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要が定まらないと・・・

 先日、ちょっとしたことで腰を痛め、なかなか治らず辛い思いをしている。「腰は身体の要」とはよく言ったもので、要が定まらないと、どうもいけない。職場でも腰に手を当てながら、情けないかっこうをさらしている。電気をあてたりマッサージを続けているが、まだ時間がかかりそうだ。     
 
 ちょっとしたことと書いたが、実は通勤途中の電車の中で出会った80歳すぎのおばあちゃんが原因だった。原因なんて言うと大げさだが、このおばあちゃん、とっても話し好きの方で・・・
 隣に座ったとたん「今日、山梨から出てきた」「これから群馬まで行く」「上野まであと何分?」と機関銃トークで、本を読む暇を与えてくれない。
 「もうすぐ上野ですよ」と伝えると「東京は恐いところで、誰かに殺されないか、もう心配で心配で」と真顔で訴えてくる。「そんなことないですよ。大丈夫ですよ」と言っても、信用してくれない。

 ようやく上野に到着して、目の前に置いてあった手押し買い物車(それもイス代わりになる大型)を押しながら降車口に向かったが、車両とホームとの間に段差があって降ろせず、立ち往生。
 で、お手伝いしたわけです。そのときの姿勢が悪かったのか、腰が「ギクッ」。
 おばあちゃんは降り際「私の息子よりずっと親切。お兄さん(もうそう呼ばれる歳ではないのだが)、年寄りに親切だから、きっといいことあるよ」と言いながら、「外に出るときは欠かせない」というのど飴を二つくれた。

 勝手なもので、ちょっと具合が悪くなると、昨日まで当たり前と思ってきた「健康」を意識し出す。
 と、ここで出てくるのが、当サイトにある「医療新世紀」。とにかく内容が豊富だ。「がん」「脳神経」「感染症」「内科」「外科」「アレルギー・免疫」・・・分野別に情報がぎっしり詰まっている。「健康ワンポイント」という項目には「海、山での応急手当」というのもあった。季節柄役立ちそうだ。みなさんも一度、覗いていただきたい。

 腰のことを調べてみたら「椎間板を加熱し腰痛治療 負担小さく7割に効果」とか「内視鏡で腰痛治療 組織の癒着はがす」などいろいろな記事が見つかった。
 そういえば、「ひざもちょっと痛いしな」(情けない。痛いところばっかりだ)と考えていると、ひざの健康についてアンケートしたところ、「中高年の63%がひざの痛みに悩んでおり、痛み出したのは平均56歳という調査結果がまとまった」という記事に出くわした。
 「病院に行くのはこのうちの23%にすぎず、残りは『病院に行くほどではない』『年のせい』などとして我慢していた」とある。思わず、うなずいてしまう。
 専門家は「『ひざの痛みは早期の治療が大切。できるだけ早く専門医の診断を受けること』と呼び掛けている」という。そうだ、ひざも病院に行かなくては。

 ところで、あのおばあちゃんが言ってくれた「いいこと」は、まだ起きていない・・・。
                                                  
                                      47NEWS編集長 細川洋嗣

2009/08/18  
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