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【編集後記】Vol.199

国内 2017/09/01

関大との開幕戦で、サイドラインから選手に指示を出す京大の西村大介監督=撮影:Gyaasan
関大との開幕戦で、サイドラインから選手に指示を出す京大の西村大介監督=撮影:Gyaasan

関大との開幕戦で、サイドラインから選手に指示を出す京大の西村大介監督=撮影:Gyaasan

 「原点回帰」。2012年に就任して以来、試行錯誤を重ねてきた京大の西村大介監督がたどり着いた結論である。


 8月25日。京都・西京極陸上競技場で行われた関西学生リーグの開幕戦で、京大が6年ぶりに関大から白星を挙げた。
 アメリカンフットボールの基本の一つである「当たること」。京大の場合「強く当たること」は、チームの代名詞であり強さの源泉でもある。


 「今年の京大は、ここ数年とは明らかに違う」と、敗れた関大のOBは口をそろえる。
 チームの魂である「ハードヒット」が復活した「ギャングスターズ」は、上位チームにとっては久しぶりに手ごわい存在になりそうだ。


 「自分の学生時代を振り返っても、技術で相手を上回ったことはない。当たりの強さが弱点を打ち消していた」
 1980年代後半、DBとして黄金時代を支えた植木努コーチは言う。


 息子の宏太郎さんも、父親と同じナンバー「17」をつけた2年生RBとして京大で活躍している植木コーチによれば「学生のコーチ、スタッフが本当によくやってくれている。私を含めた水野前監督時代のOBと若手OBも積極的にグラウンドに足を運び、後輩を指導している」という。


 9月22日の第3節では、西京極に王者・関学大を迎える。どんなに低迷していても、宿敵には特別な思いで立ち向かい、過去に数々の番狂わせを演じてきた。


 輝きを取り戻した伝統の「関京戦」。西村監督の采配が見ものである。(編集長・宍戸博昭)


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