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2007年12月24日
東京
輝け!! GOHAN of the Year 2007 !!!
ラブ度:★★★★★
(あるっく) さて、今年もやってまいりました、「輝け!GOHAN of the Year 2007 !!」の時間です。別名、 G-1 グランプリ! M-1 グランプリや、K-1 グランプリと並ぶ、日本の恒例行事ですね。
(ぐうが) こらこら、いきなりボケかましてどうするのよ。今回が初めてでしょう!M-1とかK-1と一緒にしたら、ツッコまれてKOされますよ。
(あるっく) 6月から毎週2本、ざっと60本のエントリーがありました。いったいどの記事が大賞を受賞するのか、ほんとに楽しみです。
(ぐうが) たしかに楽しみですね。いろんなGOHANがありました。狭いようで、ニッポンは広いね。
(あるっく) では、さっそく、賞の発表といきましょう!
(ぐうが) わっかりました!
(あるっく) その前に、ひとつ質問があります。
(ぐうが) え?なになに?
(あるっく) 大賞や各賞は、いったいだれが選んだんでしょう?
(ぐ う が) そ、そ、それは、、、(むにゃむにゃ)
(あるっく) キミ、はっきり言いなさいよ。
(ぐうが) ・・・・あの・・・・それは・・・・私が選びました。いちおうGOHAN隊長として。
(あるっく) えーーー! 信じられない!めちゃ、こわ! なんたる非民主的な! そういうのを独断専行っていうんじゃない? 前から怪しいと思ってたけど、、、、
(ぐうが) ゴルワ! キミが選んでくれってボク泣きついてきたんじゃないか!
(あるっく) ・・・・さーて発表です。ぐうが隊長のハートフルな選評読みながら、ことしのニッポンのGOHANを振り返ってください。では、隊長、どうぞ!

◇大 賞◇
疲れ吹っ飛ぶ 懐かしのカツ丼(アマデウス@岐阜)
戦後からずっと、岐阜の庶民に活力と勇気をあたえ続けたお店の心意気、人情が絶妙のソースとなって、名物カツ丼の味を一層高めていますよね。日常食としてここのカツ丼を食べることで、心もカラダも疲れがとれるような・・。こんなお店が近くにあれば。ぐうが的にもぜひ行ってみたいお店です。
◇準大賞◇
港町気仙沼 ホルモン旅情(GOHAN@ふらっとM)
店で食べるだけでなく、花見にバーベキューに漁船員の食料にと、これまた地場の常食として根付いているホルモン。単なる観光客向けのメニューとは深みが違います。変に型にはめず、みそだれの味や食べ方がそれぞれ少しずつ違うところなんかも、ご当地メニューの魅力を引き立てています。
◇準々大賞◇
福井県民の「ソウルフード」 ソースカツ丼(チョキッ@ふくい)
カツ丼続きになりますが、なんといっても、カツの迫力に圧倒されました。あまりのボリュームに、カツをふたの上に避難させるという贅沢。メタボ人だって、「そんなのカンケーねえ」。さらに筆者の、福井県民のソウルフードとしての、ソースカツ丼への熱い思いもガツンと伝わってきましたです。
◇ぐうが隊長特別賞◇
のり巻き食べて、やけどした(いのセント@神戸)
お好み焼きとのり巻きの合体。創造は組み合わせとつくづく納得。切らずに保温、切って食べやすい。下町ならではの知恵。店の雰囲気もいい感じだし。PTAバザーで焼きそば、焼き鳥係のぐうがは、鉄板系に目がないんです~。
◇こりゃウマソウで賞◇
懐かしくも味は逸品 ホタテかき揚げ天丼
これはホント、うまそう!。「衣ごとぷりぷりの貝柱を白いご飯とともにほおばると、口中に磯の風味と米の甘さが・・」という表現も秀逸。おまけに安い!
