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不思議な味のハーモニー「つゆやきそば」

2008/02/04

青森

妙光食堂のつゆやきそば。優しい舌触りが秀逸

ラブ度: ★★★

 

 
カルトな人気 土着風 小腹が減ったとき

 豚のラードで、肉や野菜と一緒に独特な太めの平打ち麺(めん)を炒(いた)めて、ぴり辛のウスターソースで仕上げるのが青森県黒石市の名物「黒石やきそば」。これを器に入れて、そばやうどんのつゆ、ラーメンスープをかけて食べるのが今話題の「つゆやきそば」だ。

 香ばしい出汁の匂いにソースの風味が重なって、まさに味のハーモニーが口中に広がる。最初は経験したことのない不思議な食感に軽くショックを覚えるが、食べ終えてしばらくすると、心の中で「また食べたい」という声が響いてくる、いわゆる「後を引く」食べ物なのだ。

 始まりは半世紀以上も昔、市内の中学校の前にあった食堂のおばちゃんが、毎日夕方になると立ち寄る生徒たちに「少しでもお腹の足しになれば」と、やきそばにそばのつゆをかけて出したのが由来とも、味に満足いかないやんちゃな学生がラーメンの残ったスープに入れて食べたのが起源ともいわれる“この街ならでは”の味だ。

tuyu_yakisoba_02.jpg 土地の人には「おなじみの食べ物」だったが、旅行者や通りすがりの人たちには「縁のない物」だった。それが2年前、地元の観光施設で開かれた「黒石焼きそばサミット」をきっかけに脚光を浴びるようになった。現在、市内の食堂でメニューにやきそばを載せているのが59軒。その3分の1に当たる18軒がつゆやきそばも出している。まさに「やきそばの街」だ。

 味のハーモニーと書いたが、それぞれの店のつゆやきそばの味はバラエティーに富んでいる。人気店の一つ、市内元町の妙光食堂(中村弘美さん経営)はラーメンのスープが基本だ。鳥ガラやニボシ、野菜などのエキスをたっぷり含んだスープにほんのり甘めのウスターソースがなじんでいる。

 また、地元の常連客が多い市役所地下のアラスカ食堂(磯沼トワ子さん経営)は、そばつゆ仕立てのあっさりした味が魅力だ。観光客の多い中町商店街の「道の駅・こみせ」(斎藤一文社長)はうどんのつゆをベースに、ちょっぴり辛めの味で個性を出している。市内の食堂をめぐって、新しい味に出会う旅を楽しんでみてはいかが?

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クロヤギ@東奥 |2008/02/04|11:00| コメント (2) | コメントを書く


お店情報

地図はこちら


<オススメ>つゆやきそば


店名:妙光食堂
  黒石市元町66、電話:0172-53-2972) 値段:600円 定休:月曜
店名:アラスカ食堂
 黒石市市ノ町11-1 値段:450円 定休毎週土日、祝日
店名:道の駅・こみせ
 黒石市中町5 電話:0172-59-2080 値段:400円


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