第89回 天皇杯全日本サッカー選手権大会

  • チーム紹介(都道府県・大学代表)

秋田県

 第19回秋田県総合サッカー選手権大会決勝で、秋田大学に10-1と快勝し、8年連続16度目の出場を決めた。1965年創部の企業チームで、秋田県にかほ市がホーム。2006年の全国地域リーグ決勝大会で初優勝し、JFL(日本フットボールリーグ)昇格を決めた。現在JFL参戦3年目だが、経営環境悪化を理由に、今季限りの廃部が決まっている。来季以降は会社と切り離したクラブチームとして存続し、JFL参戦を続ける方向で準備が進められている。
 チームは、堅い守りをベースに失点を最小限に抑えて競り勝つサッカーを身上とする。守備ラインの要は、豊富な経験を生かし、相手のチャンスを一つ一つ確実につぶしていくDF富永。GK小野は後方からチーム全体の展開を見渡し、適切な指示を出してゲームをコントロールする。攻撃の鍵は、両サイドを使った広い展開と中央を大胆に突破する速い展開の使い分け。サイド攻撃では、精度の高いクロスが持ち味のMF池田、高いキープ力で相手ディフェンスをかわして攻め込むMF松ケ枝が起点となる。決定機には、FW横山が流れを読んだ巧みなポストプレーでゴールを決める。
 天皇杯全日本選手権では、一昨年の第87回大会で4回戦に進出したのが過去最高。「TDK」の名で挑む最後の天皇杯に向けて、佐々木寿生監督は「一戦一戦確実に勝ち上がって、クラブ化後の新チームがいいスタートを切れるような結果を残したい」と、抱負を語った。

(秋田魁新報)