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2008年02月27日
「バールのようなもの」ってどんなモノ?
唐突だが、ニュースによく登場する「バールのようなもの」が、いかなるモノかご存じだろうか。国語辞典で調べると「てこ・釘抜きなどに用いる棒状の金属工具。かなてこ」などと説明されていて、英語では crowbar だ。このバールが…、いや正確には「バールのようなもの」が、なぜだか事件記事にたびたび登場する。
わたしの知人に「バールって何?」と尋ねてみたところ、バールそのものを知っていたのは約半分。酒飲みの知人は「イタリア語のバーか?」と言い、理系の知人は自信たっぷりに「圧力の単位!」と答えたが、それ以外では「でかい釘抜き」「犯人の商売道具」などと笑いながら答えた者もいた。
この「バールのようなもの」については、名古屋出身の作家・清水義範さんが短編小説にまとめているほか、落語家の立川志の輔さんも創作落語のネタにしている。そればかりか、オンラインのフリー百科事典・ウィキペディアには「バール」とともに「バールのようなもの」についての解説が載っている。これが遊び心に富んでいて笑える。
▽ 「バールのようなもの」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニュース記事は時間との戦いのなかで書かれることが多いので、どうしても慣用句や常套句が使われがち。ニュースの基本要素は5W1H(いつ、どこで、だれが、なにを、どうして、どのように)と言われるように、文章も定型スタイルが多く、技巧に走る余裕はない。いきおい、「犯人はバールのようなものでドアを破り…」という慣用的な表現を使ってしまう。
わたしも駆け出しのころは「手あかの付いたような表現を使うな」などと先輩記者からよく叱られたものだ。だけど「バールのようなもの」という表現を、いまさら「かなてこのようなもの」と言い換えても、平仮名ばかりでは視覚的に分かりにくい。かといって「てこ・釘抜きなどに用いる棒状の金属工具のようなもの」などと長々と説明するわけにもいかない。この表現は、もはや新聞記者と読者との間に横たわる“お約束”的な言い回しになっていないだろうか。
47NEWSで「バールのようなもの」という表現がどれくらい使われているかを知りたい人は、下をクリックしてください。(ソリティアン)
▽ 「バールのようなもの」が登場する47NEWSの記事
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2008年02月22日
地方発のアイデア・商品満載の「商品速報」
「商品速報」がリリースされたのは昨年6月。当初は各地の特産品ばかりになってしまうのではないかと危惧していた。おっとどっこい、半年たってみるとユニークな物づくり情報が相次いで掲載されるようになった。
フランスの高級ブランド「エルメス」のスカーフに高知・室戸岬に近い奈半利町の製糸会社の生糸が使われているという。筆者は高知市出身であるが初めて聞いた話である。「おー」という驚きがあった。高知で国際ブランドとなっているのはライフルメーカー「ミロク」と土佐和紙を電子部品に応用した「ニッポン高度紙工業」ぐらいに思っていたが、いつのまにかエルメスの眼鏡にかなう企業が成長していたのだ。
「藤村」生糸エルメスに 悲願10年品質評価 2月15日【高知新聞】
一方で、各地の高校生や大学生が開発した食材が全国のコンビニ棚に並ぶという快挙を成し遂げたニュースも少なくない。企業が若者のアイデアを商品開発に取り入れるという話は別に新しくもないが、それはファッションの先端を行く大都会での話だと考えていた。学生の発想に都会も地方もないのだ。
「盛農パン」商品化決定 全国で販売へ 2月21日【岩手日報】
文理大生考案の4弁当を3月発売 ファミリーマート 2月19日【徳島新聞】
変わったところでは、弘前城のサクラを香りにしようという試みに大手化粧品会社が飛び付いたという話題もある。資生堂は「椿」という日本名のシャンプーを発売してブームをつくったばかり。サクラの香りを幸水に!という発想は悪くない。まだ地元のみの販売であるが、大いにブレイクして全国ブランド否国際的商品に成長してほしいと思う。
