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コラム

オクラホマがオハイオ州立を破る 米大学第2週

2017/09/14 【丹生恭治】

オハイオ州立大WRマクラウリン(左)へのパスをカットするオクラホマ大CBトーマス(AP=共同)
オハイオ州立大WRマクラウリン(左)へのパスをカットするオクラホマ大CBトーマス(AP=共同)

オハイオ州立大WRマクラウリン(左)へのパスをカットするオクラホマ大CBトーマス(AP=共同)

 全米大学体育協会(NCAA)フットボール部門のボウル・サブディビジョン(FBS=旧1部A)は第2週を迎え、9日を中心に米国各地で熱戦を展開した。
 また、フロリダ半島を直撃したハリケーン「イルマ」のため、FBSのゲームはランキング入りしている大学のカードを含め5試合が中止となった。


 この週の目玉はオハイオ州コロンバスのオハイオ・スタジアムで行われたランク2位のオハイオ州立大(ビッグ10)―同5位のオクラホマ大(ビッグ12)の激突だった。
 ホームのオハイオ州立大は前半、押し気味に試合を進め合計222ヤードをマークする一方、オクラホマ大を87ヤードのゲインに抑えた。しかし、互いにFGを交し合っただけで、勝負は後半に持ち越された。


 その後半は、ハイズマン賞の有力候補に挙げられているオクラホマ大の4年生QBベーカー・メイフィールドが本領を発揮した。
 TDを奪われた直後、メイフィールドはWRディミトリ・フラワーズへ36ヤードのパスを通して10―10と追いつき、さらにFGを許したものの第3Q残り2分21秒、今度はTEリー・モリスへ18ヤードのパスを決めて17―13と逆転。 第4Q11分18秒にはRBのトレイ・サーモンへ10ヤードのTDパス。続いて7分28秒、RBジョーダン、・スモールウッドの3ヤードTDランでとどめを刺した。


 31―16という予想外の差をつけ、オクラホマ大は今季のFBS内では最長の12連勝を記録した。記録開始直前の昨季の黒星は、この日の相手オハイオ州立大から喫したもので、単なる昨シーズンの雪辱以上の意味を持った白星だった。
 なお10日に発表されたランキングでは、オクラホマ大はAP通信の記者投票で2位へ、監督投票で3位へそれぞれ急上昇。逆に2位にいたオハイオ州立大は記者投票で8位、監督投票では9位へ落ちた。


 サウスカロライナ州クレムソンの記念スタジアムに、南東リーグ(SEC)の有力校オーバーン大を迎えた、大西洋岸リーグ(ACC)の強豪クレムソン大は、まだまだ本調子ではなかったようだ。
 ランクはオーバーン大が13位でクレムソン大は3位だったが、前半はオーバーン大のペース。ダニエル・カールソンの2FGを許して0―6とリードされた。


 しかし前半終了52秒、ゴール前3ヤードからQBケリー・ブライアントが自ら持ち込んで辛くも逆転。第3Qの11分56秒にも再びブライアントが27ヤードを走って勝ち星を挙げた。
 後半に7サックを記録した堅い守りが勝因だった。


 ロサンゼルスのメモリアルコロシアムではランク5位の南加大が同14位のスタンフォード大を迎えて、太平洋12大学の主導権争いを演じ、豊かな攻撃力にものを言わせて、スタンフォード大をかわした。
 主軸はQBサム・ダーノルド。ハイズマン賞を狙う力量の持ち主で、この試合も要所でその才能を見せつけた。


 立ち上がりに、ゴール前4ヤードからWRスティーブン・ミッチェルにTDパスを通して先行。RBブライス・ラブに75ヤードを独走されて追いつかれたが、残り43秒でTBロナルド・ジョーンズが1ヤードのTDランを返して14―7とした。


 第2Qはスタンフォード大のQBケラー・クライストが同点のパスを投げていったんは追いついたが、南加大はすぐさまダーノルドがWRデオンティ・バーネットに22ヤードのTDパス。FGを返されると、ダーノルドはバーネットへTDパスを通して28―17で折り返した。


 第3Qは互いに無得点の後、第4Qは前半同様、南加大の攻撃優位で推移した。花形選手を擁するシーズンの南加大は普段以上に生き生きしたプレーを見せるが、今季はダーノルドがその役割を果たせるか。


 インディアナ州サウスベンドのノートルダム・スタジアムでは、ランク15位のジョージア大(SEC)が独立校の雄ノートルダム大と死闘を繰り広げた。


 ジョージア大は第2Q半ば、新人QBジェイク・フロムが62ヤード、12プレーのドライブに成功。WRテリー・グッドウィンの片手取りの美技で10―10とした。
 ノートルダム大は2本のFGでリードを奪い返したが、ジョージア大は第3QにRBソニー・ミッチェルのランで17―16とした。


 ノートルダム大は第4Qに4本目のFGで再びリードしたが、ジョージ大はゲーム終盤、LB陣の活躍からFGの機会をつかみ、ロドリゴ・ブランケンシップが決勝FGを決めて20―19で貴重な白星を手に入れた。


 このほか、番狂わせではないがランク20位の太平洋12大学のワシントン州立大が、山岳西部連盟のボイジー州立大に食い下がられて31―31で延長戦。3延長の末に47―44で勝った。


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