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【編集後記】Vol.208

国内 2017/11/10

大雨の中行われた立教新座高との試合で指揮を執る、足立学園高の高濱陽一監督=撮影:Gyasan
大雨の中行われた立教新座高との試合で指揮を執る、足立学園高の高濱陽一監督=撮影:Gyasan

大雨の中行われた立教新座高との試合で指揮を執る、足立学園高の高濱陽一監督=撮影:Gyasan

 「高校生は、普段の生活態度がそのままプレーに出る。そういうこともあり、オフフィールドでの指導を重視している」
 東京の下町にある、足立学園高アメリカンフットボール部の高濱陽一監督兼顧問(53)は、自身の指導方針をこう語る。


 明大を卒業後、社会科の教諭として採用された高濱監督は、学生時代のスポーツ経験はない。
 「教員になったら、運動部の顧問をやってみたいと思っていた。アメフト部はけがが多く、サポートする人手が足りないので手伝ってくれと言われて引き受けた。当時はQBが何かも知らなかった」という。


 チームに関わるにつれて、競技の奥深さに魅せられていく。プレー経験がないので、本場米国から取り寄せた原書を読み漁り、指導法や戦術について学んだ。
 今秋の東京都大会。目標としていた強豪の早大学院高を7―0で初めて倒した。高濱監督にとっては、指導者としての自信を深めた勝利でもあった。


 「無断で練習を休むなどチームメートに不義理をした生徒は、どんなに選手として優秀でも試合に出さない」
 早大学院高との試合では、規則を守らなかった主力選手に代わった選手が活躍した。勝利至上主義とは、一線を画した指導法を貫いている。


 卒業生には、関学大でエースRBとして名をはせた望月麻樹選手(現オービック)がいる。
 「望月君は担任や教科の教員から聞く評判が良かった。自分が正しいと思ったことは反論してきたが、礼儀正しさも持ち合わせている理想の生徒だった」という。


 全国高校選手権の関東地区大会に進んだチームは、1回戦で延長タイブレークの末立教新座高に敗れた。


 予定より早く訪れたシーズンオフ。高濱監督の楽しみは、大学でプレーする教え子の試合を見に行くことだそうだ。(編集長・宍戸博昭)


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