お箸でいただく「かつめし」(兵庫県加古川市)
2009/09/07
兵庫
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旭食堂の「当店自慢 かつめし」 |
ラブ度: ★★★★
「かつめし」。“ライス”でなくて“めし”。ソース(たれ)、カツ、ご飯の三層を一緒にすくって食べる。
兵庫県加古川市では“ご当地グルメ”として、とってもポピュラー。地元にはかつめしを出すお店を網羅した地図「かつめしまっぷ」なるものまで発行されてる。その中から今回は「旭食堂」をごあんな〜い。
1936年の創業。壁に貼られた手書きのメニュー、年代物のテーブルとイス。いまも昭和の雰囲気を色濃く漂わせ、食堂という懐かしい響きがピッタリの老舗だ。かつめしをメニューに加えて約30年という。もともとはうどん屋だったが、いまではかつめしが看板料理となった。さっそく、「当店自慢 かつめし」(800円)を注文。
盛り付けは、ほぼカツカレー的なスタイル。ただスプーンでなく、はしが添えられている。そこが“めし”たるゆえん?
カツには濃厚なソースがたっぷりかかっているので、テーブルのソースは不要。付け合わせにはゆでたキャベツとニンジンが。サクッと揚がったカツをはしで口に入れると、甘い肉汁がソースと共にじんわりと広がる。この店のカツは牛肉で、厚すぎず、薄すぎず。ちょうどキオスクで売っているカツサンドぐらいの厚さだろうか。
牛肉は何度かんでもまろやかな味わいがジワぁ〜と残る。といって、味がくどいわけでもなく、その辺が絶妙。新鮮なサラダ油で揚げられたカツは、肉と衣がピタッと密着して口あたりもちょうどいい。大人から子どもまで、世代を問わず親しめる昔の洋食屋さんの味だ。
かつめしは1950年ごろ考案されたという。半世紀を超えた歴史を持つが、加古川など東播磨エリア以外では兵庫県内でも出す店は少ない。また、店によってさまざまなレシピが存在するのも特徴。例えばカツは、牛がポピュラーだが豚や鳥もある。ソースはデミグラス風が多いが、味噌が入っていたり、トマトケチャップ風のものもある。付け合せにはボイルしたキャベツを出す店が多いが、野菜サラダやポテトサラダを添える店もある。地元ではどれも、かつめし、という。問題なのはやっぱり「うまい」か「まずい」かだ。
旭食堂では当初から値段の高いメニューだったそうだが、根強い人気を誇ってきた。テイクアウトに、「かつめし弁当」(800円)もある。
JR加古川駅南口より南へ、寺町商店街を経て、本町商店街を北西へ。徒歩15分。なお、約80店の販売を網羅した「かつめしまっぷ」は加古川観光協会(電話079−424−2170)が作成。2009年版を無料配布している。
【後藤 剛 (神戸新聞社 メディア局デジタル情報部)のエントリー】
「昭和」の香り漂うオムライス(神戸市) 2009年10月05日
【ニッポンのGOHAN 兵庫県関連のエントリー】
のり巻き食べて、やけどした(神戸市) 2007年07月19日 text:いのセント@神戸
【関連サイト】
神戸洋菓子職人-【神戸新聞】
ワンダフルコウベ2009 Website 神戸のおいしい朝・昼・晩-【神戸新聞】
ワンダフルコウベ2009 Website 編集スタッフブログ
| 神戸新聞メディア局デジタル情報部 後藤 剛 |2009/09/07|10:00| コメント (0) | コメントを書く


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