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2007年06月28日
岐阜
疲れ吹っ飛ぶ 懐かしのカツ丼
やや甘
週1回食べたい
懐かしの味
ラブ度:★★★★★
これぞ!先代から続く秘伝のカツ丼
最近、身体がやけにダルイ。仕事疲れでも遊び疲れでもないのに何だろう・・・。
そんな疲労を癒してくれるのが、職場から見える新緑の金華山と夕食前の夕焼け。そして、一番楽しみな仕事の合間のごはんである。疲労には、ビタミンB1不足が原因とはよく聞くが、疲労回復には豚肉を食べるのが一番効果的。と言うことで夕食は、岐阜新聞社(今小町)から東へどんどん突き当たる手前まで歩いていくと古風な家が立ち並ぶ岐阜市初音町。交差点を左へ曲がり突き当たりを左折するとすぐ左側にある「魚半(うおはん)食堂のカツ丼(600円)」を食べた。(徒歩7分)
昭和20年か21年ごろに出したという戦後のお店。戦前、先代(故瀬古英次郎さん)は、元岐阜商工会議所のレストラン(美江寺町)で働いていたが、岐阜空襲で退職した。唯一初音町の地域は空襲には遭わず、自宅の3畳にテーブルを置いて営業したのが始まりである。戦前のカツ丼は、牛肉を使っていたが、物価が高騰し高くて手に入らず豚肉を使った。「安くて美味しいカツ丼を皆に食べて欲しい」という先代の思いが込められている。現在、2代目が後を継いでいるが今から2年以上前に倒れ、女将さん(瀬戸さつよさん)が奮闘している。息子さんと娘さんが手伝い親子で持てなす逸品だ。常連の職場の人も、幼少のころから食べているというこのカツ丼は、「他店に出しているものとは、ちょっと一味違う」と歩きながら熱く話してくれた。その違いは、カツ丼の肉の上に載っている秘伝のソース。卵が主流であるが、お店によっては、みそかソースもある。しかしこのお店は、何とトマトケチャップ風だ。ここの自慢は、先代から伝わる秘伝のソースと地元産の素材にもこだわりをもっていることである。
この香りが何ともたまらない。食欲をさらにわかせる程、どんぶりいっぱいに広がる大きなカツが何故か2枚のダブル。ふだんは、1枚であるが女将さんのご機嫌なのか。食べやすく切ってあるサクサクしたころもの中の柔らかいジューシーな豚肉は、少しコショウ味が効いた美濃ポーク。カツの上にたっぷりとかかったとろみのある秘伝のソースは、先代から続く「ルー」に「トマトケチャップ」を付け加えじっくりと煮込んだものだという。その味覚は、甘みと酸味と鰹だしをミックスしたようなちょっぴり甘く優しい味。肉とソースがからむとさっぱりしてまろやかな味がよく合い、ぜいたくな食べ物だ。また、食べた後のあと味が残らないのが不思議である。ごはんは、もちっと少し甘みと歯ごたえがある岐阜県産の「はつしも」。もうヤミツキになるほどまた食べたくなる。
戦前より、岐阜の庶民に活力と勇気あたえことは間違いないといっても過言ではない。先代の味を健気に守る女将さんがつくるこのカツ丼を食べていると、何故か懐かしい想い出と元気をもらう。今も、他県から訪れるほどリピータも多い。
人情味のある秘伝のカツ丼は、疲れもどこやら仕事に気合が入る。是非おすすめ!
