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ハムカツ・ノスタルジー

2008/11/01

東京

感激するハムカツ

ラブ度: ★★★★★

 

 
懐かしの味 昭和30年代 肉屋の惣菜

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」で描かれた昭和30年代。小学生だった自分は毎日どんなGOHANを食べていたのだろうか。茶の間のちゃぶ台で食べた朝ご飯と晩ご飯。小学校で食べた昼の給食。朝は卵かけご飯。昼は脱脂粉乳とコッペパンとカレーシチュー。晩は七輪に火をおこして外で焼いた秋刀魚。記憶に残っているのはこんなGOHANだ。食材豊富な現在と比較したら、かなり質素な食事だったに違いない。

 当時、ごちそうだと思ったのは、すき焼き、トンカツといった肉料理。家族のお祝い事でもない限り、食べることはなかった。今にして思えば、毎日のGOHANにも肉の出番は少なかったような気がする。肉といえば豚肉のことで、悲しいことに牛肉は大人になるまで食べたことがなかった。すき焼きは豚肉で作るものだと信じていた。

 プロ野球の大スター長島選手が登場したあのころ、ご多分にもれず野球少年で毎日のように空き地で野球をした。当時はまだ「原っぱ」と呼んだ空き地がたくさんあった。遊び疲れて、腹を空かせ、家路につく小学生。帰りに商店街の肉屋で買う「ハムカツ」はごちそうだった。ポケットの5円か10円で買う揚げたてのハムカツのうまかったこと。今でもハムカツを見ると当時のことを思い出す。

 団塊世代の同僚と飲みにいった新橋の居酒屋「大露路」で注文した「ハムフライ」にオジサンたちは感激した。このハムの厚み。子どものころ食べた懐かしの「ハムカツ」のようにハムが薄くない。ケチケチせず、厚切りにしてくれたところがオジサンたちの心を揺さぶる。素材のハムはロースハムなどといった高級品ではない。外側の赤い、安いプレスハムだから「ハムカツ」はうまいのだ。これがなんと300円!ですよ。この店は全品オール300円!なんですよ。心を揺さぶられないオジサンはいないはずだ。

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 別の居酒屋「加賀屋」では「ハムカツ玉子」というメニューを見つけた。「おっ、ハムカツ・プリンス!」と思ったが、よくみると点がついてた。こちらは、やや厚切りのハムカツに焼いた玉子を載せてケチャップがかけてある。玉子を使って豪華に見せているが、それでもリーズナブルな550円。

 どちらの店も通りから横の路地に入った小さな居酒屋で場所を説明しにくい。「ハムカツ、新橋」をキーワードにして検索をかけるとたくさん見つかる。新橋の居酒屋はオジサンたちの味方。インターネットで新たな居酒屋を探して、路地裏探検に出撃するも楽しみなのである。

 ウィキペディアに「ハムカツ」と「プレスハム」の解説が載っていた。それによれば、「ハムカツ」とはハムを具にしたカツレツのこと。食肉一般が高価であった時代にプレスハム(屑肉を寄せ集めて作られる安価なハム)を利用して開発されたカツレツである。また「プレスハム」とはハムに似せて作られた食品。屑肉を寄せ集め圧力を掛けて大きな塊としたもので、日本では一般に1980年代以前にハムといえばこれを指すほどであった。比較的安価な食肉製品である。

 昔を思い出して、なるほどと思った。どんなことでも載っているウィキペディアにも感動した。

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江戸っ子ヒロ |2008/11/01|15:33| コメント (4) | コメントを書く


お店情報

地図はありません。
住所 新橋の居酒屋「大露路」「加賀屋」
営業時間 電車で帰れる時間
定休日 未調査
値段 300円、550円!

<オススメ>ハムカツ ハムカツ玉子


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