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疲れ吹っ飛ぶ 懐かしのカツ丼

2007/06/28

岐阜

これぞ!先代から続く秘伝のカツ丼

ラブ度: ★★★★★

 

 
やや甘 懐かしの味 週1回食べたい

最近、身体がやけにダルイ。仕事疲れでも遊び疲れでもないのに何だろう・・・。

そんな疲労を癒してくれるのが、職場から見える新緑の金華山と夕食前の夕焼け。そして、一番楽しみな仕事の合間のごはんである。疲労には、ビタミンB1不足が原因とはよく聞くが、疲労回復には豚肉を食べるのが一番効果的。と言うことで夕食は、岐阜新聞社(今小町)から東へどんどん突き当たる手前まで歩いていくと古風な家が立ち並ぶ岐阜市初音町。交差点を左へ曲がり突き当たりを左折するとすぐ左側にある「魚半(うおはん)食堂のカツ丼(600円)」を食べた。(徒歩7分)



昭和20年か21年ごろに出したという戦後のお店。戦前、先代(故瀬古英次郎さん)は、元岐阜商工会議所のレストラン(美江寺町)で働いていたが、岐阜空襲で退職した。唯一初音町の地域は空襲には遭わず、自宅の3畳にテーブルを置いて営業したのが始まりである。戦前のカツ丼は、牛肉を使っていたが、物価が高騰し高くて手に入らず豚肉を使った。「安くて美味しいカツ丼を皆に食べて欲しい」という先代の思いが込められている。現在、2代目が後を継いでいるが今から2年以上前に倒れ、女将さん(瀬戸さつよさん)が奮闘している。息子さんと娘さんが手伝い親子で持てなす逸品だ。常連の職場の人も、幼少のころから食べているというこのカツ丼は、「他店に出しているものとは、ちょっと一味違う」と歩きながら熱く話してくれた。その違いは、カツ丼の肉の上に載っている秘伝のソース。卵が主流であるが、お店によっては、みそかソースもある。しかしこのお店は、何とトマトケチャップ風だ。ここの自慢は、先代から伝わる秘伝のソースと地元産の素材にもこだわりをもっていることである。

この香りが何ともたまらない。食欲をさらにわかせる程、どんぶりいっぱいに広がる大きなカツが何故か2枚のダブル。ふだんは、1枚であるが女将さんのご機嫌なのか。食べやすく切ってあるサクサクしたころもの中の柔らかいジューシーな豚肉は、少しコショウ味が効いた美濃ポーク。カツの上にたっぷりとかかったとろみのある秘伝のソースは、先代から続く「ルー」に「トマトケチャップ」を付け加えじっくりと煮込んだものだという。その味覚は、甘みと酸味と鰹だしをミックスしたようなちょっぴり甘く優しい味。肉とソースがからむとさっぱりしてまろやかな味がよく合い、ぜいたくな食べ物だ。また、食べた後のあと味が残らないのが不思議である。ごはんは、もちっと少し甘みと歯ごたえがある岐阜県産の「はつしも」。もうヤミツキになるほどまた食べたくなる。

戦前より、岐阜の庶民に活力と勇気あたえことは間違いないといっても過言ではない。先代の味を健気に守る女将さんがつくるこのカツ丼を食べていると、何故か懐かしい想い出と元気をもらう。今も、他県から訪れるほどリピータも多い。

人情味のある秘伝のカツ丼は、疲れもどこやら仕事に気合が入る。是非おすすめ!
(但し、特製ビーフカツ丼(800円)はメニューにないので女将さんに交渉を。)

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アマデウス@岐阜 |2007/06/28|10:19| コメント (15) | コメントを書く


お店情報

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店名魚半食堂


住所岐阜市初音町13
営業時間11:00~14:00、17:00~20:00
定休日日曜日 
連絡先058-262-8562


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