(但し、特製ビーフカツ丼(800円)はメニューにないので女将さんに交渉を。)
店名■魚半食堂
場所■岐阜市初音町13
電話■058-262-8562
定休■日曜日
営業■11:00~14:00、17:00~20:00
地図はこちら
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アマデウス@岐阜
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2007年06月25日
茨城
ルーツは黄門さま! 水戸藩ラーメン
サプライズに
古風・伝統
月1回食べたい
ラブ度:★★★

堂々たる薬膳料理「水戸藩ラーメン」
水戸市内を車で走っていると、時おり「水戸藩らーめん」と書かれた幟(のぼり)の立っているラーメン店があります。そのうちの1軒「金龍菜館」に入ってみました。
普通のラーメンとつけめん、冷やしめん(いずれも924円)があり、とりあえずラーメンを注文しました。
麺は見慣れたそれとは少し見かけが異なり、茶色っぽい。よーく見ると、細かい黒粒が見えます。
スープは非常に澄んだ薄茶色。トッピングにはチャーシューとチンゲンサイ、しいたけと、チャーシューを除くとあまりラーメンではお目にかからない具材で、チャーシューの上には、クコの実や松の実が! 付け合わせの薬味も妙です。ネギはともかく、ニンニク、ニラ、ラッキョウ、ショウガのみじん切り入った小鉢が添えられていました。これらをお好みで投入するのです。
食べてみました。・・・・不思議な味です。日頃濃い味のスープ、脂っこいスープに慣れている人には「なんじゃこれ?」という味。とにかく薄味、あっさり味の極地です。麺も何ともいえない独特の風味です。
ここで少しウンチク。日本で初めてラーメンを食べたのは、水戸黄門こと、徳川光圀と言われています。そう、天下の副将軍として、日本中の悪を懲らしめている、越後のちりめん問屋の隠居光右衛門さんなのです。
実在の光圀はTVのように全国を旅していませんので、旅の途中でご当地ラーメンを食べたわけではありません。でも、光圀が大日本史編纂の助言を得るために水戸藩に招いた中国の儒学者、朱舜水が、光圀に中国の汁麺を献上したという記録が残っており、これをラーメンの元祖とする説があるのです。しかも史料にレシピまできっちり残っているのです。
水戸藩ラーメンは、そのレシピを再現したものです。麺が茶色っぽいのは、小麦粉に蓮根粉を練り込んであるから。スープは豚や鶏からダシを取っています。薬味の小鉢は、五辛と言われる、漢方由来の薬味! 「これは薬膳ラーメンなんだよ!」と言われると、「なるほど・・・」と食べてしまいます。そういえば、食べた後は少し体中の血行が良くなった感じも・・・(笑)
ここまで書いて「あれ?」と思い筆が止まりました。今でこそ、日本人は豚や鶏は普通に食べています。しかし、時は江戸時代。一般人はもちろん、武士、ましてお殿様が豚や鶏を食べるのか?? まして、光圀の頃の将軍といえば、犬公方と言われた徳川綱吉の時代。生類憐みの令全盛の時代です。本当なのか? 眉つばっぽくないか?
そんな疑問も光圀には余計な御世話でした。ラーメンのレシピが記された史料には、他にも光圀が、餃子、チーズ、牛乳を食していたことが書かれています。金龍菜館にもそれを再現した「水戸藩餃子」というメニューがありました。梅肉、鴨肉、クコの実、松の実などが具材に入っています。味は鴨肉の甘味が前面に出た、やっぱり不思議味です。
それにしても、その時代に堂々と肉食する光圀。当時としては相当のチャレンジャー、いや、言葉を飾るのは止めましょう、ゲテモノ喰いの人ですよね・・・。
ラーメンと言えば、日本の国民食の代表格。そのルーツをたどると、当時の日本人の尺度から見ればゲテモノ料理になってしまう。人間の味覚というのは、その人の文化的なバックボーンで大きく変わってしまう、実は非常に曖昧なものなのかもしれませんね。
ところで、光圀にラーメンを供した朱舜水ですが、水戸藩に来る前に柳川藩に居たということが分かっています。以前、久米宏氏がニュースステーションで、ラーメンの元祖は水戸市か、福岡県柳川市か、という論争を両者にさせたことがありましたっけ。残念ながら柳川市を訪れたことはないので分らないのですが、柳川市のラーメン事情って、どうなっているんでしょう。何か町おこしの起爆剤として活用されているのでしょうか? ラーメン紀元サミットなんて、面白いと思うんですけどね☆
場所■水戸市米沢町237-15
電話■029-248-2500
営業■11:00~23:00 水曜定休
地図はこちら
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メタボ@納豆の国の人
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2007年06月21日
新潟
濃厚スクラム ラガーメン
カルトな人気
スタミナ満点
大食い向き
ラブ度:★★★★

キックオフを待つ、スタミナ満点のラガーメン
ラーメンのど真ん中に、ラグビーボールが立っている???
