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2009年04月27日
和歌山
熊野牛すじごろごろカレー丼とざるそばセット
スパイシー
熊野牛
田舎そば
ラブ度:★★★★

スパイシーなカレー丼にざるそばがマッチ
さてさて、今回の「ニッポンのGOHAN」はマンボウ@紀州が、熊野牛のカレーとざるそばのセットをお届けします。
お店は、和歌山県田辺市の「めはり本舗 三軒茶屋」。ここは熊野の郷土料理「めはりずし」と田舎そばの専門店で、本来はめはりずしをリポートすべきお店です。めはりずしは、すし飯を高菜の漬物で包んだおにぎりのようなすし。昔は大きくて、「目を見張るほど口を開けないと食べられない」ということから、「めはり」という名前になったという説があります。今は食べやすい大きさで提供されています。同店のめはりずしはもちろん絶品ですが、あえて4月から9月末までの季節限定で提供されている「熊野牛すじごろごろカレー丼とざるそばセット」(1100円)を食べました。
そば屋さんのカレーというと、和風のだしやしょうゆを使っていてあまり辛くなく、まったりとしているというイメージがありますよね。専門店のカレーとは別に、とてもそそられます。まず、スプーンを手にして、丼からカレーライスをすくいます。おっ、かなりスパイシーじゃありませんか。香辛料がばっちり効いていて「そば屋さんのカレーは甘め」という先入観はあっさりくつがえされました。食べ進むうちに、口の中が辛さに支配されます。盆の上に氷水が入った大きなグラスが載っていた意味がようやく分かりました。ここで水は我慢、我慢。スプーンをはしに持ち替えて、太めの田舎そばを口に運びます。私は上品な更科系のそばよりも、個性が強い田舎そばが好きです。そばつゆの適度な甘みが、口の中にこもったカレーの辛さを和らげてくれます。「カレーぱくぱく」「そばズルズル」-。この組み合わせは意外にも、食べる楽しみを2倍にしてくれます。
そうそう、肝心の熊野牛を忘れていました。熊野牛は、和歌山県田辺市や西牟婁郡で生産される和牛。すじごろごろカレー丼は、余熱を利用してじっくり味を染みこませたすじ肉が入っています。肉はとろけるように柔らかいのに、和牛の滋味がしっかり閉じこめられています。
同店の通常メニューにカレーはありません。今回のカレーとそばのセットは、田辺観光協会のグルメ企画「あがら丼」の一つとして考案しました。「あがら丼」は市内の20店がシラスやカツオなど地元の食材を利用した丼を創作し、期間限定で提供しています。味わえるのはいずれも9月末までです。
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マンボウ@紀州
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2009年04月22日
神奈川
堀り立て!旬のタケノコ
季節の香り
旬の味
春の味
ラブ度:★★★★★

掘りたてのタケノコ!
今が旬のタケノコ。旬の時期をはずすと成長の早いタケノコは竹になって食べられなくなる。そこで1カ月を10日ずつ、上旬・中旬・下旬の3つに分ける意味の「旬(じゅん)」に竹カンムリをつけて「筍(たけのこ)」という漢字をあてたのが筍の語源らしい。
その「旬のタケノコ」を掘った。場所は横浜市港北区の新羽町。同じ水泳チームの女性のお宅で横浜市営地下鉄ブルーラインの新羽駅から徒歩20分ほど。周辺は、ここが横浜市内かと思うような自然があり、野菜を植えた畑が点在する地域。
以前は農家だった彼女の家の敷地で、春は「タケノコ掘り」、秋は「秋刀魚バーベキュー」で旬を味わうのが、わが水泳チーム恒例のイベント。今回もメンバーと家族の総勢20数名が集まった。それぞれに軍手をはめ、シャベルやスコップを持ち、獲物のタケノコを求めて、裏山の竹林に入る。この日は好天に恵まれ、汗ばむほどの陽気。数日前の雨で「雨後のタケノコ」状態かと思いきや、今年は前年よりも少ないようだ。
枯れ葉のかぶさった土の中から頭を出したタケノコを見つけ、周りをスコップで掘り、タケノコの根元をテコの原理で持ち上げて抜く。平地に生えていれば、抜くのはたやすいのだが、世の中そんなに甘くない。斜面の足場の悪いところにばかり、タケノコは生えている。滑り落ちないように足場を確保しながら不自然な姿勢でタケノコを掘るのはかなりの重労働…いや足腰のよいトレーニング。汗にまみれた1時間半。全員で掘り起こしたタケノコの数は大小取り混ぜて約60本。昨年は100本を越えていたので、今年の収穫は少なめだった。もちろん、採れたタケノコは参加者で山分け。

