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2007年09月27日
福岡
昭和レトロ キュウリはさんだ幻バーガー
ややコッテリ
サプライズに
ラブ度:★★★

ミドリ色のキュウリ、見えますか?
出張人間の私にとって楽しみといえば、各地の知る人ぞ知るGOHANを食べること。これまで何度か福岡を訪れた。そして、街角で「幻のバーガー」という看板を見かけ、えらく気になっていた。「幻」と聞くと、現役時代のガッツ石松が繰り出した右フックしか思いつかない。うーむ。いったいなにが幻なの? そんな思いを胸に、先日ようやく幻のハンバーガーにありついた。
その店は、地下鉄「中洲川端駅」出口の近くにある、大洋映画劇場の中にあった「湖月カレー」。れっきとしたカレー専門店。この店の前身とされる店が、昭和28年から2年ほど、米軍板付基地の兵隊さんに評判のハンバーガーを売っていたという伝説がある。それがこのほどリバイバル販売されたのだ。地元の人に尋ねてみたら、佐世保バーガーや唐津バーガーに対抗して「天神バーガー」などと呼ばれているみたいで、けっこう好評。
店を訪れて店員さんの説明を聞くと、ハンバーガーとチーズバーガーの2種類があり、「幻」と言われるのはチーズバーガーのほうだという。8枚のチーズが入っていて、ちょっとカロリーが気になる。体のデカイ兵隊さんが喜びそうなサイズだが、メタボな私にはちょっとなあ、、、、
写真を撮るためホテルに持ち帰り、アルミホイルを開けてヒックリした。チーズの量が半端じゃない。トマトもめちゃめちゃ分厚い。ハンバーグは小ぶりに見えるが一般的なファーストフードの倍くらいの厚さ。なかでも目を疑ったのが、分厚いキュウリがしっかり挟まれていたことだ! ソースはマヨネーズ味がきいていて、パンのしっとり感がなかなか。この「幻」が500円。コスト・パフォーマンス良すぎですよ。
埼玉県民の私にはピンと来ないが、地元・博多っ子にとって、湖月のカレーは昭和レトロの象徴のひとつだそうです。米兵相手に2年ほど販売していた人気バーガーに、なんとキュウリが使われていたという事実に、当時の福岡市内の食材事情を感じるのですよ、私は。
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BooBoo7@さいたま
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2007年09月24日
大阪
お好み焼き屋vsオカン
土着風
家族向き
ラブ度:★★★

鉄板の上でソースがジュウジュウ音をたてています
ふらっとS@宮城さんの「冷やし中華は仙台に限る」に触発されたわけではないが、お好み焼きはやはり大阪に限る。広島にもおいしいお好み焼きがたくさんある。それを承知のうえで、あえて「大阪に限る」と言いたい(ケンカ売ってるんとちゃいますよ)。
大阪の少年にとって、お好み焼きは日常食。流儀も伝統もない。おぼっちゃま時代のボクには、オカンが作ってくれたお好み焼きが一番うまかった。近所の駄菓子屋のオバちゃんが焼いてるお好み焼きも、夜店で売ってるお好み焼きも、みんなうまい。でも、お好み焼きは家庭の味。超有名店に何時間も並んでありがたがっていただく料理ではない。
・・・・と大見得を切ったものの、タマのような美少年も、やがて腹が出て加齢臭を放つ別の生物に変身する。そのころには、有名店のお好み焼きの味を覚え、舌が肥えてしまう。「鉄人」や「達人」が作るお好み焼きは、くやしいけどうまいですわ、これが! オカンやヨメハンが作るお好み焼きもウマイけど、名人のお好み焼きもまた格別と認めざるを得なくなりますねん。
というわけで、大阪の老舗をひとつ紹介したい。戦後ほどなくオープンした「天満・菊水」という店で、故・中嶋らも氏ら有名人もよく訪れていた。らも氏もエッセーでも紹介していたが、この店の特徴は、頑固一徹のおっちゃんが、十卓ほどの鉄板を一人で管理していたこと。どの鉄板のお好み焼きがどれくらいの焼け具合か、すべて頭の中に入っていた。卓から卓をへと移動しながら、十数枚ものお好み焼きを見事に焼き上げていく。客が勝手に火を弱めたり、ひっくり返したりしようものなら、おっちゃんは激怒して、店からたたき出すこともあったという。