、、、このラーメンは「ラガーメン」
高校時代をラグビーに明け暮れ、その後も変わることなく、熱く熱くラグビーを愛するラーメン店のお父さんの思いが高じて開発されました。
ラグビーの聖地・菅平高原周辺のレストランで、ラーメンを「ラガーメン」と表記しているのにヒントを得て、オリジナルラーメンを作り上げたそうです。
まずはラガーマンは体力が命!といわんばかりの豚ロースのから揚げ160グラム!!
グラウンドの芝生をイメージした青菜の上に、ラグビーボール代わりの煮タマゴが立ち、キックの瞬間を待つ。
極太のメンマはポールを象徴。この厚さのメンマをやわらかく仕上げるためには、5日間はかかるというから、手間がかかっています。もちろん、パワーとうまみの源、背脂も入ってまーす!
しょうゆ味で、値段は850円。お父さんいわく「チャーシュー麺と同じ額。本当なら、1000円と言いたいところだけれど、スポーツマンに気軽に食べてもらって力をつけてほしいから」。良心価格がありがたい。
おりしも今年は、開店15周年。加えて新潟県のラグビー協会も60周年を迎えていて、お祝いする意味も込めているとか。
ちなみに、息子さんは新潟のラグビーの名門・新潟工業高校を経て、立正大に進学、現在はセコムラガッツに所属。新潟の国体チームにとって欠かせない選手だ。
そんなわけで、お店には自然とスポーツマンが集まります。ラグビーはもとより、社会人野球チーム、スキー選手などなど。体力勝負の職業の人々も多く足を運んでいます。
なんとなく、ムサイ印象が強いかもと引くことはありません。そんな雰囲気をひっくり返すのが、新潟が誇る世界トップクラスの技術を生かした水槽アートを店内に展示してあるのです。
お父さんが育てた赤いエビ(正式には、クリスタル・スーパーレッド・シュリンプ)が実際の川底を再現したかのような水槽の中を、プカプカと泳いでいるのです。
ラーメン屋に思わぬ癒しの場。そのギャップを楽しめるのも、この店ならではでしょう!
店名■麺味亭こまつ
場所■新潟市西区鳥原96-4
電話■025-377-7599
定休■不定休
営業■平日は昼11:30~13:45、夜17:30~21:00。
土日祝は昼11:00~14:30、夜17:00~21:00(スープなくなり次第終了)
地図はこちら
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わっしぃ@にいがた
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2007年06月17日
高知
搾りたて、現地現物ソフトクリーム
デートに
リラックスに
当地で絶賛
暑い季節に
ラブ度:★★★
ソフトクリームの向こうに、
乳牛がのんびり寝てるよ
ぐうが@高知です。
あの、トヨタの口ぐせに「現地現物」という言葉があるそうです。机上で理論ばかりぶつのではなく、現地で現物を見ることからビジネスに取り組むというような意味だったと思う(違ってたらゴメン)
この「ニッポンのGOHAN」もまた、現地現物が基本である。というわけで、行ってきました。高知市円行寺の鹿嶋牧場に。牧場(現地)の乳牛から、搾ったばかりの牛乳を使ったソフトクリーム(現物)狙いです。
南国土佐の県庁所在市にも、ちょいと車で郊外に行くと、あるんですよ。牛さんのいる牧場が。
こちら、
高知新聞でも紹介されたとあって、週末訪れると家族連れで駐車場はいっぱい。
瀟洒な、できたばかりの木造のお店で、ソフトを受け取る。そのまま快適な店内で食べてもいい。でも、牧場まで来たならやっぱ、さらに現地現物でしょう。
建物から少し離れた、牧場の前に移動。牛さんの目の前でソフトをいただくことにしました。「移動中、溶けないでね」と祈りつつ。
いましたー。牛さん4頭。小さな牧場なので、牛もすぐ近くです。完全に昼休みモードで、ゆったり、のんびり草の上に寝そべってます。
ソフトは、搾りたて新鮮なミルクの味がふわっと口の中に広がります。それでいて、べっとりと濃厚ではなく、さらっと溶けて流れるので、さわやかな味わい。口直しにと、何か飲みたくなることもありません。目の前の牛さんに、感謝!