「弘前城の桜」の香り商品発売 2月15日【東奥日報】
(47NEWS編集長 伴 武澄)
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2008年02月21日
山形からル・マン参戦
東海大、ル・マン参戦決定 山形のYGKエンジン搭載 【山形新聞】
ワイ・ジー・ケー(YGK、山形市、山崎正弘社長)のエンジンを搭載したレーシングカーで今年6月の「ル・マン24時間レース」参戦を目指していた東海大のレース参戦が20日、正式に決まった。主催団体のフランス西部自動車クラブ(ACO)から、プロジェクトを指揮する林義正教授に電子メールで連絡が入った。大学のチームがル・マンを走るのは世界で初めて。 続きを読む
朝刊で朗報に接した。なんと山形の企業が開発したエンジンを搭載した車のル・マン出場が決定したというのだ。参戦そのものは東海大のレーシングカーだが、大学チームの参戦も初めてだというから快挙に違いない。
YGKの山崎社長は元々は学習教材を提供する経営者。自動車好きが講じて、90年代からエンジン開発に携わってきた。すでに2000年スポーツカー用の高性能エンジン「YR40」と一般車用の環境対応型エンジン「YR20」を開発。
山崎さんは無報酬で、小中学生を前に講演会もしている。「私たちのふるさと山形が山に囲まれているからといって、心まで既成概念という“山”にとらわれる必要はない。物事はプラス思考で行こう」と子どもたちを鼓舞している。
47NEWS編集長として、ぜひ山形新聞にはこの快挙を全国にそして世界に広げてほしい。できればル・マンに観戦記者を派遣して感動をわれわれに伝えてほしいと願っている。
(47NEWS編集長 伴 武澄)
やまがたから自動車業界に新参入!
イエローマジックのサイト
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2008年02月20日
何が食べ物の安全を約束するのか
ギョーザ中毒事件をきっかけに、中国でつくられた食べ物に対する不安が高まっている。共同通信社の世論調査だと「今後、中国製食品は利用しない」という人が75・9%も占めた。
しかし、食べ物が安全かどうかということと、産地(中国産か国産か)や価格(高いか安いか)とは、本来、何の関係もない。当たり前のことだが、安全かどうかは、生産工程や流通段階で危険なものを確実に排除する仕組みがあり、それが機能しているかどうかで決まる。「国産だから安全」とか、「生産者の顔が見えるから安心」というのは、笑い話だ。
日本で起きた被害者が1万人を超える大規模な食中毒は、最近では1996年に大阪府堺市などで続発した病原性大腸菌O157事件と、2000年の雪印乳業(当時)の乳製品による集団食中毒事件の2件であり、輸入食材は原因ではない。
価格やブランドも、安全とは関係が無い。高級品だから安全とは言えない。格安の輸入食材を扱うディスカウントストアのD社やH社、あるいは格安の居酒屋のS水産は、健康被害を出していない。健康被害を出したのは、乳製品のトップメーカーだった雪印乳業であり、少し前まで国の組織の一部だった日本たばこ産業(JT)や、安全をうたい文句にしてきた生活協同組合(CO・OP)だ。大企業かどうか、ブランド力があるかどうかは、安全性とは、まったく関係がない。
では何が、食べ物の安全を約束するのか? それは、プロセス(工程)管理だ。HACCPやトレーサビリティー(生産履歴)システムが構築され、品質管理の国際規格であるISO22000、GAP(最良農業規範)、GMP(最良製造規範)と言われるような基準が導入され、確実に実行されているかで、安全かどうかが決まる。
残念ながら日本では、プロセス管理の重要性に対する認識がとても弱い。トレーサビリティーも形だけで、その本質が理解されていない。携帯電話で食品包装のバーコードをなぞると、文字通り「生産者の顔が現れる」システムが開発されているが、生産者が特定されても、その生産者や流通業者が規範を守っていなければ、安全は担保されない。
プロセス管理とは、生産・製造段階で、いつ、どこで、だれが、何を材料に使い、どのような手を加えたかを徹底的に記録し、流通段階においては、いつどこを通過して消費されたかを克明に追跡できる仕組みだ。確かに手間がかかるが、情報技術(IT)が発達し、バーコードやICタグの応用で、コンピューター管理が可能になっている。
