47NEWS >  地域ニュース >  ニッポンのGOHAN >  おやつ系  >  のり巻き食べて、やけどした
記事検索

のり巻き食べて、やけどした

2007/07/19

兵庫

鉄板の上に置いてどないするねん!・・・・なーんて言わないでw

ラブ度: ★★★

 

 
ややヤス サプライズに 小腹が減ったときに

 のり巻きが、鉄板の上で湯気を放っている。何だか不思議な光景。しばし見とれていると、店のおかみさんが、
「ソースはこれね」
と一声かけてくれた。
「え、のり巻きには醤油だろ」
と思うなかれ。郷に入っては郷に従え(ちょっと違うか)。促されるまま鉄板のわきに置いてあるソース入れを手に取り、刷毛でのり巻きを軽くなでる。
 「ジューッ」
 おっと、ソースが鉄板に垂れてしまった。ソースの焦げたにおいが広がり、すきっ腹が鳴る鳴る!
 ひと口大に切ってあるのり巻きの一つを、はしでつまんですかさずかぶりつく。
 アチチチ。のりの風味とともに、アツアツで口に飛び込んできたのは…。そうです、お好み焼きなんです。いわゆる豚玉で、ふんわり軟らかめ。それがのりにクルッと巻かれている状態。もちろん、お好み焼きだけでいただいても、めちゃおいしい。ダシで溶いた小麦粉と、キャベツ、豚肉、ネギ、天かすのハーモニー。
 でもおやっさん、何で「のり巻き」なの?
 聞けば、お弁当や夕飯の一品にと、持ち帰り用に考えたという。のりで巻いておくと冷めにくく、きれいに切り分けられるからだって。たしかに、巻きずしのように輪切りにすると、ひと口で食べやすい。合理的で遊び心ものぞく一品。いつのまにか店の名物に育ったというのもうなずける。
 のり巻き誕生秘話に感心した後、あらためて味わう。なるほどね。のりは、青のりの代わりでもあるんだなあ。
 店は、神戸港に近い下町の商店街にある。10月で91歳になるおばあちゃんが終戦後すぐに開いた。カウンターとテーブル席が一つ。常連さんとおばあちゃんとのやり取りが、またいい雰囲気だ。
 昭和レトロな下町情緒もたっぷり味わって、店を出た。口の中がじんじん痛い。
どうもやけどをしたらしい。
のり巻きの姿かたちにあわせて、無意識に本物のすしと同じ勢いで食べていたような…。次は気をつけようっと。
 のり巻き450円。裏メニューの卵入りは500円。神戸名物そば飯もある。



【ニッポンのGOHAN 兵庫県関連のエントリー】
「昭和」の香り漂うオムライス(神戸市) 2009年10月05日 text:後藤 剛 (神戸新聞社 メディア局デジタル情報部)
お箸でいただく「かつめし」(兵庫県加古川市) 2009年09月07日 text:後藤 剛 (神戸新聞社 メディア局デジタル情報部)

twitterにこのエントリを登録

いのセント@神戸 |2007/07/19|10:00| コメント (10) | コメントを書く


お店情報

地図はこちら

店名ひかり


住所神戸市兵庫区東出町3-21
営業時間10:30-19:00
定休日水曜
連絡先078-671-4016


最新記事

もっとみる>>

新聞社の(食)特集