夏の午後、のんびり、まったりの牛さんを眺めていると、連れのドラマー(25歳・男)が
「牛はいいなあ。あんなにのんびりしたい。(牛は)パソコンもキーボードも使わなくていいし・・・」とポツリ。
うん、そだね。せめて、牧場の緑で目でも休めていこか。
名称■鹿嶋牧場 「Deer Land Farm」 高知市円行寺・・・県庁前から車で約10分
営業■11時―17時半 火曜と金曜日が定休 / 電話■088-802-4071
メニュー■ミルクソフト200円、マンゴー、イチゴ、ブルーベリーのブレンド250円、牛乳1杯100円
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ぐうが@高知
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2007年06月14日
茨城
ねばって食べたねばり丼
カルトな人気
土着風
激ネバ
ラブ度:★★★★

3軒目でようやくありついた、ねばり丼
ネバネバ食材が空前の(大袈裟w)ブームらしいです。コンビニに行くと、オクラやトロロなど、ネバネバ食材をを入れたサラダが並んでいます。
茨城のネバネバ食材と言えば、やはり納豆。統計によると水戸市民は年間6278円も納豆を食べているようです(総務省統計局「家計調査年報」平成16~18年の平均)。しかし意外なことに消費量は福島市の方が上。納豆の本場として、消費をもっと伸ばそう、と茨城県や納豆業者、料理学校がタッグを組んで開発したのが「ねばり丼」です。ちょうどスタミナ切れ気味だったので、挑戦することにしました。
まずは茨城県庁で「ねばり丼」が食べられるという話を聞いて、県庁内の「ひばり食堂」に行ってみます。おしゃれなカフェテリア形式の店内。メニューを探しますが・・・ありません・・・orz
まさか・・・あまりに不人気で提供を止めてしまったのか?
お店の人に恐る恐る聞くと「日替わりの丼」メニューの1品だったようです。日が合わなかっただけで、メニューとしては「ねばって」残っているようです。ちなみに価格は400円。
悔しさを奥さんに訴えると、「ここでもやってるよ」と、たまたまお昼に行ったらしい店を教えてくれました。翌日そのお店に行ってみると。
土曜日だったので、ランチタイムにやってねぇ!!!o...rz
とぼとぼと家路につく途中、「ねばり丼」のポップを貼ってある店を発見!ねばった甲斐がありました!! さっそく「ねばり丼」を注文しようとメニューを見ると、2種類ありました。「梅味ねばり丼」と「5代目ねばり丼」。
・・・「初代」から「4代目」はどこに行ってしまったんだ?