◇ジーンときたで賞◇
二つのホッキ飯
グルメブログというより、泣かせるコラム。名文です。ぐうがには書けません。伯母への気遣い、ホッキ飯とともにある思い出。映画の1シーンのようです。
◇勇気に拍手賞◇
なまず料理で、元気100倍 、奄美“メェ~”産 ヤギ汁を食す
なまずは多分、私は駄目です。勇気を奮ってのかぶりつき、尊敬します。ヤギ汁は私、好きなんですが、コレも臭くて初めての人には相当ハードル高いです。
◇ガッツリいくぜ賞◇
濃厚スクラム ラガーメン
見出しがイイ。濃厚なラーメンフィールドに白いタマゴ、その絵柄が面白い。ラグビーへの熱い思いやお店のエピソードも読ませます。で、これまた、安い。
◇カラダにエエで賞◇
とってもヘルシー ダチョ~ウ
メタボ問題はGOHANの常連ネタ。そこに悩む筆者が、ガッツリと食べてもOK、ヘルシーというダチョウを料理し、メタボオヤジに希望を与えました。
◇????賞◇
豚肉なのに「やきとり」、「うどん」という名のカレー屋さん
いわゆる、( ゜д゜)ポカーン としてしまう、食のタイトル、店名。「何でなの?」で、一気に読ましてしまうネタを選んだことで、既に勝ってます。
◇ご苦労様で賞◇
ねばって食べたねばり丼
普通、1軒か2軒回ってみて駄目だったら、「別のネタにするか」となるところを粘り腰。3軒目で見事ゲット。食材と同じく、ネバネバギバップ精神に拍手。
◇ゆるゆる賞◇
食べると楽になる純ちゃんのカレー
昼に何食べるか決まらない時、最後の最後に行きつく隠れ家。そこで出てくる脱力感のある独特のカレー。食後しばしくつろぐ。かけがえのない時間がそこに。
◇インパクト一発賞◇
祝!ブログ開設。トサカバーガーに挑戦しました
隊長による単なるネタです。スルーしてもらって結構です。「あのトサカには負ける」「インパクト強すぎ」とか、皆さんにさんざん言われた。それだけです。
(ぐうが & あるっく) 2008年も美味しくて楽しいGOHANをお届けできるよう頑張りますので、よろしくお願いします!
2007年下半期に公開された「ニッポンのGOHAN」から、大賞、準大賞、準々大賞、こりゃウマソウで賞、ジーンときたで賞、勇気に拍手賞、ガッツリいくぜ賞、カラダにエエで賞、????賞、ご苦労様で賞、ゆるゆる賞、インパクト一発賞の各賞を一挙に発表!
地図はありません。
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ぐうが@高知 & あるっく@江戸
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2007年12月20日
三重
ほんのり縄文の味、榧太郎生
ラブ度:★★★

一見すると、
甘納豆のようだけど、、、
名張の近く、三重県の奥深くから「榧太郎生」が送られてきた。素朴な田舎のお菓子である。
三年前、津市で勤務していたころ、支局の隣の喫茶店で初めて出合った。
喫茶店のママさんが「これ太郎生のお菓子、召し上がれ」といって杉の香りいっぱいの小さな箱を差し出した。中にはピーナッツを砂糖でくるんだような豆菓子風のお菓子が入っていた。
ポリポリとかむうちに砂糖の甘さとカヤの実のほろにがさが口の中で溶け出した。なかなか上品な味だった。食べ出すとこれがやめられない。お茶にもビールにも合う、そう思った。カヤの実は縄文時代、トチの実などとともにわれわれの祖先の飢えを満たした山の食料だったが、まさか、この時代にカヤの実を食べるとは思わなかった。
ママさんは、今度はその箱に入っていた一枚のしおりを差し出した。「私だけの特産品」と題した一文を読んで、なにやら感情がほとばしる思いとなった。
「私が嫁いで来た家はもとは造り酒屋で、裏庭に樹齢350年といわれる榧の木があって、秋のかかりの9月中頃になるとよく熟した実が落ち始めます。・・・」
姑が榧の実でつくった手作りのお菓子を杜氏さんや蔵人さんに出していて、その姑がなくなった後に、嫁の久子さんが作り始めたお菓子であることが説明されてあった。
数日後、僕は「榧太郎生」をつくっている久子さんに会いに行った。津市から西に山あいの道を2時間近く走ったところに太郎生の村はあった。太郎生は今は合併で津市に編入されているが、れっきとした地名である。地名の由来は書くと長くなるので省略する。
