1990年代まで、欧米から厳しく批判されていました。生き物を連れてきて、狭い場所に閉じ込め、見世物にして、ただ死なせていると。

 そんな文句を言う西欧系の人たちは、大航海時代からアジアやアフリカ、アメリカを発見しては侵略し、もの珍しい生きものは本国に連れ帰って死なせていたのだから、まあ「自分らのことは棚に上げてよく言うよ」という反論も可能だったのだけれど。

 でも日本の動物園や水族館の人たちはまじめにその批判に耳を傾け、4つの目標を達成しようと努力してきました。4つの目標とは「娯楽」の提供と「教育」「研究」「種の保全」です。

 それぞれを詳しく説明するより、見る側から言い換えた方が分かりやすいかもしれません。動物園や水族館に行けば「いろんな生きもののいろんな姿が見られて楽しいうえに、知らなかったことを知ることもできる。うまくいけば、その園や館で生まれた生きものの赤ちゃんにも会える」ということです。

 「生きもの大好き」はそのことを伝えるための連載です。楽しく、ほのぼのした気持ちになって、でも人間が自然に対してやってきたことをかえりみて、少しまじめに考える。そんな記事を目指しています。

共同通信編集委員(「生きもの大好き」担当)佐々木央
2010/03/02  
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