ソーシャルビジネスで危機脱却を 神戸でユヌス氏が講演 【これや】
【8日神戸発共同通信】バングラデシュの貧困層救済のためにグラミン銀行を創設したノーベル平和賞受賞者、ムハマド・ユヌス氏が八日、神戸市で開かれたシンポジウムで講演。経済危機を克服する手法として、利益を追求せず、社会問題を解決するソーシャルビジネスの導入を挙げ「拡大すれば経済が循環する」と強調した。
経済危機の原因については「利益の最大化だけを求めたからだ」と批判した。
ソーシャルビジネスは、投資した元金は返済するものの、利益を配当しない新しい経営概念。グラミン銀行は、栄養不足の子ども向けのヨーグルト工場や、ミネラルウオーター会社を欧州の企業とともにバングラデシュで立ち上げている。
ユヌス氏は一九七〇年代から、貧しい農民に少額を融資する「マイクロクレジット」を試み、世界に広めた経過を紹介。ソーシャルビジネスを次々に欧州企業と導入している状況も説明した。
シンポジウムのテーマは「持続可能な社会づくりとソーシャルワーク」。社会運動家の草分け、賀川豊彦(かがわ・とよひこ)が神戸のスラムで救済活動を始めて百年になるのを記念した事業の一環で神戸大などが開いた。
神戸新聞 ノーベル平和賞のユヌス氏が講演 神戸
投稿者 47news : 2009年03月10日 10:29
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