ボクがおっちゃんの技を見て感心したのは、テコでギュウギュウと押さえつけないこと。やさしく丁寧に焼いていると、生地がフンワリふくらみ、香ばしい匂いがただよってくる。この店では、お肉もイカもエビも、生地の中心部分で包み焼きをするように焼くので、具の風味が逃げない。焼き上がると、ソースとマヨネーズを塗って、カツオ節と青のりパラパラ。「はい、おまっとさん!」というおっちゃんの声を合図に、テコでサクっと切り、「ジュウ」と音が出て、ボクの顔がほころんでいく。
これは有名店の一例に過ぎない。大阪にはいろんな有名店があり、店それぞれに「なるほど」と客を唸らせる秘伝や秘技がある。店ごとに工夫を凝らし、しのぎを削っている。 ・・・・などと偉そうなことを書いた後で、ある仮説が浮かんだ。「鉄人」や「達人」の競争相手は、ライバル有名店ではなく大阪のオカンたちではないか。「たまには専門店で食べたいな」という子供や夫を前に、「どあほ。そんなもんくらい、ウチで作ったる」と豪語し、ほんとうにうまいお好み焼きをこしらえるオカンたち。彼女らこそ、鉄人や達人の真のライバルに違いない。
近年は大阪でもお好み焼きを自宅で焼く機会が少なくなっているというような話を聞く。大阪のオカン、がんばれ!
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コテコテ@OSAKA
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2007年09月20日
宮城
港町気仙沼 ホルモン旅情
お酒と一緒に
当地で流行
激ヤス
ラブ度:★★★★

千切りキャベツにウスターソースを垂らして、
ホルモンが焼けるのを待つ
カツオ、マグロ、サンマにフカヒレ、全国有数の水揚げを誇る気仙沼港(宮城県気仙沼市)には、近付く台風を避けて多くの漁船がひしめいていた。岸壁の一角からにぎやかな声が聞こえてくる。船員とその仲間だろうか、20人ほどの男女が炭火でバーベキューを楽しんでいる。焼いているのはもちろん新鮮な魚介類、ではなくホルモンである。みそを焦がした香ばしいにおいが、潮風に混じって流れていく。
港町・気仙沼で、ホルモンは鮮魚とは別に「安く食べられるごちそう」という位置付けだ。食べ方は独特。豚の生のモツ(タン、ハツ、レバー、腸など)をニンニク入りのみそだれに漬け込み、炭火で焼く。ウスターソースをかけた千切りキャベツと一緒に食べる。「気仙沼ホルモン」と名付けられている。
1950年代に、三重県から気仙沼に引越してきた人が、立ち寄った精肉店でホルモンを食べ、これは商売になると思って始めたのが気仙沼ホルモンの始まりという。今は市内12、3軒の店でホルモンを提供している。なぜウスターソースなのかは不明。「誰かがやってみたのではないでしょうかね」と、市商工課の畠山幹司さんは言う。
夜、港に近い「ろばた館」に入り、ホルモンを注文した。定番の千切りキャベツが一緒に出てくる。キャベツにウスターソースを垂らし、ホルモンを焼き網に乗せる。色が変わったあたりで、キャベツと一緒にほおばる。みそだれとウスターソースの異なる甘味、辛味に、キャベツのシャキシャキ感が加わり、混然とした味わいが広がる。ビールも進む。
みそだれの味は店ごとに違う。店主の小山亘さん(72)は「地元のみそ屋に頼んで、地元の大豆でみそを作ってもらっています」と話す。たれには、ニンニクのほかにもリンゴや数種類の材料を入れているという。なるほど、コクがあって、みそだれだけでも酒のつまみになる。「みそラーメンに入れてもいいですよ」と小山さん。
店で食べるだけでなく、花見にバーベキューに漁船員の食料にと人気が高い気仙沼ホルモン。このほど、市内の有志が食べ歩きマップを作り、「ホルモンまつり」も開いた。気仙沼の名物として知名度が高まりつつあるが、庶民のおいしい味方であることに変わりはない。
場所■「ろばた館」は宮城県気仙沼市仲町2-3-14
電話■0226-23-0248
営業■午後6時~11時