「ぽたっ! と榧の美の落ちる音で目を覚まし、秋の訪れを感じるとともに、姑の小さな背中を思い出しながら作っている『私だけの特産品』」と書く久子さんは表情、話しぶりともに情感たっぷりの鄙にはまれな女性だった。裏庭に案内されて、実が落ちた後の大きな榧の木の下で、姑の思い出話となった。
実を拾い集め、皮むき、晒し、水洗い、天日干し、殻割り、渋取り、炭火炒り・・・、「榧太郎生」がつくられるまでの手間は限りない。今では、久子さんでなければつくれない、否つくろうとしないだろうお菓子が「榧太郎生」なのだった。
「このあたりの家はみんな榧の木を植えています、深く広く根を張るので地震や山崩れの時、家を守ってくれるのです」。山の生活は辛いことが多いはずである。そんな愚痴めいた会話はなかった。榧太郎生にはそんなさわやかな秋の恵みを久子さんにいただいた思い出がある。
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紫竹庵人
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2007年12月17日
宮城
プンタ君、仙台イタリアンの主役になるか
デートに
ブレーク寸前
寒い季節に
ラブ度:★★★

前冬完成した「牡蠣とプンタレッラのスパゲッティ」
まいどぉ!はじめまして白河以北たけっちです。東北は宮城の片田舎OHSAKIより、日頃の美味いもんネタを気の向くまま、わがままにレポートしていきまっせぇ! 若輩もんゆえ、厳しいご意見、ご感想をお寄せいただければ幸いです。
さてさて、記念すべき初投稿は仙台でしか食べられないローマの野菜「プンタ君」を使ったスパゲティです。
プンタ君の本名は「プンタレッラ」。覚えられない人は、プンタ君と読んでください。このプンタ君、新しい食材を宮城から発信したいと考えていた県農林水産部の新食材振興チームが、農家の協力を得ながら4年にわたる試行錯誤の栽培実験を続けてきたものです。で、このほど出荷から流通商品化へプロジェクトを成功へと導きました。
それにしても……ローマ野菜・プンタ君がなぜに宮城で??? と首をかしげる人もいるでしょう。理由のひとつは、宮城とローマが姉妹県だからです。伊達政宗の家臣・支倉常長がローマ法王に謁見し…… そんな歴史はさて置き、空前の仙台市内の乱立するイタメシ屋ブームにも乗って、プンタ君の存在が少しずつ認知されています。なんといっても、プンタ君は、食品成分上似たもの野菜(レタスやセロリ)と比べ、格段にナトリウム、βーカロチンや食物繊維が多い! この特長は、荒んだ食生活の助けにも一役買いそうで、嬉しい限り(^^:)
今回、現物そのものの写真は撮影できませんでしたが、サラダになるちょっと手前の刻んだヤツを、仙台市青葉区一番町の「イル・クオーレ」さんで確認成功。また仙台市青葉区上杉にある「デル・カピターノ」さんでは三陸産の牡蠣と絡ませて仙台オリジナルメニューを完成させました。
三陸産の牡蠣は小ぶりですが、プリプリに身が引き締まる良質な品種。軽くソテーした牡蠣はエキスをたっぷり出し、上質なパスタソースとしてもグー。プンタレッラはどちらかというと、苦味のある毒消しの役割。アンチョビソースで和えたものを絡ませて出来上がりです。
冬の味覚の仙台新名物となるか、いやはや立派な「仙台イタリアン」なる新ジャンルの確立を予感させる試みです。みなさーん! 仙台へお越しの際は、こんな食材の取り合わせメニューで一献いかがですか?
商品■カキとプンタレッラのスパゲティ
値段■夜は1100円
店名■DEL CAPITANO(デル・カピターノ)
場所■仙台市青葉区上杉2-4-21 リバーシティ上杉1F
電話■022-711-8726
定休■火曜日
地図はこちら
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白河以北たけっち
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2007年12月13日
長崎
「ろくべえ」って………誰?