例えるならば、一つ一つの商品に、「スイカ」のようなIC乗車券を持たせて、できるだけたくさんの改札口(チェック・ポイント)を通すということだ。不良品があれば直ちに通行止めとなり、欠陥が生じた場所や原因を特定できる。
日本では、食べ物の安全が、こうしたシステムではなくて、一人一人、個人レベルの「注意力」や「衛生観念」で担保されてきた。板前さんは熟練しているから、狭い厨房でも、温かいものと冷たいものをごちゃまぜにして食中毒を出すようなへまは滅多にしない。従業員はお皿を一生懸命洗うから、熱湯で洗わなくても清潔だ。お客さんは自分のハンカチを持っているから紙タオルを置く必要もない。お互いの信頼関係に基づく衛生管理は、貴い。少なくとも、これまでは、そういう形で安全が守られてきた。
個人的には、消費者が生産者や流通業者を信用できないのは、悲しい。IT技術を駆使しないと安全が確保できないのは、残念だと思う。しかし、これまでの、個人レベルの衛生観念に立脚した日本型安全管理はグローバルには通用しない。人は自由に移動し、食品加工工場は中国などに出て行く。十分な技術もなく、もしかすると文字も読めず、作業手順を間違えるかもしれない。そうした人たちがラインに入ってきても安全が担保されるような仕組みが構築される必要が出てくる。ギョーザ中毒事件は、こうした時代状況の変わり目に起きている。(勇)
47TOPICS中国製ギョーザ特集
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知事って何 都道府県制を考える
日常だれもが口にしている「知事」。自治体の長であるが、なんで「知る事」が長なんだろうとずっと考えてきた。
日本で「知事」が官職名となったのは、廃藩置県以降だろうと多くが信じているだろう。実は明治維新の日本がまだ慶応の年号を使っていた時期に遡る。
大政奉還の後、戊辰の役の最中、西郷隆盛率いる倒幕軍が江戸城の無血開城に成功した。徳川慶喜は駿府に引きこもることとなり、780万石あった徳川領のうち駿府の70万石を残して、“新政府”側に引き渡された。カッコ付で新政府といったのは、1868年4月1日時点でまだ行政体としての政府をもたなかった。
閏4月21日に出された政体書で初めて、国家権力を総括する中央政府として太政官を置き、2名の輔相をその首班とした。同時に召し上げた徳川領に「府県制」を敷いた。奉行が支配していた地域「府」に、その他を「県」とし、その長として「知府事」「知県事」を置き、支配することにした。ほとんどの大名の統治はそのまま生き残り、知事は旧徳川領に限定された。
江戸が東京となったのは同年9月のことであるから、江戸は江戸府と呼ばれ、その長は江戸府知事と呼ばれた。長に地名を付ける時、「江戸府知府事」というのも変だったから、「江戸府知事」となったとされる。
「江戸府」とか「江戸府知事」は4月から9月までの短命だった。9月には「東京府」「東京府知事」に変更された。
知事の第二弾は1869年(明治2年)の「版籍奉還」だった。藩主が「知藩事」となった。ちなみに「藩」という概念は江戸時代にはなかったとされる。新政府が旧幕府領と区別するため、「藩」と呼んだのが真相のようだ。
版籍奉還はさらに1871年(明治4年)7月に「廃藩置県」へと発展し、「府」「県」「藩」は「府県」に統一され、知藩事は「知県事」「知事」と呼び改められた。全国は1使(開拓使)3府(東京府、京都府、大阪府)302県となった。
300余藩が府と県に再編されたが、あまりにも数が多いのと、境界が入り組んでいる上、飛び地が数多くあったため、同年11月には府県の統合が行われ、県の長は「県令」に改められた。地方の行政区は1使3府72県まで減らされた。
ちなみに県令は1886年(明治19年)に「知事」に戻され、現在に至る。それから東京が「府」から「都」になったのは昭和18年のこと。東京府と東京市が合体したものである。
(47NEWS編集 伴 武澄)
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2008年02月14日
ニッポンのGOHANが『ローリングストーン』誌の表紙に?
