第89回 天皇杯全日本サッカー選手権大会

  • チーム紹介(都道府県・大学代表)

愛知県

 愛知県選手権大会決勝で愛知学院大を2-1で下し、2年ぶり13度目(デンソー時代を含め)の本大会出場を決めた。チームの前身は1949年設立のデンソーサッカー部(電装サッカー部)。2006年に企業クラブから市民クラブへ地域密着型チームに生まれ変わり、サッカー教室などを通じて市民や企業と積極的に関わりながら着実に活動の幅を広げている。「いつかは自分もトップレベルの選手に」と夢を抱く子どもたち、チームを応援してくれるサポーターらスポーツを愛するすべての人々の想いをつなぐシンボルとして多くの場で活躍している。
 地元刈谷市出身のエース日下を中心に、スピードを生かした突破力を武器とする中山、姜に加え、体を張って貪欲にゴールを狙う車、若さあふれる大胆なプレーに期待がかかる大石ら攻撃陣が充実。また、ゴール前でのセットプレーのオプションの一つとして、斉藤のミドルシュートも大きな魅力だ。守備では、積極的な飛び出しと素早いフィードでゴールに立ちふさがるGK山本、精神的な要でもあるベテラン西原がチームを攻守にわたってリードする。高い身体能力を生かした斉藤、内薗の守備と両サイドの庄司、松元の積極的な攻撃参加にも期待がかかる。
 「ボールと人が常に動きながら相手ゴールを目指す刈谷らしいサッカー、そして選手全員のハードワークでダイナミックに相手ゴールを狙う」と話す浮氣哲郎監督の指導のもと、チャレンジャー精神で本大会に臨む。
 天皇杯では、「FC刈谷」としての初戦突破はまだない。まずは松本山雅FC(長野県代表)と対戦する1回戦突破が目標だ。

(中日新聞)