とツッコミを入れたい衝動を必死に抑え、とりあえず「梅味ねばり丼」を注文。
ようやく3軒目にして、ねばり丼にありつけました。
出てきたのは、目玉焼きとキムチと海藻サラダの盛られた丼。見た目ロコモコのような感じ。「ねばり系」入ってないやん・・・と思いつつ目玉焼きを持ち上げると・・・入っていました、納豆が一面に。これなら「ねばり丼」で納得です。
さっそくかきこみます。それぞれのパーツごとに食べるのか、キムチも海藻も目玉焼きも、全部混ぜるのか、迷いましたが、結局全部混ぜてしまいました。うん、旨い。納豆とキムチ、納豆と海藻、納豆と目玉焼き。どれも意外に相性のいい組み合わせなんですね。驚きました。納豆のタレにほのかな梅の酸味が効いていて、さっぱりといただけます。納豆って、どうしても単体で食べるイメージがありますが、いろいろな食材を組み合わせることで、劇的に化学変化を起こすのですね。
「ねばり丼」は、茨城県内約20店舗で食べることができますが、お店によって、あるいは季節によって内容が違います。とろろ、オクラ、メカブ、ネギトロ、温泉卵などが入っていることが多いようです。全店制覇したらちょっと自慢かも。唯一共通の食材は「納豆」。それが食べられない方は・・・残念ながら縁のない丼です。官民でいろいろな納豆の食べ方を模索する1つの取り組みとして、面白いと思います。
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メタボ@納豆の国の人
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2007年06月11日
宮城
真冬の太平洋を食す
土着風
寒い季節に
懐かしの味
ラブ度:★★★★
「二つのホッキ飯」で「砂浜にホッキ貝がたくさん打ち寄せられ」た、という文章を読み、今から30年も前の光景を思い出した。ずっと忘れていた記憶なのに、なんとも不思議なことだ。
青森県三沢市の淋代(さびしろ)海岸。真冬の嵐が過ぎ去った朝の砂浜に、アサリよりもやや大型の二枚貝がたくさん打ち寄せられていた。その貝の正確な名前はうかつにも、今も知らない。地元の人が「なみうちがい」と教えてくれた。「浪打ち貝」なのだろうが、自信はない。何しろ当時、地元の子どもたちが「ジャッコ」と呼ぶ魚があり、その魚の本当の名かとずっと思っていたことがある。あれは「川魚」の方言あるいは「ザコ(雑魚)」だったのではないか。
ともあれ「浪打ち貝」の話。地元に伝わる最もおいしい調理法を特別に公開したい。その調理法を伝授してくれた友は「絶対に人には教えるな」と言っていた。しかし、30年もたっていることだし、もういいだろう。
この調理にはどうしても欠かせないものがある。厳しい冬の寒さと、その上でスルメを焼けるストーブ。外にはこんもりと雪が積もっていればなおいい。温暖な冬しか経験できないみなさんには申し訳ないが「浪打ち貝」を食べることはできない。
調理手順その1
ストーブをどんどん熱くする。
調理手順その2
ストーブの上に浪打ち貝を並べる。3個ぐらいがちょうどいい。
調理手順その3
しばらくすると浪打ち貝がみじろぎを始める。熱いのだ。プルプルと。しかし、目をそらしてはいけない。微妙なタイミングが必要なのだ。数十秒たつと、ついに耐え切れなくなり、貝が開く。パッと音がするかもしれないが、人間の耳には聞こえない可能性がある。音が聞こえても、聞こえなくとも、すかさずしょうゆをたらす。「ジュッ」。貝殻からしょうゆが少しあふれてこげるぐらいがちょうどいい。実をつまんで口に入れてみる。真冬の太平洋がじっくり育てた滋味を、しょうゆがスキッと引き立ててくれる。ごちそうさま。

地図はありません。
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ふらっとS@宮城
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2007年06月08日
宮城
二つのホッキ飯
土着風
寒い季節に
懐かしの味
ラブ度:★★★★

