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2009年03月10日
ソーシャルビジネスで危機脱却を 神戸でユヌス氏が講演
【8日神戸発共同通信】バングラデシュの貧困層救済のためにグラミン銀行を創設したノーベル平和賞受賞者、ムハマド・ユヌス氏が八日、神戸市で開かれたシンポジウムで講演。経済危機を克服する手法として、利益を追求せず、社会問題を解決するソーシャルビジネスの導入を挙げ「拡大すれば経済が循環する」と強調した。
経済危機の原因については「利益の最大化だけを求めたからだ」と批判した。
ソーシャルビジネスは、投資した元金は返済するものの、利益を配当しない新しい経営概念。グラミン銀行は、栄養不足の子ども向けのヨーグルト工場や、ミネラルウオーター会社を欧州の企業とともにバングラデシュで立ち上げている。
ユヌス氏は一九七〇年代から、貧しい農民に少額を融資する「マイクロクレジット」を試み、世界に広めた経過を紹介。ソーシャルビジネスを次々に欧州企業と導入している状況も説明した。
シンポジウムのテーマは「持続可能な社会づくりとソーシャルワーク」。社会運動家の草分け、賀川豊彦(かがわ・とよひこ)が神戸のスラムで救済活動を始めて百年になるのを記念した事業の一環で神戸大などが開いた。
神戸新聞 ノーベル平和賞のユヌス氏が講演 神戸
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2009年03月05日
韓国でも“賀川豊彦献身100年”
賀川豊彦について学んで6年になる。献身100年で記念事業実行委員会で筆者もお手伝いをしている。神戸と東京の賀川ゆかりの記念館に最近、韓国からのお客さんが増えていると聞いていたら、韓国でも“賀川豊彦献身100年”の顕彰事業を行うというニュースが5日付け徳島新聞に掲載され、驚いた。
9月、韓国でフォーラム開催 賀川豊彦の貧民救済活動顕彰 2009/3/5 11:12
フォーラムを主催する韓国キリスト教会牧師の金(キム)在一(ゼーイル)さんはこのほど、徳島県在住に林啓介さんの評伝『阿波の偉人伝 時代を超えた思想家賀川豊彦』をハングルで翻訳出版したばかり。
韓国にはキリスト教徒が多いから賀川に関心を持つ人がいたとしてもおかしくはない。しかし韓国にとって日本歴史はほとんどが負の遺産としてしか教えられてこなかったはず。賀川豊彦だけは「例外」だったのだろうか。
1955年、韓国の李承晩大統領が李ラインを引いて日本の漁業権を侵害した時、賀川は「李承晩大統領閣下--わたしは東洋平和のために閣下の良心に訴えます。大韓国と日本との関係を平和に導いてください」という書き出しの李大統領に向けた長文の記事を毎日新聞に書いた。ダビデを殺そうとしたサウロ王の愛児をおのれの手元で養つたという旧約聖書の教えをひき、たとえ日本人がその指を切り落としたとしても、李大統領にダビデ王の寛容を持ち、日本と韓国とを永遠の平和の下においていただきたいと訴えたのだ。
この記事は韓国でも評判となり、李大統領も後に賀川に書簡を送った。そんな縁があることは確かだが、賀川は戦前に済州島に「豊幸農場」を経営していたため、そのことをもって賀川を韓国侵略の手先と批判する声もないわけではない。(伴 武澄)
李承晩大統領に訴える 賀川豊彦 1955年12月8日付け毎日新聞
豊幸農場と共益社の思い出 木本郁
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2009年03月03日
ユヌス氏、神戸で講演へ 賀川豊彦献身100年事業
バングラデシュのグラミン(村落)銀行総裁で、ノーベル平和賞の受賞者ムハマド・ユヌス氏を招いたシンポジウムが7日から3日間の日程で神戸市の神戸国際会議場などで開かれる。社会運動家として近代日本に大いなる足跡を残した賀川豊彦(1888-1960)が神戸のスラムに入って救済活動を始めて100年となるのを記念した事業の一環として行われる。
シンポジウムは神戸大学と賀川豊彦献身100年記念事業実行委員会との共催。テーマは「持続可能な社会づくりとソーシャルワーク」。
8日はユヌス氏が「もうひとつのソーシャルワーク-グラミン銀行が提起する新しい方向」と題して講演。講演を受けた対談では日本の社会福祉分野の第一人者である阿部志郎・神奈川県立保健福祉大学名誉学長が登壇、貧困からの脱却について意見交換する。
献身100年の記念事業は東京と神戸で計4回のシンポジウムを開催するほか、黒木瞳主演の映画「死線を越えて」(リメイク版)の上映会を各地で開く。また4月には賀川の大正時代のベストセラー小説「死線を越えて」がPHP研究所から復刻、秋には賀川の生涯を描いた劇画本も出版される予定。
賀川は大正期から労働組合、協同組合、農民組合など社会運動を指導、戦後は世界連邦運動を推進し、平和運動家としてノーベル平和賞の候補にも挙げられた。著作は小説、詩集、評論、経済書など200冊以上に及び、「死線を越えて」は上中下巻で400万部を売った。
ESDシンポジウム イン KOBE「持続可能な社会づくりとソーシャルワーク」
2009年3月7日 (土)13:00-17:00
神戸大学百年記念館六甲ホール
プレセッション
研究の共有ワークショップ
「ムハマド・ユヌス」「賀川豊彦」
「マイクロクレジット」「ESD」
2009年3月8日 (日)12:30-17:00
神戸国際会議場メインホール
メインセッション
基調講演: ムハマド・ユヌス 氏 2006年ノーベル平和賞受賞
「持続可能な社会づくりとソーシャルビジネス」
もうひとつのソーシャルワーク
グラミン銀行が提起する新しい方向~」
講演:阿部志郎氏 神奈川県立保健福祉大学名誉学長
「ESD 実践の草分けとしての賀川豊彦」
対談:ムハマド・ユヌス氏・阿部志郎氏
「ESDに資するソーシャルワークの現在・過去・未来」
司会:上野谷加代子 同志社大学教授
2009年3月9日 (月)09:15-13:00
神戸大学百年記念館六甲ホール
神戸大学学生とユヌス氏とのトークセッション
神戸大学名誉博士号授与式
主催:神戸大学、賀川豊彦献身100年記念事業神戸プロジェクト実行委員会
詳しい内容の問い合わせは以下。
神戸プロジェクト 078(371)3550
東京プロジェクト 03(3302)2855
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