ブログの普及で、だれでも自分のエッセーや写真を気軽に公開できる時代になった。すこし大げさかもしれないが、個人による電子出版が可能になったわけだ。でも、だからといって既存の出版物がオーラを失いつつあるのかと言えば、かならずしもそうではない。そんなことを考えさせられるサイトを最近知った。
そのサイトとは、Mag My Pic(マグ・マイ・ピック)。キャッチコピーは、Fake magazine covers with your picture!・・・ニセの雑誌があなたの写真をカバーします、という意味だ。平たくいうと、わたしたちがデジタルカメラで撮影した写真画像を、有名雑誌の表紙を模した画像にデザインできるというものだ。このサイトがどのようなビジネスモデルによって成立しているのか、というようなことはさておき、まずは試してみた。
ためしたのは、47NEWSの人気コーナー「ニッポンのGOHAN」。この画像ファイルを「ローリングストーン」誌ふうの画像に載せてみた。大崎の食堂で作られたカサゴの定食(950円なりぃ~)が、かの「ローリングストーン」に載る可能性は限りなくゼロに近いが、こうして組み合わせてみれば、なかなか面白い。
ローリングストーンのほか、このサイトが扱っているウソ雑誌は以下の通り。
NATIONAL GEOGRAPHIC, seventeen, TIME, LIFE, MAXIM, SEXY, VOGUE, People, COSMOPOLITAN, PC GAMER, Pet Fancy, Sports Illusurated, FORTUNE, GQ
ネット時代になっても、雑誌の表紙にはまだまだ威光がある、ということですね。(ソリティアン)
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2008年02月13日
47NEWSを紹介した西日本新聞のコラム「春秋」
見物客の前で節分の豆まきに
見物客の前で節分の豆まきに挑戦した名古屋市・東山動物園のゴリラが、大箱に入った特製豆を、まかずに平らげた。「好物なのでもったいなかったのでしょう」と飼育関係者(中日新聞)。
▼仙台市のコミュニティーFM局は11日の情報番組で、小学生に交代でDJをしてもらう。参加する5年生は「自分の周りでは『ウザい』とかの言葉が使われているけど、番組では優しい気持ちが正しく伝わる言葉遣いを工夫したい」(河北新報)。
▼「47NEWS(よんななニュース)」から紹介している。全国52の新聞社と共同通信がインターネット上に設けて1年余。「ホッとニュース」のコーナーには楽しい話題が毎日届く。
▼北九州市の星琳高校では、卒業が近い食物調理科の3年生約70人が父母らを招待し、和風懐石料理をふるまった。数日前から下味をつけて準備した。感謝の気持ちが隠し味(西日本新聞)。
▼鳥取県からは「イワシマン」の話題。このほど音楽CDが出た。マイワシの水揚げでも知られた境港が生んだご当地ヒーローだ。「カタクチ剣」を武器に必殺技「3枚おろし」で悪者を倒す(日本海新聞)。
▼群馬県前橋市の園芸農家は新品種のバレンタインデー用カーネーションの出荷に忙しい。濃い赤の花びらが特徴で、その名も「チョコレート」。寒さに強く、庭に植え替えることができる。「上手に育てれば枯れません。愛情と一緒です」(上毛新聞)
=2008/02/11付 西日本新聞朝刊=
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相次ぐスーパーカー開発
きょう、岩手日報に一関発スーパーカーの話題が掲載された。モディという開発企業が開発した。なぜか地方の小さな企業が意欲を示している。
一関発スーパーカー 国際ショーに出品 【岩手日報】

一関市字沢の設計・製作工房「モディー」(村上竜也社長)と山形県出身でイタリア・トリノ在住の工業デザイナー奥山清行さん(48)は、欧州のスーパーカーをモデルにしたスポーツカーを製作し、3月にスイスで開催されるジュネーブ国際モーターショーに出品する。村上社長(43)らは「東北のものづくりの力を世界に発信したい」と準備に追われている。
新車は英国の名車「ロータス・スーパーセブン」がモデル。搭載エンジンは2000CC、230-250馬力で、ボディーは炭素繊維とアルミ素材で750キロと軽量化した。2人乗りオープンカーのスパイダー型とクーペ型がある。
モディ
先月は富山市の光岡自動車がスーパーカー「大蛇」を発売して話題になった。輸出用に左ハンドルも生産するという。
1000万円切る「大蛇」 光岡自動車の廉価版スーパーカー 【北日本新聞】
光岡自動車(富山市)は1月30日、限定20台のスーパーカー「大蛇・零(オロチ・ゼロ)」を発表し、受注を始めた。従来の「大蛇(オロチ)」(1097万円)の装備を絞り込んだ廉価版で、1000万円を切る934万5000円に価格設定した。オロチは日本神話に登場する「八岐大蛇(やまたのおろち)」をイメージし、低い車体と流れるようなデザインが特徴。
光岡自動車「大蛇」
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| 開発中の大蛇(光岡自動車サイトから) | 開発中の大蛇(光岡自動車サイトから) |
スーパーカーといえば奥山清行氏。山形県の県立高校を卒業後、武蔵野美術大学を卒業後にカーデザイナーを目指し渡米、イタリアの自動車デザイン工房ピニンファリーナのトップデザイナーの登りつめた。代表作フェラーリ・ロッソは2000年コンセプトカー・オブ・ザ・イヤー大賞を受賞した。
人が技術を生み、伝え広げるのであろうか。
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2008年02月08日
アイランドリーグ捕手が大リーグへ!?