この日の収穫
この後、タケノコづくしの手料理をごちそうになる。タケノコと豚肉の煮物、つくねとタケノコの煮物、タケノコサラダ、タケノコパスタ、タケノコおこわ、タケノコ寿司、タケノコご飯。タケノコの味をいろいろ楽しめるバラエティーに富んだ料理は、どれもおいしく、きれいになくなるまで、あっという間。
おみやげに大2本、小1本のタケノコを持ち帰り、夕食は小さな1本でタケノコご飯とタケノコのきんぴら。掘り立てなので、ゆでてない生のままでもあくがない。残りの大2本はゆでて保存。今週はわが家も毎日タケノコ料理だ。

タケノコづくしの料理
ウィキペディアでタケノコの食の歴史を調べてみた。
それによれば、奈良時代に編さんされた日本最古の歴史書「古事記」にタケノコの記述があるという。国生みの神、イザナギ(男)とイザナミ(女)の神話で、イザナギが「黄泉の国」から脱出する話の中にタケノコが登場する。黄泉の国から迫るイザナミの追っ手にイザナギが髪に着けていた櫛(くし)の歯を投げつけると、それが次々とタケノコになって生え、追っ手たちが、そのタケノコを引き抜いて食べている間に逃げたという。なんとも間抜けな追っ手の話だが、遠い神話の時代からタケノコが食されていたということだろう。しかも日本人は古代からタケノコ好きだったことが想像できる。
また1つ、雑学のネタが増えた。

タケノコの寿司
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江戸っ子ヒロ
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2009年04月13日
東京
東電元社長が愛したカレーライス
うまい・早い・安い
スタンダード
ラブ度:★★★

スマトラカレー(普通盛り)
東京電力の元社長・荒木浩氏が足繁く通うカレー店が新橋にある。
名前は「スマトラ」。
47NEWS参加社の日本経済新聞紙上で、荒木氏自身がこの店のカレーを紹介している。
荒木氏といえば東電会長や電気事業連合会会長も務めた電力業界の実力者だ。氏が愛したカレーとは、いったいどのようなものなのだろうか。
荒木氏は記事の中で「スマトラ」についてこう語る。
「今でも一人で食べに行く。せっかちの私にとって、とにかく早いのがいい。注文してから10秒くらいで出てくる。」
「並盛り530円と50円のキャベツサラダの組み合わせが最近のお気に入り。」(日本経済新聞2009年3月18日付夕刊)
実際に行ってみると、カウンター15席ほどの店だった。カレーは普通盛り(530円)と大盛り(650円)の2種類だけ。あとはラッキョや玉子、キャベツサラダなどが頼める。
カレーには豚肉の細切れが入っている。ほかの野菜は煮崩れており、渾然一体となっている。
味は、これぞスタンダードな日本のカレー、という感じ。母が作ってくれたカレーを思い出した。
辛さはほどほどで、これなら忙しいときにもかきこめそう。
店の人に「うまさの秘訣」について尋ねてみた。
「やはり、伝統でしょうか」
35年もの間、カレー屋として経営を続けているという。長い間、膨大な数のサラリーマンたちに満足してもらえるようなカレーを提供してきた。その実績が、店を支えているのではないか。
荒木氏は記事の中で、こうも語っている。
「カレーと並んで好きな食べ物は「柿の種」。酒のつまみにはこれ以外、何も要らない。昼はカレー、夜は柿の種と日本酒。我ながらよく飽きないものだと思いながらも、この組み合わせがサラリーマン生活を支える元気の源だった。」
東電元社長は、質素な食生活を貫いていたのだった。
「スマトラ」の店内は、昼は「戦場」になる。新橋のサラリーマンたちが押し寄せるからだ。今日もスマトラはサラリーマンの空腹を満たしていることだろう。
【写真】カレーの店スマトラ
【湯浅 泉 (47NEWS編集部記者) のエントリー】
とても濃厚な東京・古奈屋のカレーうどん 2009.11.09
ケンタロウの名レシピをちょっとだけアレンジした「しょうが焼きプレート」 2009.11.02
エルヴィス・プレスリーの大好物? 超甘い「クリスピー・クリーム・ドーナツ」 2009.10.26
椎名誠氏が考案した超簡単「しょうゆマヨスパゲティ」 2009.09.28
伊集院静氏お好みの組み合わせ 「アイスクリーム&ホットコーヒー」 2009.09.19
スパリゾートハワイアンズ名物「ロコモコ」のお味は… 2009.09.14
鳥取の珍しい「二十世紀梨ドリンク」 2009.08.03
新橋の新鮮な「新さんま」 2009.07.20
クレイジーケンバンドのライブの後に食べた福岡の焼きラーメン 2009.07.13
どえりゃーうみゃー、サラリ系・矢場とんの「みそかつ」 2009.06.15
たいそう活気がある池袋の「たいぞうらーめん」 2009.06.08
カルティエ展の後に食べた上野精養軒のビーフシチュー 2009.05.25
「微妙なぬるさ」という価値 宮崎の冷や汁 2009.05.11
東電元社長が愛したカレーライス 2009.04.13
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■店名 スマトラ
■場所 東京都港区新橋1-16-10 浅川ビル1階
■電話 03(3501)3826 ※お昼時の電話はご遠慮ください。
■営業時間 AM11:00~PM8:00 (土曜日はPM6:00閉店)
■定休日 日祭日
地図はこちら
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湯浅泉(47NEWS編集部)
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2009年04月02日
岐阜
岩魚の親子丼「これはいいわなぁ~」
ヘルシーで
身体にいい
根尾の名物
ラブ度:★★★★

