緑に覆われたそばの丼 セリとそばの絶妙コラボ
2010/02/08
宮城
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新鮮で鮮やかな緑色で覆われたセリそばの丼 |
ラブ度: ★★★★
セリ好きは「セリが足りない」となお食べたがり、そうでない人は「そばがセリに埋もれている」と驚く。セリそばを食べた人はそう言うらしい。
かく言うセリ好きの私は、昨季の「セリしゃぶ」に続き、1年ぶりの旬の季節に「セリそば」に出会ってきた。
今回お邪魔したのは、宮城県内で市町村別セリの生産第2位の石巻市の旧河北町内にある道の駅「上品(じょうぼん)の郷(さと)」。おふろも併設し、リピーターの多い人気施設だ。セリそばは、「上品の郷」のレストラン「栞(しおり)」で、かきそばなどとともに人気メニューとなっている。
「栞」は宮城県が認定する「食材王国みやぎ地産地消推進店」の石巻地方第1号店。地元の産品を活用したメニュー作りで昨年12月に「セリそば」が初お目見えした。
さて、目の前に出された器は一面濃い緑色のセリで覆われている。1束110㌘をまるまる使っているので、かなりの量だ。しかも生。地元産大豆で作った油揚げの色が一面緑の中でアクセントになっている。油揚げの傍らにはこれまた地元産のユズを刻んで載せてある。
はしを丼に入れると、やっとセリの下にあるそばの感触が伝わる。セリとそばを一緒にはしでつかみ、口に入れる。シャキッとした生のセリの歯触りがいい感じ。香ばしいセリとそばが調和して胃の中へと落ちていく。火を通していない、生のセリならでは味わいがいい。こんがり焼けた油揚げをユズの香りとともに口に入れると、そばつゆの味を引き立て、セリとそばへの食欲がなおわいてくる。
なんて、うまいんだ。いくらでも食べられそうではないか。目で彩りを楽しみ、においで食欲をそそられ、舌で味わう。うーんいい感じだ。と思ったものの、やはり心で叫んでしまった。
「セリが足りな~~い!」
私はやっぱりセリ好きだった。鍋もいい、そばもいい、おひたしだっていい。セリ万歳!
上品の郷の駅長さん、太田実さんは「朝採りのセリを使っています。県が認証するエコファーマーとして環境保全型農法を実践する農家が作った安心安全なセリです。生産者の顔が見える。自信を持って勧めます」と笑顔を見せる。
新鮮な朝採りセリを使うため、セリそばは平日25食、土日祝は50食限定。間もなく冬セリの季節が終わるので、2月上旬にはセリそばが一旦メニューからなくなる。が、3月になると、冬セリより軟らかく、香りのある春セリの出荷が始まる。この時季になると、セリそばがメニューに復活するとのこと。春セリの季節に、もう1回食べに行こうかな。
セリそばとは別に食べたてんぷらで、セリのてんぷら、生の昆布のてんぷらもまたおいしかった。新鮮なものはほんとにうまい。
別メニューのてんぷら。手前がセリ、奥が生の昆布。
新鮮は食の命と実感した
<オススメ>セリそば


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