高砂や~、にくてんや~
ビールにぴったりホクホク故郷の味
ラブ度:★★★★
高砂名物「にくてん」
「高砂や~この浦舟に帆をあげて~」。
結婚式でおなじみの謡曲を生んだ兵庫県高砂市。最古級のご当地ソングで知られるまちが、今度は故郷の味を全国に発信しようと動き出している。
高砂名物「にくてん」だ。大阪のお好み焼きとはちょっと違う、甘辛く煮たすじ肉とジャガイモがメーンの“粉もん”である。先ごろ秋田県で開かれたご当地グルメの祭典「第4回B―1グランプリ」にも出場。食文化が違う東北アウェーの地でも、特別賞を受賞するなど健闘した(…らしい)。
にくてんの伝道師役を担っているのが地元の店舗で結成された「高砂にくてん喰わん会」。その「喰わん会」の一つ「木曽路」に出かけた。山陽電鉄・高砂駅前、いや駅前というより駅内か。改札を右に出ると、すぐそこにあるという、駅と一体化したような店舗だ。「高砂名物にくてん」と書かれた黄色い旗が誇らしげに掲げられているので道に迷う心配はまったくない。
店名の由来を主人に聞くと、「昔、山登りが好きだったから」と至極あっさり。そういえば、「にくてん」の名の由来も一説では「にく」はすじ肉、「てん」は天かすだとか。まさに庶民の味にふさわしく明快である。
何はともあれ、さっそく「にくてん」を注文した。ところで「喰わん会」には“掟(おきて)”があって、「値段は一律400円、すじ肉、ジャガイモ、こんにゃくを入れること」と決めているそうだ。
作り方は、鉄板に水で溶いた小麦粉を薄く丸く広げ、そこにキャベツ、すじ肉、ジャガイモ、こんにゃくを置いて、また小麦粉を流し、両面を焼く。手順を見ると広島風のお好み焼きに似ているが、サイズは小ぶり。具材も広島のわんさか感はない。
では、いただきます。う~ん、ナイス。具材を事前に鍋で煮込んでいるので、味がしゅんでいるのがいい。とにかくジャガイモのホクホク感がうまい! 煮込み単品でおいしいものを、さらにお好み焼きのモチモチ感とドッキングさせて相乗効果をあげていた。これはジャガイモ好きにはたまらない。他府県から訪れるリピーターが多いというのも納得だ。
ちなみに、こちらではおやつ的な食べ物なので、大阪のお好み焼きのように、ごはん、味噌汁がついた「にくてん定食」はないが、ビールにはぴったり。お代わりがほしくなるはずだ。
【神戸新聞メディア局デジタル情報部 後藤 剛 のエントリー】
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お箸でいただく「かつめし」(兵庫県加古川市) 2009年09月07日
【ニッポンのGOHAN 兵庫県関連のエントリー】
のり巻き食べて、やけどした(神戸市) 2007年07月19日 text:いのセント@神戸
【関連サイト】
神戸洋菓子職人-【神戸新聞】
ワンダフルコウベ2009 Website 神戸のおいしい朝・昼・晩-【神戸新聞】
ワンダフルコウベ2009 Website 編集スタッフブログ
神戸新聞メディア局デジタル情報部 後藤 剛

店名■木曽路
場所■兵庫県高砂市高砂町浜田2-1-1
電話■079-442-2197
料理■にくてん
値段■400円
営業時間■11:30-22:00 (21:30ラストオーダー)
定休日■月曜
http://www.47news.jp/topics/b-gourmet/2009/10/post_150.php
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