岩魚の親子丼
春だ!桜だ!花見のシーズンがやってきた。
4月1日、根尾谷の淡墨桜(本巣市根尾)の公園野外ステージで岐阜を愛するアーティストらによる淡墨桜コンサート(入場無料)が開かれ、千年の祈りと題する力強い魂の共鳴をともにした。その後で根尾で食べたくなる名物と言えば、幻の魚といわれる岩魚(イワナ)料理。うすずみ温泉四季彩館「温泉館のレストラン花霞」で、期間限定の「岩魚の親子丼(1100円)」を味わった。
昔から地元のタンパク源とされるイワナは、天然ものはなかなか手に入らないのだが、根尾で養殖されているイワナは手軽にいただける。平成7年の開店当初、塩焼や刺身、卵を単品でもてなした。料理長の脇田義和さんは、イワナを使って何かおいしいものができないものかと、他県を渡り歩き試行を重ね、4年前に「岩魚の親子丼」を作り上げた。威勢いいイワナを造り置きはせず、注文を受けてから調理する。丼にかける醤油は、自家製を使う。色は濃くなく味は薄くないのが特徴で、刺身醤油のように濃厚でどろっとしていないさっぱりした口当たりのよい鰹風味だ。
注文して13分。お膳で運ばれてきた。「醤油にワサビをといてかけてください」と店員さん。
「岩魚の親子丼」は、どんな丼なんだろうか?
鶏の親子丼をイメージしていたが、全く予想以上の料理だ。きれいな花が咲いたような感じで食べるがもったいないくらい。これぞ!イワナが咲いた淡墨桜丼だ。桜の花びらのようなイワナの切身が8切。真ん中にはシソの葉の上にイワナの卵がどっさり。魚のにおいはなく、磯とゴマの香ばしさが漂う。ワサビを醤油にといて丼にかけ、ご飯を混ぜると、さらに香りが増してきた。
少しピンク色した透き通るイワナの切身を食べると、プリプリ。醤油の辛さと身の甘さがマッチし、さっぱりした味だ。
地元ではゴールドキャビアと呼ばれるイワナの卵は、どんな味だろうか?
3ミリほどの黄色いイワナの卵は、プチプチと少し歯ごたえある食感で甘くてさわやかな味。ご飯は根尾産の米を使い、しっとりもっちりした食感。卵とご飯との相性も抜群で、刻み海苔やネギや白ゴマが絡むと絶妙でうまっー。食べれば食べるほど甘味が増してどれだけでも胃袋に入りそう。
能郷白山から雪解け水が注ぎ込む谷川の清水で育んだイワナは、とってもヘルシーで身体にいいとされる。いにしえの淡墨桜を観賞した後、太古の湯につかり、桜や山の雪景色を観ながらゆっくり味わうと生命の躍動感がみなぎる。
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場所■岐阜県本巣市根尾門脇422
店名■うすずみ温泉四季彩館 「温泉館のレストラン花霞」
電話■0581-38-3678
営業日■11:00~18:00
定休日■月曜日(但し、4月は無休)
その他■ 期間限定の岩魚の親子丼は、秋の11月からイワナの卵がなくなりしだい終了。
樽見鉄道 の樽見駅 から無料のシャトルバスが発着。
地図はこちら
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アマデウス@岐阜
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