「いそ藤」のホッキ飯。目も楽しませてくれる。
太平洋に面した福島県相馬地方では、大雪が降った翌日、砂浜にホッキ貝がたくさん打ち寄せられ、われ先にと拾い集める人たちでにぎわった。雪解け水で海がかき混ぜられ、ホッキ貝が姿を現すのだという。子どものころに聞いた話である。本当にホッキ貝が打ち寄せられるものなのか、雪解け水が原因なのか、定かではない。
しかし、ホッキ飯は時々口にすることができた。浜に住む伯母が作ってくれたのだ。口は悪いが料理の才に恵まれたこの伯母のホッキ飯は絶品だった。細く切ったホッキとニンジンなどが甘辛く味付けされ、しょうゆ色をしたごはんに混ぜ込まれている。色合いはあまり良くないが、口の中に広がる豊かな味のハーモニーは今でも鮮明によみがえる。
伯母にちょっと悪いなと思いながら、仙台市の活魚料理の店「いそ藤」で、ホッキ飯を作ってもらった。魚料理が上手な親方だが、毎日の品書きにあるわけではないホッキ飯はどうだろう。しかし、それは杞憂。ホッキ飯も、やはり名人級の味だった。
ホッキのピンクとミツバの緑、ネギの白が目に訴える。ホッキをかむと、じんわりと甘味が広がる。上品な味付け。「浜の方ではしょうゆで味を付けますよね。これは塩。しょうゆはちょっとだけ」と親方は言う。
いま、高齢で体調も崩している伯母に、この親方のホッキ飯を食べさせたらどうだろう。勝ち気な伯母のこと、「どんな料理上手が作ったか知らないが、ホッキ飯というのは、こういう味ではいけない。わたしの作るホッキ飯が一番うまい」という趣旨の言葉が返ってくるに違いない。
それでもいいから食べさせてあげたいものだが、それはかないそうにない。
「いそ藤」は仙台市青葉区国分町2丁目9の10、南條ビル1階 (022-213-2134)
営業:18:00~24:00(日祝定休)
ホッキ飯は前日までに予約が必要。食べられるのは梅雨明けごろまで
地図はこちら
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GOHAN@ふらっとM
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2007年06月04日
東京
脳に効く? 東大の赤門ラーメン
カルトな人気
サプライズに
激ヤス
ラブ度:★★★

ヒーッ!!! 唐辛子を入れすぎると脳天を直撃だ
東京観光といえば、ディズニーランドや原宿あたりを除けば、お台場や六本木ヒルズあたりが人気スポットとなっています。ですが、そんなところはもう飽きたという人も少なくないでしょう。そういう人は、ぜひ下町を歩いてください。
たとえば、学問の神様「湯島天神」の北側には、谷中・根津・千駄木という江戸情緒あふれる町並みがあります。下町を歩き疲れてお腹が減ったら、根津からちょいと西に歩いて、東京大学の
安田講堂
を目指しましょう。安田講堂の地下には、な、な、な、なんと420席を誇る
「中央食堂」
があって、赤門ラーメンという人気メニューがあるんです。
写真でお分かりのとおり、「赤門」というだけあって、赤っぽい(爆)。さすが天下の東大が考えたネーミングだけあります。どんなラーメンかというと、ゆであげた中華麺の上に、野菜炒めの具(モヤシ、ニンジン、キャベツ、キクラゲ、シイタケ、ネギ、豚バラ)を盛って、鳥そぼろの麻婆風あんがドバっとかかってます。
食堂のおばちゃんは「そのままでも美味しいよ」と言いますが、カウンター横には、コリアン唐辛子やラー油、おろしニンニクが並べられていて、東大生や東大の先生たちは、チョー激辛に味付けしてから食べています。
わたしも赤門ラーメンに
大さじ一杯の唐辛子
とおろしニンニクをまぶして、上からピリ辛素とラー油をかけてみました。
・・・・予想通り、辛ーーーーーい(自爆)
汁がないので、麺とあんを混ぜるのにプラスティックの箸が力学的にしなります。白いシャツに赤いラー油が飛び散ってしまうという物理学的な課題も発見できます。そして、唇から食道、胃袋に辛さが広がっていくという化学的な変化までも堪能できます。
