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伊達な城下町で見つけたこれぞ日本の昼飯

2008/02/11

宮城

昨年秋に定食初登場の「カサゴ(笠子)」はイカツイ顔ながら、脂身のある白身は美味。なんとびっくりは丸ごとから揚げで登場!この日は「めかぶときゅうりの酢物」と「岩出山油揚げとぜんまいの煮付け」が添えられ充実ごっつぉさんは950円なりぃ~

ラブ度: ★★★★★

 

 
当地で絶賛 愛情たっぷり 毎日食べたい

 こんにちは、たけっちです!

 大崎市の岩出山地域は、宮城県の北西部にあって、東はたけっちも住む古川、西は昨夏に日本の温泉・東の横綱(旅の手帖)に選ばれた鳴子温泉と隣接する。町の中央には北上川に注ぐ江合川が流れ、流域に発達した集落は江戸の昔から稲作の産地だ。地域名の岩出山は、24歳でこの地に移ってきた伊達政宗に由来する。政宗は秀吉の圧力で米沢城を明け渡し、領地を没収され、度重なる一揆で荒地となっていたこの地域に仙台城を築くまでの12年間を、岩出山城を拠点に世の動静を睨んでいた・・・(ざっくりと歴史を端折ってしまいましたが)。

osaki_hirumeshi_02.jpg 現在でも城下町の雰囲気が残り、伊達家にまつわる史跡も残っていて、東北でも数少ない「小京都」に指定される大崎市岩出山地域(旧岩出山町)は、僕の庭ともいえる営業エリア! 悠久の歴史を感じる岩出山でみつけた「これぞ日本の昼飯」に、僕はこの地で勤務してから魅了され続けている。

 岩出山城址・城山公園のそばに【キッチン食堂 城山】はあります。近くには国の史跡名勝に指定されている「有備館(日本最古の藩校建築)」や地酒「もりいずみ」の酒蔵もあり、城跡を囲むように流れる川の風情が素晴らしい場所です。開店して44年となる食堂は、さまざまな変遷を経て自宅庭に建て増したもので、現在のオカンが2代目。初代オカンも元気に店を手伝っている。

 地モノにこだわった4種類のおかずが自慢の定食は、毎日メニューが変わる。見事な味付けとともに主菜と副菜に分けられ自作の器に盛られ、定食のお米は大きな竈戸(かまど)で愛情こめてじっくり炊かれた地元産のササニシキ! 一粒一粒の輝きと歯応えがあります。osaki_hirumeshi_03.jpg

 ご飯をサポートするお味噌汁は、伊達の時代にも献上品として重宝された岩出山味噌。仙台味噌同様に赤と白の合わせ味噌で、素朴な麹たっぷりな味わいの田舎味噌だ。三陸の海藻類や山のキノコや季節の野菜を美味しく包んでくれる汁はまさにおふくろの味! 内陸地でありながらも歴史的な交通の便の良さから、三陸で水揚げされる魚料理もたびたび提供される。

 100万都市・仙台でもこんなに手の込んだ、バランスのとれた定食が気軽に食べられるお店って、そう多くありません。専門的なことはよく分かりませんが、オカンの上品な味付けは家庭的なものというより、かつて上方で味わった京風の小料理屋テイストを思い出す。少なからず「伊達の城下町」や「みちのく小京都」であることの自負が料理に込められていると思うのは、僕だけだろうか・・・

 そんな理屈抜きに、「今日の大根はうまいよぉ」とか「いい魚が入ってるよぉ」と、無邪気に目を輝かせるオカン。とりたてて名物だとか、高級で珍しいものを食べるのではなく、どこか懐かしい温かみのある素朴な定食。手が届かない、産地がどうとかの高価なブランド素材も日常の食事では関係ない、毎日でも通って食べたくなるオカンの手作り昼飯。「日本の昼飯」の原点を、政宗も住んだこの町で出会いました。

 「オカン」という表現は東北地方では使われないが、たけっち氏は一時期、関西に暮らしたことがあり、この表現を好んで使っています)

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白河以北たけっち |2008/02/11|09:30| コメント (3) | コメントを書く


お店情報

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店名キッチン食堂 城山


住所大崎市岩出山字二ノ構6
連絡先0229-72-0356


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