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松島で殻付きカキと熱い戦い

2008/01/14

宮城

押し寄せてくるカキと格闘する遠来の2人

ラブ度: ★★★★

 

 
お酒と一緒に 土着風 寒い季節に

 俳聖・松尾芭蕉があこがれた松島は、この季節、養殖棚にびっしりとカキが連なるグルメの海になる。ホテルやレストランでは、工夫を凝らしたさまざまなカキ料理を提供している。しかし、カキそのものを直球勝負で味わうなら、松島観光協会直営の「かき小屋」に限る。

 JR仙石線松島海岸駅から歩いて10数分。海沿いの空き地に建つプレハブ小屋2棟が、目指す「かき小屋」。傍らのホテルを見てから目を移すと、その地味さは比類ない。だが、入り口付近には多くの人がたむろしている。予約していないと2時間待ちだという。

 中に入ると、既に鉄板の上で大量の殻付きカキが湯気を上げている。気持ちは高ぶり、せかされているような気分になる。席に着くなり、左手に軍手をはめ、右手にはナイフ。店の人に教えられた通り、手前の火が通ったカキの開口部からナイフを入れて殻をこじ開ける。姿を現す松島湾産の取れたてカキ。海水の塩味にカキ汁が混じった天然スープと一緒に、プリプリ熱々のカキをほお張る。しょうゆはいらない。続いてビールを流し込む。うーむ、納得。

matsushima_kaki_place.jpg 会社の後輩2人と、しばし黙々と殻付きカキに取り組む。カニを食べる時に似た沈黙の時間が過ぎる。ある程度たつと、よりおいしい食べ方が分かってきた。カキはまず、スコップで豪快に鉄板の中心部に放り込まれる。焼けたものは次第に周辺部へと押しやられる。中心部から8割がた周辺へ移動したものを選ぶといい。焼けすぎず、ジューシーで身がプックリした濃厚カキが味わえる。

 ビールが日本酒に変わるころには、さすがに食べるペースも鈍り、口数の方が多くなってくる。

 後輩2人のうちの中堅N君「大きいから中身が充実しているとは限らないんだよな」
 新人U君「人間と同じですね」
 人間と同じかどうかは分からないが、殻付きカキ攻略のノウハウは着実に蓄積されていくのだった。

 締めのカキ飯とカキ汁も丁寧に作ってあるのがうれしい。相席でU君の隣に座っていた県外からの女性2人組も満足そうだった。ただ、60分食べ放題のコース。U君と2人の女性の会話が盛り上がりかけたところでお開きになったのは、致し方ないことだった。

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GOHAN@ふらっとM |2008/01/14|10:00| コメント (9) | コメントを書く


お店情報

地図はありません。
住所宮城県松島町松島字東浜
営業日12月24日までは毎日営業(平日:午前11時~午後2時 土日祝日:午前11時~午後3時)。12月25日から2008年1月4日までは休み。1月5日から3月9日までは、金・土・日・祝日のみ営業。
連絡先022-354-2618(松島観光協会)
値段Aコース:殻付き焼きガキ60分間食べ放題、カキ飯、カキ汁付き(大人3000円、子ども1500円。電話で前日までに要予約。
Bコース:殻付き焼きガキ45分間食べ放題(大人2000円、子ども1000円)。5人以上は要予約。


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