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第89回 天皇杯全日本サッカー選手権大会

  • チーム紹介(都道府県・大学代表)

千葉県

 平成21年度第14回千葉県サッカー選手権大会決勝で3-0と快勝し、2年ぶり13度目の出場を果たした。全日本大学サッカー選手権大会で1987年から1989年まで3連覇を達成。過去には小村徳男、名波浩といった日本代表選手を輩出した。
 2年前の第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会でJ2仙台を下し、波乱を呼んだことも記憶に新しい。だが昨年は、関東大学サッカーリーグで1部昇格して以来、初の最下位での2部降格を経験。ことしを巻き返しの年と位置づけている。
 現在は2部第12節を終え11勝1分1敗と首位を独走。ただ、前期リーグ終了後にFW田中順也がJリーグ特別指定選手としてJ1柏へ巣立っていった。前線で絶対的な存在感を放っていたエースを欠き、吉村雅文監督は「チームにとって痛すぎる」と正直な心境を明かす。
 その穴を埋めるのが、田中と2トップを組んでいたFW岡本達也だ。2005年から2年間J1磐田に所属した経歴を持つ。ゴール前での得点感覚に優れるストライカーは「順也(田中)の活躍はいい刺激になっている。負けたくない。ゴールにこだわりたい」と鼻息が荒い。
 チームが目指すスタイルは「横づくり」と指揮官。サイドをうまく使ってボールを早く動かすことがテーマという。「横の組み立てができれば、相手にいいディフェンダーがいても勝てる」。三浦旭人主将も「パスアンドムーブができれば、勝機はある」と自信をのぞかせる。
 初戦の東海大に勝つと、2回戦でJ1神戸とぶつかる。2年前の再現を期し、吉村監督は「千葉の代表として、一つでもたくさん勝ちたい」。再び台風の目となれるか。

(千葉日報)