ヘルシー指向
土着風
小腹が減ったとき
ラブ度:★★★

対馬の郷土料理「ろくべえ」
「ろくべえ」と聞くと、昔話に出てくる男性の名前のようだが、これは料理の名前。長崎県は島原半島と対馬に伝わる麺料理のこと。麺はサツマイモを原料としている。しかし同じ長崎県内とはいえ、島原半島と対馬は直線距離で約200キロ、あいだには玄界灘があり、それぞれの歴史も文化もかなり違う。2 つの地域で、どうして同じような料理が同じ名前になっているのかは謎。
島原のろくべえは「六兵衛」と書くことが多く、かつて深江村(現・南島原市)の名主・六兵衛という人が、飢饉がおきたときに考え出したものというのが通説になっている。つまり保存食。サツマイモの粉とヤマイモをこねて、「六兵衛突き」や「ろくべえぜき」などと呼ばれる、いわゆるところてん突きのような道具で麺にする。それを茹で、だし汁で食べる。
対馬のろくべえはひらがなで書くことが多いようで、こちらはサツマイモを加工して得られたでんぷん(「せん」と呼ぶ)を丸めて乾燥させた「せんだんご」が原料。これを島原と同じような道具で麺にして、茹で、だし汁で食べる。ということで、作り方は島原と若干違うと言える。ちなみに「せん」をサツマイモから取り出す方法は、韓国でも見られるそうな。さすが、九州よりも大陸が近い島。
前置きが長くなったところで、ここでは対馬の「ろくべえ」を紹介しよう。
ろくべえは郷土料理であるので、町中の飲食店にはたいていあるようだ。今回訪れたのは、対馬市厳原の中心部にある対馬市交流センター内にある店。
注文して出てきた料理は、一見すると普通のそばのようだ。黒い麺がスープの中で泳ぎ、トッピングにネギとワカメとカマボコ。しかし麺はそばのように長くはなく、せいぜい2~3センチ。もちろんすする必要はない。箸でつかもうとしても、あまり量がとれないのは、感覚でいうとヒジキのようなものか。太さは全然違うけど。スープは、うどんやそばと変わらないようだ。
麺の表面はつるっとしている。このプルプル感は、麺料理としては珍しいのではないだろうか。この食感と麺の黒さがろくべえの大きな特徴といえよう。
この対馬のろくべえ、長崎県総合農林試験場が「スポーツや農作業などの事前摂取に適している」とお墨付きを与えた料理。消化しやすく、エネルギー源としての即効性にすぐれているんだとか。離島で厳しい生活をしてきた先人たちの知恵がつまった料理なのだ。
料理名■ろくべえ
場 所■対馬市内各飲食店(ちなみに「対馬市交流センター」は対馬市厳原町今屋敷661)
値 段■500円~700円程度
地図はこちら
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ばってん@長崎
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2007年12月10日
北海道
サンマは釧路に限る
お酒と一緒に
秋の味覚
小腹が減ったときに
ラブ度:★★★★

「さんまんま」は蒲焼き風サンマと炊き込みご飯
さて、先日の釧路出張の帰り。出張といっても仕事なので、ボランティアベースの?GOHAN特派員として自由には動けないわけで、いきおい、比較的自由の利く移動時が狙い目となる。
というわけで帰りの特急の昼飯をターゲットに。
釧路の観光名所、幣舞橋の近くにある観光施設、フィッシャーマンズワーフMOO(ムー)で物色。
店内を歩いているとなにやら香ばしい香りが…。
なんと土産店のど真ん中で炭火焼きをやっているではないか!
何を焼いているのかな…と寄ってみると、サンマ?
いや、ちょっと太くないか…。
看板には「さんまんま」の文字。
開いたサンマを棒状のご飯の上に押し寿司風に載せ、そのまま豪快に炭火で焼いているのだ。
あ、もう、これしかないしょ、とばかりに、焼いているオバサンに「こ、これ、ください」。
「400円です」
なんと税込み400円。まあ、サンマってそもそもそんなに高い魚じゃないけど、昼食の値段にしてはちょっとラッキーという安さだろう。オバサンは丁寧にキッチンばさみで4等分に分割して、プラケースに収めてくれた。
MOOから釧路駅までは歩いて10分ほど。さて、特急に乗車。さ、メシだメシだ。
「さんまんま」は、サンマに蒲焼き風のタレが塗られ、ご飯は炊き込みご飯。
一見くどそうだが、サンマとご飯の間に敷かれたシソの葉が絶妙に、くどさを消している。
これ、考えた人エライなぁ、と感心しつつ箸が進む。
あ、ちなみに、今日はもう帰るだけなのでビールも解禁。
北海道人としては、定番の北海道限定サッポロクラシック。
以前、東京勤務の時は、帰省の度に買って帰ったなぁ。
もはや、ご飯というより、ツマミという風情…。

最近はサンマの刺身も当たり前になってきたけど、サンマはやっぱり焼くのが一番。
どこで食べても同じようなものだが、漁獲高で国内屈指の港で、いわばサンマの聖地、釧路で食うのは格別なのである。
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まあく@蝦夷
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2007年12月06日
岐阜
なまず料理で、元気100倍
ラブ度:★★★★

お得な「なまずランチ」
豪快!ナマズの蒲焼にかぶりつき!