値段■ホルモン400円(千切りキャベツ付き)
地図はこちら
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GOHAN@ふらっとM
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2007年09月16日
鹿児島
奄美“メェ~”産 ヤギ汁を食す
カルトな人気
超コッテリ
土着風
ラブ度:★★★

一見、豚骨ラーメンのようなヤギ汁。
黒糖焼酎が味を際立たせる
どうもー。のんごろ@かごしまです。今回、鹿児島から紹介するのは…そう、ヤギ汁!! 先輩の話では「ちょっとニオイに癖があって、食べた翌朝はヤギ小屋で寝ていたかと錯覚する」とか。「それ、どうなんですか?」という思いを胸に秘めつつ、南九州一の繁華街、鹿児島市の天文館に繰り出した。実はこのヤギ汁、奄美や沖縄が本場。鹿児島市ではあまりお目にかかれない。探し回って奄美郷土料理の店「群倉(ぼれぐら)」にお邪魔した。
「いらっしゃい!」と迎えてくれたのは大島郡大和村出身で女将の小島市枝さん(59)。店内には奄美の方言で書かれたメニューが並び、そこには「山羊汁(1050円)」の文字が。早速、「やっ、山羊汁ください!」。出てきたどんぶりには、とろみのあるスープの中に一口大に切られたトウガン(冬瓜)とヤギの肉。中央にはネギがトッピングされている。スープにれんげを沈み込ませ、いざヤギ汁!
…ん? どんぶりから漂うちょっとクサ…いや、クセのあるニオイ。覚悟を決め、まずはスープから。おわんによそい、一口ふくむ。するとそこには、広大な大地で青々とした草原を駆けるヤギの姿が…ない。そんなさわやかな味ではなく、とにかく濃厚! そして脂っこい。しかし、うまい!! また濃厚なスープに奄美の黒糖焼酎が合うことこの上ない。一緒にいた友人も思わず「う、うメェ~」。よそった分を平らげると、もう一杯。まさにクセになる味。
作り方はいたってシンプル。刻んだトウガンとヤギの肉を中火で2時間ほど煮込む。最後にネギをのせて完成だ。この工程から、あれほど濃厚なスープができるとは、ヤギ恐るべし。
女将さんによると、ヤギは脂が多いため、煮込んだだけで肉の脂分が溶けだし深みのあるスープに仕上がるとのこと。奄美では家庭料理として食べられ、親戚が帰郷したときや、祝い事などがあると振る舞われるという。いただいたヤギ汁は塩ベースだったが、集落によっては味噌ベースでも食べらている。
リップクリームを塗ったあとのような唇をぬぐい、はしを置く。ヤギは栄養価が高く、「これで夏バテも解消ね!」と女将さん。これぞまさに“メェ~”産品。
■■■■ 注 意 ■■■■
のんごろです。
07年9月に紹介したこちらのお店『群倉』さんが、このほど諸般の事情?で閉店となりました。
現在、ヤギ汁を食べられる代わりのお店を鋭意探索中です。
店名■群倉(ぼれぐら) ←2008年3月末に閉店してしまいました
場所■
電話■
営業■
定休■
地図はこちら
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のんごろ@かごしま
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2007年09月13日
東京
残暑炎上 汁なし坦坦メン
激ウマ
激辛
ラブ度:★★★★

ビフォー&アフター。左が混ぜる前、右が混ぜた後です
残暑を焼き尽くすような「ウマ激辛」四川料理、汁なし坦坦メンを食べる会が東京・本郷三丁目の中華料理店で開かれ、参加しました。運ばれてきたときの見た目では分かりませんが、食べて初めて、その味にしびれました。
まず一味唐辛子や花椒を混ぜた薬味をつけて食べる前菜で、舌がしびれ、汗が出ます。水餃子や麻婆豆腐といった料理の合間に、さっぱりとする品が挟まるので、より花椒の香りや辛さが引き立ちます。
コースが進み、”シメ”として運ばれてきた「汁なし坦坦メン」は、白い細めんにひき肉が乗っていて、見た目は辛くなさそう。「よく混ぜてください」というお店の人の言葉に従ってみると、メンの下に隠れていたタレがからまり、様子が一変すると同時に、花椒の良い香りに気づきます。