7日の四国新聞サイトに「レッドソックス、堂上捕手(香川OG)獲得へ」という記事が掲載されていた。これまでの47NEWSなら到底見つからない記事だったが、先月から「四国・九州アイランドリーグ」というページをつくったため、目立って表示されるようになった。
四国新聞が紹介する浦上捕手のプロフィールは以下の通り。
堂上は横浜商科大時代、日米大学野球選手権に出場した逸材。社会人の日産自動車を経て2006年5月に香川OG入りし、遠投130メートルの強肩、パワフルな打撃ですぐにチームの中核を担った。
攻守の要としてチームの3期連続優勝、総合2連覇、独立リーグ日本一に貢献。個人タイトルでも06年に首位打者、本塁打王の2冠を獲得してリーグMVPに輝き、07年は後期のMVPに選出された。
それにしても、大リーグの情報収集はすごい。地元でさえ、まともに応援していない超マイナーなプロ野球チームにまで目を光らせているのだから。
実現すれば、日本のプロ野球を通り越してアイランドリーグからの大リーグ入りは大きな話題となるはずだ。アイランドリーグについてはアフリカのジンバブエからのシェパード選手がホームランを打った記事を紹介したことがある。アイランドリーグの話題が47NEWSを通じて全国に広がることを期待している。
ちなみに北信越のリーグとしてスタートした「BCリーグ」(ビッグ・チャレンジという意味)に新規加盟した群馬ダイヤモンドペガサスのキャラクター名募集の記事が上毛新聞サイトに7日掲載された。
(紫竹庵人)
ジンバブエからやって来た野球選手 【デスク日記】
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2008年02月06日
給食費を払わないなら弁当持参を
「払わないなら弁当持参を 給食『契約制』に 市川市教委」という記事が6日の東京新聞のウエブに掲載された。
「給食費を払わないなら弁当持参を」ということは、給食費を支払わない児童や生徒に給食を食べさせないということを意味する。
この記事を読んで、これは大変なことだと考えた。給食費の未納問題は確かに深刻である。本来なら支払い能力があるのに支払わない親が増えていることも知っている。だからといって、給食を食べさせるなということにはならない。
市川市教委の方針が実施されたら、教室で昼ごはんを食べられない子どもたちが出るのではないかと心配になる。
まず給食を配膳するのは子どもたちである。先生が「あの子には配膳しないように」などと指示できるはずがない。仮に指示しても、子どもたちにそんなことができるはずもない。当惑するのは配膳担当の子どもたちなのだ。
第二に親が給食費を支払わず、弁当も持たせなかったらどうなるのか。同じ教室の中で何人かの子どもだけが、お昼ごはん抜きで過ごせるのだろうか。
否、学校とはそんなところではないはずだ。みなさん、どうお考えですか。
(紫竹庵人)
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2008年02月05日
暫定財率がいかがわしい4つの理由
ガソリン税の暫定税率をめぐる第一ラウンドは、自民党が暫定措置を5月末まで延長する「つなぎ法案」を提出、1月中に衆院で可決しようとしたこと。衆参議長による調停で、本年度内に参院で採決することを条件に自民党はつなぎ法案を取り下げた。
第二ラウンドはどうなるのか。たぶん①法案に盛り込まれた延長期間10年の短縮②上乗せ税率幅の低減③ガソリン税の本則を改定する―などの論点をめぐって与野党間の熱い議論が展開されるのだろうと思う。
ガソリン税など暫定税率の問題で筆者がいかがわしいと考えていることを述べたい。
第一に暫定の期間が長すぎる。最初にガソリン税などに暫定税率が導入されたのは昭和49年。1974年のことである。石油ショックにより道路財源が確保できないことから当初2年だけ多く負担してくださいというのが趣旨だった。それが3年、5年の延長、延長でここまでやってきた。今回の延長は10年だから何をかいわんやである。
暫定期間が34年ということは3年後に定年を迎える筆者が働いてきた年月に匹敵するからすごい。30年以上にもわたり“暫定”はないないだろう。