岐阜県羽島市で10月に「なまずまつり」が開かれた。ナマズを使った料理が振る舞われるということで、行ってみた。なまず鍋がなんと無料! なまずのひつまぶしも500円という超安さで、どちらもおいしかった。ナマズはビタミンB1やコラーゲンを多く含むので、美容・滋養強壮に 効果があるという。 その味が忘れられず、なまず料理の店を探してみた。
ありました! 羽島市の西隣の海津市平田町にあるお千代保稲荷の参道に並ぶ料理店「やまと新館」。「なまずランチ(1480円)」と「ず鍋」をセットにしたランチを格安で食べたら実においしかった。
創業以来、先代から受け継ぐ秘伝のタレはしょう油と白砂糖などの隠し調味料を使う継ぎ足しの自慢タレである。ナマズは、地元産の生きた天然ナマズを仕入れ100件掘りの井戸水に10日ぐらい泳がせて泥を吐かせ10日くらい置いたナマズをその場で調理して出すから新鮮そのもの。また、隠れメニューで「なまず宮さまランチ(1980円)」がある。「なまずランチ」に「ず鍋(なまず鍋)」を付けたものである。
店内は、琴のメロディーが流れている。広い座敷から庭園を見ると、水に打たれる水車がゆっくり回っている。居心地がいい広い座敷に腰を下ろしなまずランチを注文した。すると驚くべきことに、2年前に秋篠宮殿下がなまず料理を御賞味された写真やお品書きが展示されているではないか。びっくりして腰が抜け、待つこと 10分。 調理場から香ばしいしょう油のにおいが漂ってきた。
なまずの蒲焼、なまずの天ぷら、鯉汁、ごはん、漬物がお盆にのせて運ばれたあと、ず鍋も運ばれてきた。
なんと、大胆ななまずの蒲焼だろうか。皿の上には、頭から尾まで半分に開いた大きなナマズ一尾(全長25センチ)。さて、どこから食べようか?
私を見かねたご主人が「なまずは、大胆にかぶりつく」と先代の言葉でアドバイスしてくれた。その言葉通り大胆にかぶりつき身を大きく切り裂き味わうと、なんと甘辛く香ばしいしょう油風味。うなぎよりも脂が少なくあっさりして、あと味もさっぱりしている。また、皮や尾の先端は、コリコリした食感で骨ごと食べられる。これは、魚ではなく肉を食べているような感じ。
なまずの天ぷらは 、肉厚な切り身(なまず、うなぎ)、シシトウが皿にもられている。切り身に少し塩をふりかけていただくと、柔らかい感触と脂がのったタンパクな味が楽しめる。

ず鍋は、薄鍋(直径18.5センチ)でその場で調理をして熱々でいただく。鍋の中は、大きななまずの切り身・シメジ・インゲン・ゴボウ・ミツバ・かまぼこがつゆにひたされている。
まず、①.固形燃料に火をつけて、3分待つ。②.生卵を器にわり、はしでとぐ。③.鍋が沸騰したら、内ぶたを開けて②(卵)を全体にかけたら内ぶたして、3分逃げたったら出来上がり。
内ぶたを開けると、ゆげからいいにおいが漂ってくる。スプーンで下地の汁をすくい味わうと、たまりがしっかりと食材になまずエキスが調和した豊かな味である。皮付き切り身(70~100ミリ)と野菜は、とき卵と下地の汁がしっかりしみこみおいしい。
岐阜県の南端にある海津市平田町は、西には揖斐川が流れ東には長良川・木曽川が合流する地域で川魚は庶民のタンパク源とされていた。心身暖まるなまず料理は、報恩感謝の気持ちで一人でも多くの方に気軽に味わってもらいたいという。食通をうならす秘伝のタレがとても好評で県外からのリピータも多い。
店名■やまと新館
場所■岐阜県海津市平田町三郷2202-1番地(お千代保稲荷東口大鳥居前)
電話・FAX■0584-66-3503
営業■平日 10:30~15:00 17:00~19:30 日祝日 10:30~19:30
(元旦~1月5日 / 毎月1日・15日 10:00~23:00 月末はオールナイト)
※ 「なまずランチ」と「なまず宮さまランチ(1980円)」は、期間限定で2月~12月のみ。
但し、なまず宮さまランチは事前に予約が必要。ランチタイムは、10:30~14:00。
※ やまと本店(お千代保稲荷中心街)でも味わえる(要予約 TEL 0584-66-2112)。
※ 定食のほかに、もろこ煮も販売。
地図はこちら
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アマデウス@岐阜