食べれば、舌だけなく、口中がしびれます。ビールに手が伸びそうになるのを我慢して食べ進むと、辛さに続いて、うまさが広がります。食べ終えた直後、ぐっとこらえたビールを飲む。その爽快感は、いわずもがなです。
神奈川新聞のコミュニティーサイト「カナロコ」に、汁なし坦坦メンがテーブルに運ばれてきたときと、タレをからめた状態の写真を1枚ずつ掲載しています。
・カナロコ情報局--ホロホロ井戸端会議室 http://www.kanaloco.jp/idobata/entry/entry_i86/
このほか、カナロコ編集部ブログにも、「花椒」と題するスタッフの日記があります。合わせてお読みください。 http://www.kanaloco.jp/officeblog/entry/officeblog195/
店名■中華料理店 栄児家庭料理 本郷店
場所■東京都文京区本郷3-15-1
電話■03-3961-9188
地図はこちら
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出沼康男@カナロコ
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2007年09月10日
岐阜
塩焼が一番 岐阜の天然鮎
メタボに最適
超激ヤス
毎日食べたい
ラブ度:★★★★★

超お値打ち、岐阜の天然鮎塩焼
あなたは、血圧が高い方ですか?・・・
内臓脂肪や血圧がやや高い私は、昨年6月からウオーキングを始めた。日頃の運動不足や食生活が原因だといわれているメタボ予備軍に、メスを入れるため意識的に取り組んできた。その結果、2キロほどダイエット効果が表れてきた。しかし、血圧だけは塩分を控えているものの、なかなか効果が上がらない。食育を今一度見直さなければ後々大変なことになる。最近、鮎が低カロリー・低脂肪・低コレステロールだけでなく、血圧を下げる効果があるということを知った。
職場近くの天ぷらお食事処「美吉(みよし)」で日替わりランチと長良川天然鮎塩焼(1尾450円)を食べた。他店で天然を食べると、値段は800円~3000円。スーパーでは500円(塩焼は680円、売れ残ると半値で見切り売り)。美吉では、注文するとその場で焼いてくれる。本当に、この天然鮎塩焼がこの値段?超激安だ。食べると、まさしくこれぞ天然のうまさ。
場所は、岐阜市役所(今小町)前の信号を東へ100メートル左側のお店。(徒歩5分)
創業は昭和52年。ご主人の三宅挑(いとむ)さんが岐阜市川端町で和食料理を30年営んでいる。昭和11年生まれで可児市出身のご主人は、家族が多く家は貧しかった。小学校卒業後、「食べることをやりたい」と料理の道へ。大阪で住み込み、丁稚奉公しながら中学を卒業。初心のころ、「職人は、体で覚えよ見て覚えよ」とよく言われた。失敗するとよく殴られた。店をやめる人、変わる人も多かったという。その後、岐阜市内の料亭旅館などで12年間、働いた。昭和53年2月、毎年京都で行われる料理の全国大会で日本調理師協会・文部大臣賞の表彰を受けた経歴の持ち主だ。
お客さんの好みに合わせた料理を出すほどのこだわり。毎朝、鮮度の高い魚が市場から直魚屋を通して届く。品定め十分の天然鮎。この日の日替わりランチは天然小鮎フライがなぜか4尾も。ご主人と女将さんによるご機嫌サービスなのか、1尾大サービスで付いていた。一口かじると、サクサクとした柔らかい歯ごたえ。鮎の風味が何ともいえない。大きな声が出るほどうまい。
また、裏メニューで天然の鮎塩焼を注文した。焼く前に香りをかがせてもらった。さすが香魚と呼ばれるだけある鮎は、スイカのいい香り。天然ものもほど香りが強いという。待つこと10分。塩焼の天然鮎が、ガラスの器にのって私の前に出てきた。器は川の流れを演出しササが浮かび、川の中から鮎が飛び跳ねてきたかのように見える。器の右側には、ベニショウガが鮎の上に添えられ、ユズがちょんと置かれている。一皿の鮎から、何ともいい涼風の香りが漂ってきた。