10年以上も前に共同通信の経済部の記者時代からこの問題を記事に書いてきたが、当時でさえ「15年もの暫定はないだろう」と問題提起した。しかし“暫定”問題に関心を示していたのは石油業界だけであった。本当に必要な税率だとするならば本則を改正すればいいことである。そんなに難しいこととも思えない。
第二に暫定税率が高すぎることがある。ここ数年ガソリンそのものが高騰しているが、長い間、製品価格に対して100%以上の課税が続いていたのである。こんな税率はタバコしかない。
第三は自動車関連だけに暫定税率がかけられていることである。ガソリン税、軽油取引税、自動車重量税などである。30年前なら自動車は“贅沢品”の一つとして重課税があってもおかしくない。だが、自動車を持つことが富の象徴でもなんでもなくなった時代になっても自動車に重課税することは税の公平性からみておかしい。国際的にみて自動車オーナーにこんなに税負担がある国はないはずだ。本則を改正しようとすると必ずこういった議論が起きるから政府はなんとか暫定措置の延長で税収減をかわしたいのだと考えざるを得ない。
第四におかしいのは自動車関連の税金が道路特定財源となっていることである。自動車に乗る人たちが道路建設の負担をするのは当然のことと思われた時代もあった。しかし、発想は昭和20年代のものである。田中角栄議員が同29年に議員立法で成立させた法律である。当時は、高速道路などはなく、国道1号線でさえ、十分に舗装されていなかったのだから悪くない発想だったに違いない。ちなみに高速道路を有料にしたのも田中角栄氏だった。
全国に道路を整備することはまさに地方への公共事業予算の確保にほかならなかった。連想ゲームのように「暫定税率」は「道路特定財源」という自民党の政権維持のための資金源へとつながる。これを断ち切るのが改革でなくてなんであろう。
政府・与党にとって暫定税率が日切れとなるのは悪夢であろう。しかし、たとえ1日であってもガソリン税が本則に戻ることは国民にとって大きなショック療法となる。暫定税率といういかがわしい制度がこれほどまで続いてきた意味について考えるきっかけになるだろうからだ。
(紫竹庵人)
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2008年02月04日
ギョーザ騒動は「事件」なのに!
この事件が起きて、まず困ったことになると考えた。日中間が現在、薄氷を踏むような状況であるからである。ほんの小さなきっかけで反日感情が炎上する環境にあるし、日本側にはかつてのような日中友好の感情は薄れている。
一昨夜、ニュースを見ながら思いついたのは、ギョーザが中国製でなく、日本製だったら、どんな反応が起きていたのだろうということである。たぶん菓子パンに針が入っていた事件のように保健所ではなく、警察が動き出したはずである。そう「事件」となっていたことは確実である。
中国製ギョーザ騒動の発信源は兵庫県警と千葉県警だった。メディアは「両県警は業務上過失傷害などを視野に捜査を開始した」と書いた。しかし、捜査本部を立ち上げたわけでもなく、鑑識が農薬の混入の有無を調べている程度なのだ。
これまでの調べで、通常の工場の操業中で農薬が混入する可能性はほとんど薄れている。まず検出された農薬メタミドホスの濃度が通常の検疫基準に比べて100-400倍と高く、野菜の残留農薬の影響はほぼ否定されている。次いで、包装袋とトレーに穴が見つかったこともある。
だから、誰かがどこかで「意図的に」混入した可能性が高いという見方が強まっている。にもかかわらず、まだ「事件」となっていないのである。
日本の捜査当局が本格的に動き出せば、中国側に捜査協力を求めなければならない。報道だけではあるが、表立って中国の公安が動いている形跡はまだない。公安が動けば、犯人を捜さなければならない。そうでなくとも日中の感情は炎上しやすい環境にあるから、政治的な判断も不可欠だ。
日本側としてもまだ100%、国内での混入を否定できないでいる。万が一、そんな事実が浮上したら、今度は日本側が大きな恥をかくことになる。恥をかく程度ならまだいい。中国の半日ブログが書き立てているように「日本が反中キャンペーンを張っている」ことが“事実”となりかねない。
中国製の食品に対する健康被害が国際的に広がっているとはいえ、ことは慎重に進めなければならない。
(紫竹庵人)

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