個性的な味なので、好き嫌いがあるかもしれませんが、一言でいえばハマる味! なによりも
360円
って安い。
土曜日のお昼の中央食堂は、学生や職員よりも地元民や物見うさんの人のほうが多いこともあるそうです。アメリカのハーバード大学やUCLAにもキャフェテリアがあり、おしゃれな観光スポットになっているようですが、東大って
脱力系の庶民派
ですね。
東京大学・中央食堂 東京都文京区本郷7-3-1 安田講堂の地下 (03-3812-7336)
営業案内は東大生協ウェブを参照してください。学生・職員用の食堂であることに留意する必要があります。赤門ラーメンは日曜日はないことが多いようです。
地図はこちら
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あるっく@江戸
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2007年06月01日
高知
祝!ブログ開設。トサカバーガーに挑戦しました
カルトな人気
サプライズに
小腹が減ったときに
ラブ度:★★★★

意外と美味しいトサカバーガー
始まりましたーー! 「ニッポンのGOHAN」。
「硬い、イマイチ面白くない」という47NEWSに風穴を空けるために。
「自由は土佐の山間より」という言葉がありますが、
最初は高知県から、土佐の山間で育った鶏、土佐ジローの
トサカバーガーです。
このトサカバーガー、
2ちゃんじゃないけど、
トサカ、
キタ--------("ⅴ")--------!!
って感じです。
別に腹立ててるんじゃないです。ほら、
あのニワトリのプルプル、頭の上にトサカがありますよね。
ニワトリさんの、特に雄の象徴とも言える、トサカを
食べてしまいました。しかも、バーガーで。
トサカって食べていいの、ていうか、食べられるの?
そんな、お客さんの反応、多いらしいです。
とさかバーガーをお店で出している高知市の
「お箸の国」のおかみさん、谷内みどりさんによると。
やっぱり「冷凍ものより生がおいしい」ということで、
生の鮮やかなピンク色のトサカを、少し炙ります。味付けは粗挽きコショウだけ。
で、コレを、モモ肉を粗ミンチにして作ったハンバーグの上にちょんと、置く。
モモ肉もトサカも、高知のブランド鶏、土佐ジローの由緒正しい厳選ものです。
さて、食べてみました。
味は、一瞬キクラゲのような舌触り。
柔らかめの牛タンのような歯ごたえ。
時々、トロっと粘膜系の味わいも。
全体的にプリプリっとしてるわけですが、
これがやわらかいハンバーグ部分と違う食感を出して
くれるわけです。
特にほら、トサカの三角形の山々があるでしょ。
あそこのところが、表面ツブツブになっていて、
そこを食べてると「自分は今、トサカを食べてるんだ」感が
強まり、なんだか罪悪感までわいてきます。
トサカにはヒアルロン酸がたっぷり。化粧水やサプリメント、
健康食品に配合されていることが多いそうです。
単品580円。スープ・ドリンクとのセットで780円。
「トサカ、ちょっとなー」という初心者向けに、
土佐ジローの卵の目玉焼きをトッピングした
「親子バーガー」もあり。
高知だけに、とさか。ケッコー、評判らしいですよ。
ぐうがです。
08年3月12日、日テレ系「笑ってコラえて」にて、
この「お箸の国」のトサカバーガーならびにトサカ料理が
大々的に紹介されました~~~~。
オンエアの時間帯に店に押しかけ、おかみさんと
常連客の皆さんとワイワイながら、一杯。
当然、トサカも食べましたです~~。
放送後は、店の電話とおかみさん携帯が鳴りっぱなし。
大いにもりあがりました。
トサカ、バンザイ!!
お箸の国 (高知市追手筋1-1-5 電話 088-871-7955)
営業 17:00~23:00 日曜・祝日定休
地図はこちら
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ぐうが@高知
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