上品に身をほぐすと、養殖と違って皮は薄く身はごっそりととれる。食べると、少し塩味がきいて腹バタの苦味が少しきいて甘味がある。川の石に付いた藻を食べる鮎は、きれいな清流ほど香りやうま味が違う。これぞ、まさしく天然のアユの風味。片面は、上品に箸で身を頂いた後、鮎を裏返して背ビレや尾についている塩を箸で取り除き、そのまま身と骨ごと尾から頭まで大胆にいただく。少し骨が固いがそのままいただくと、カルシウムも補える。この店の鮎は、中サイズ。それ以上に大きいサイズは、よほど火が通っていないと固くて骨まで食べられない。7月から8月の時期が一番脂がのっておいしい。鮎は、塩味が一番という。この店の天然鮎は、まさに奉仕価格。もう見逃せない(★食べたサイズ:天然小鮎フライは、148ミリ。天然中鮎塩焼は、182ミリ)。
岐阜県には、3つの本流の川(揖斐川・長良川・木曽川)をはじめそれを支える支流の川がたくさんある。多くのやな場や料理店で鮎の味覚を味わえる。地域により値段も味も一味違うが、その地域ならではの味を楽しみたい。鮎を食べて、すぐとはいかないもののメタボや血圧の改善に効果が出るのは間違いない。
お客さんの一言「おいしかった」とおほめの言葉が何よりと、この道60年。昔から変わらぬ味と素材へのこだわりを持つご主人の料理は、常に創作研究を続けているからこそなせる達人の逸品。金もうけ主義ではなく、サービスでやっているというからうれしい。人気の日替わりランチは、メニューが豊富で一番の楽しみと、県外からのリピータも多い。是非、おすすめ!
※ 2009年12月末を持ちまして閉店いたしました (2010年1月13日 47NEWS編集部)
店名■ 美吉
場所■ 岐阜市川端町4番地
電話■ 058-265-6420
営業■ 11:30~14:00、18:00~20:00
定休■ 日曜、祝祭日
※ 毎週金曜日は、うなぎの日(昼のみ、うな丼・肝のお吸い物・漬物付きで950円)。
※ ポイントカードのスタンプ20個でだし巻き玉子1本、又はランチ1回サービス。
※ 長良川天然鮎塩焼は、5月13日~9月30日(仕入れ値により異なる)。
地図はこちら
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アマデウス@岐阜
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2007年09月06日
北海道
札幌で根室名物「エスカロップ」
ブレーク寸前
週1回食べたい
土着風
ラブ度:★★★★

エスカロップの豚カツから湯気が出てます
根室の人は、喫茶店やレストランに行けば、カレーライスがあるように、フツーに「エスカロップ」がある、と信じているらしい。
え、エスカロップって何って?
簡単に言うと、バターライスの上に豚カツを載せてデミグラスソースをかけた食べ物。ポイントはバターライスにみじん切りのタケノコが混ざっていること。何でも根室市も認めた郷土料理なのだそうだ。根室は遠いなぁ、と思っていたら、札幌で正統エスカロップを出す店があると聞き、行ってみた。
札幌市手稲区、郊外の国道沿いにある「caf'e SAKURA」。
代表の東峰和紀さんは根室出身。「エスカロップは小さいころから、どこの店でも当たり前にありました。根室を出て、他の地域では普通にあるメニューではないと気づきました」。そこで、9年前にオープンしたこの店で、エスカロップを出すことに決めたそうだ。
さて、運ばれてきたのは、ボリューム感のあるワンディッシュ。デミグラスソースがかかった、豚カツがおいしそうに湯気を上げている。

手のひら大の豚カツはそれほど厚くはないが、柔らかくジューシー。衣がソースを程よく吸って、うまい。バターライスとソースの相性は言うまでもないが、時折シャキっと、自己主張するタケノコがアクセントになっている。
豚カツ、バターライス、デミグラスソースはそれぞれ、特に珍しい食べ物ではない。これが組み合わせの妙なんだろうな。などと考えながら、箸が進む(実際にフォーク)。これは結構、カロリーが高い量が多いと思ったが、気がついたらお腹の中へ。うむ、これが地域に愛されてきた定番メニューの底力か…。