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2007年12月03日
高知
土佐みやげの定番? エチオピア饅頭
カルトな人気
サプライズに
土産にgood
ラブ度:★★★

ヒロスエも嘉門達夫も好きだという通称「エピまん」
土佐と饅頭とエチオピア。三題話のような取り合わせだが、高知には「エチオピア饅頭」というをインターナショナルなスイーツを作っている老舗和菓子店があり、カルト的な人気を呼んでいる。
ニッポンのGOHAN総元締のぐうが@高知さんも、上京した際に47編集部を訪れて
「ほれ、高知の土産じゃキニ!」
と含み笑いをして手渡してくれたのが、このエチオピア饅頭であった。・・・・なんだこれ? ポカ~ンと口を半開きにした私に、ぐうがさん曰く「箱の中に、名前の由来とか、ヒロスエのこととか、GOHANの記事にしたらどうよ」。
というわけで、なぞの「エチオピア饅頭」をありがたくいただいた。
おそるおそる箱を開けてみると、黄色っぽい小さな饅頭が20個ならんでいた。一つつまんで中を割ってみたが、特に変わったところはない。口に含んでも、黒糖風味のおいしい饅頭であることはよく分かったけれど、どこがエチオピアなのか全く分からない。メーカーは高知県香南市の有限会社・近森大正堂。うーむ、わからん・・・
ぐうがさんが言っていたとおり、箱の中には〈しおり〉が入っていて、名前の由来が記されていた。それによると、近森大正堂さんの創業の地は「白下糖」と呼ばれる黒糖の特産地で、1919年(大正8)に初代店主が黒糖を使って「黄まんじゅう」を製造・販売した。商品名は、会社の所在地にちなんで「のいち饅頭」と命名された。
それから十数年後、遠いエチオピアの地で戦争が勃発した。近森大正堂さん〈しおり〉には
エチオピア大国はイタリアの侵略を受けましたが、エチオピア軍は勇敢に迎えうち苦戦のうちに撃退することができました
とある。これだけではよく分からないので、百科事典を調べてみると、この戦争は第2次エチオピア戦争と呼ばれ留物であることが分かった。
当時のイタリアはムッソリーニ首相がファシズムを推進しており、1935年10月にエチオピアへの侵略を始めた。イタリア軍の近代兵器に対し、エチオピア側はラスと呼ばれる地方の豪族たちが連携して抗戦した。しかし、毒ガスまで使ったイタリア軍の攻撃に、1936年5月、首都アジス・アベバが陥落。エチオピア側はゲリラ戦を展開し、 36年にエチオピアの主権が回復した。
なんだか歴史の教科書みたいになった。
近森大正堂さんの〈しおり〉には、こうんな文章が載っている。
このニュースに非常な感動を受けた主人は、このエチオピアの名を敬意と賞賛とを込めて、愛する饅頭に名づけ「エチオピア饅頭」と改めたのでございます。
つまり、高知の饅頭と
エチオピアとの間には、縁もゆかりもく
なく、たんに初代店主さんが、エチオピア軍の闘いに心を打たれたというだけのようだ。だが、「だけ」などというと、少し失礼にあたる。なぜなら、エチオピア饅頭が話題を呼ぶにつれてエチオピア大使館の知るところとなり、1996年にエチオピア大使が近森大正堂さんを訪問するという、初代店主が聞けば感涙モノのイベントがあった。以来、エチオピア饅頭の看板やパンフ、しおりには「エチオピア駐日大使公認」の文字が刷られるようになった。
どこまで行っても歴史の教科書みたいなので、最近の話題を少々。
このエチオピア饅頭は、タレントの嘉門達夫さんがTBSテレビの「花まるマーケット」で紹介したり、ヒロスエ(広末涼子)さんが好物だと公言しています。芸能界ではブレークしているようですね。
いずれにしても、ごちそうさまでした>ぐうがさん
場所■高知県香南町野市町西野227-3
店名■近森大正堂
電話■0887-56-4348
品名■エチオピア饅頭
値段■12個入り441円、20個入り735円、40個入り1470円
地図はこちら
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あるっく@江戸
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