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善意のすいとん後世へ 炭鉱事故の逸話 街おこしに一役

2015/02/02

福岡

温泉施設「ふじ湯の里」のレストランが考案したトマトスープのすいとん

ラブ度: ★★★

 

 
“歴史の味” 各店が工夫 旬の野菜を使用

 1914年12月に福岡県方城村(現福智町)で起きた炭鉱爆発事故「方城大非常」で、住民が被害者の子どもにすいとんを振る舞ったという逸話にちなみ、福智町がご当地グルメとして「方城すいとん」を売り出している。町職員の呼び掛けでメニューに加える飲食店が徐々に増え、トマトスープにするなど個性派も登場。事故から100年を迎えた昨年は小中学校の給食で提供し、子どもたちが“歴史の味”をかみしめた。


 「事故の話を祖母に聞かされて育った」と話すのは福智町伊方の赤熊敏子さん(75)。祖母によると、事故後、炭鉱住宅には親を亡くした子どもの泣き声が響いたという。「みんな胸が詰まる思いだった。どうにか元気づけようと、野菜や小麦粉を持ち寄って食べさせた」。自らも事故で義弟を失った祖母はこう振り返り、赤熊さんにもすいとんを作ってくれた。同じ逸話は、事故が起きた旧三菱方城炭鉱周辺の伊方地区で伝えられているという。




給食で「方城すいとん」を食べる伊方小の児童=昨年12月、福岡県福智町


 郷土食を地域おこしに活用できないかと模索していた町は、このエピソードに着目。2012年、若手職員が中心となって「福智好いとん隊」を結成した。しょうゆ味のスープに旬の野菜を入れるレシピを考え、13年からは町内の飲食店にメニューに加えるよう呼び掛けてきた。当初は2店だったが、昨年12月には9店まで拡大。具に魚介類を入れたり、体が温まるようショウガ風味にしたりと、どの店も工夫を凝らす。………≪西日本新聞の記事(2015年1月30日付)≫(全文はこちら)


西日本新聞@福智(西日本新聞) |2015/02/02|14:51


お店情報

地図はこちら

店名温泉施設「ふじ湯の里」レストラン、居酒屋「そこそこ」など9店


住所福岡県福智町

<オススメ>方城すいとん


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