皿の上には、ドレッシングがかかったサラダとポテトサラダが盛られていたが、東峰さんによると、根室の人にとってはサラダとりわけ、このポテトサラダが「正統エスカロップ」には欠かせないという。
そもそも、「エスカロップ」という名前はどういう意味か…。フランス料理ではカツレツなどにする肉の「薄切り」を「escalopes」と言い、それが語源という説がある。40数年前、根室市内の喫茶店で「開発」されたメニューで、それが市内の喫茶店、レストランに広まったらしい。
根室では通称「エスカ」。コンビニでもエスカ弁当が売っているとか、バターライスではなくケチャップライスの「赤エスカ」もあるとか…。しかし、どうして根室地方だけに普及したのか…。ちょっとミステリーっぽい。
場所■札幌市手稲区稲穂3条6丁目11-1
電話■011-695-8088
値段■エスカロップ 840円
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まあく@蝦夷
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2007年09月03日
長崎
謎が謎を呼ぶ隠れ名物「長崎サラダ」
あっさり
野菜たっぷり
暑い季節に
ラブ度:★★★

長崎サラダと昆布のおにぎり(左)。ドーナツと一緒でもおいしい!
「長崎サラダ」という単純明快なタイトルでありながら、わかりやすいんだかわかりにくいんだかサッパリワカラナイ料理が、長崎原爆病院の食堂にある。長崎のサラダ。名前だけでは、具体的にどんな料理なのか見当つかない。
原爆病院の玄関を入り、見舞客、通院患者、医師、看護師であふれる受付の前を通った1階奥に食堂はある。ここは、トレーを持って、並んでいる好きな料理を選んでレジに持っていく方式の食堂だが、「長崎サラダ」はそこには並んでいない。まっすぐにレジを目指し「長崎サラダ!」と注文する。税込500円也。テーブルで待っているように言われる。ややあっておばさんが、現物が乗ったお盆を持って自分を探しにやってくる。長崎サラダが目の前に姿を現した。
簡単に説明すると、長崎名物「皿うどん」のパリパリ麺の上に、マヨネーズあえのサラダが乗っているというものである。サラダは、ニンジン、キュウリ、コーン、モヤシ、エビなどをマヨネーズであえたスタンダードなもの。さらにトマトをくし型切りにして飾り付けてある。
「おにぎりがついてますけど、海苔とトロロ昆布はどちらがいいですか」「…昆布。」するとおばさんは、レジの手前に並んでいる料理の中からとろろ昆布のおにぎりを持ってきてくれた。
そのあいだに職場の先輩2人がふらりとやってきて、自分に続いて長崎サラダを注文した。この原爆病院は長崎新聞社の隣にあるので、昼食時の社員の利用も多いのだ。先輩1人の長崎サラダに乗っているトマトはくし型切りではなく輪切り。もう1人の長崎サラダはマヨネーズと野菜の水分が多くてグチョグチョになっているうえ、なぜか上にシソの葉が散らしてある。どうもタイミングによって、調理法がずいぶん違うようである。このアバウトさも良い。
さて、普通の皿うどんはパリパリの麺を、餡でふやかしつつ、微妙な感触を味わって食べるものだ。1人の先輩は水分を多く含んだサラダを乗せてもらったのですぐにふやけたが、自分のはさっぱり水分がないので歯ごたえが強すぎる。サラダと麺をからめていくにつれ、徐々にやわらかくなって、ずいぶん食べやすくなった。
しかしこの料理、この食堂以外で見かけたことがない。そもそも「長崎サラダ」が「長崎」なのは、皿うどん麺だけである。うーむ。今回、おまけでついてきたのはおにぎりだったが、1人の先輩によると「以前はドーナツだった」。皿うどん+サラダ+ドーナツ…。謎が謎を呼ぶ長崎サラダ。隠れた長崎名物といえば、実はこの料理かもしれない。
店名■「ごはんですよ」(「原爆病院の食堂」のほうが通りは良い)
場所■長崎市茂里町3-15 日本赤十字社長崎原爆病院1階
電話■095-844-8217
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ばってん@長崎
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